「涙腺が弱い人はハンカチの準備を。」ラスト・クリスマス sumomoさんの映画レビュー(感想・評価)
涙腺が弱い人はハンカチの準備を。
ラストクリスマスがモチーフとなっている映画という
誘い文句に惹かれ、少しの期待をしながら映画館へ向かった。
主人公のケイトがトムの存在の意味に気づき動揺が隠せない様子に共感を覚えた。私もいつの間にかケイトに感情移入をしトムという男の存在の大きさを感じていた。ラストのシーンではケイトが学んだことを口にし、たくさんの人が一体となって泣き、その場を楽しんでいたカットを観てケイトの母親のような気持ちになり、涙した。
私は元々あまり洋画が得意ではなく、避けてきたがこの映画によって洋画への意識が覆された。1本の映画にこれほどまで色々な意味や人生の教訓が詰め込まれているのは邦画でも近頃は見ることができない。
今行き詰まってる人、前を向いて過ごせてない人、全ての人に観てほしい。
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