「ダントツ世界一素晴しいプレゼントを、ぜひ。」ラスト・クリスマス お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
ダントツ世界一素晴しいプレゼントを、ぜひ。
クリスマス用品を売るお店に勤める主人公。
じつは長く大病を患っていて、ようやく身体は回復できたものの、やることなすこと裏目裏目。何もかも上手くいかず、恋人にも振られてしまい、失敗ばかりを繰り返します。
生活も荒れ、行きずりの男と夜を過ごす毎日。
そんな彼女の心が、ひとつの出来事をきっかけに、どのように回復を遂げるのかというのが見どころなのですが、いやなんというか、至るところにキッチリ伏線が敷かれていたのに、お恥ずかしい限りで、まったくこの結末は予想もできませんでした。
彼女には、結果として、これ以上はない最高のクリスマスプレゼントが用意されていたのです。
ワムの名曲「ラスト・クリスマス」を下敷きにしながらも、曲の力以上のものを確実に魅せてくれる、そんな心が熱くなる最高の愛のお話でした。
これから二人で映画デートを楽しむなら、絶対にイチオシできる作品だと思います。
エンドロールが終わって、最後に現れる「ラスト・クリスマス」のロゴ。
そうだったんだね。「去年の」クリスマス、って意味だったんですね。
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