劇場公開日 2019年12月6日

  • 予告編を見る

「George Michaelファンとしての感想」ラスト・クリスマス Jinさんの映画レビュー(感想・評価)

George Michaelファンとしての感想

2019年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画の内容に関しては他の方々が書いてくださっているので割愛します。
純粋にGMファンとしての映画の感想です。
まず、いきなりHeal the Painで始まる映画、この映画の題名やテーマはLast Christmasと関係が深いですが、この製作者は完全にHeal the Pain好きですね、僕も大好きな曲なので嬉しいです。
そして、主人公のスーツケースにGeorge Michael Foreverとあり、これはますますGMファンの為の映画なのか!?と思いきや、そうでもなかったのが少し残念。
その後、当然のようにLast Christmasが掛かるがこれは割愛。
次にToo Funkyがかかりますが、これはほんの数秒なのが非常に不満。
この曲であれば他のシーンでもいくらでも使いようがあるだろうに。
FastLoveはまさにこの曲の為のシーンという感じで良い使い方。
Fantasyの使い所も中々良い。他にも、Fantasy,Everything she wants, Freedom 90'などは適曲適所という感じで良かったが、Faith,Playing for Time(アルバム版)などは、シーンにも合っていないし、他に流すところあるやろ!という感じでチグハグでした。
Wake me up~やMove onもオマケの様な使い方で、正直言ってGMの曲へのリスペクトがイマイチ足りてないんじゃないですか?という気がしてしまった。

意外や意外、未発表曲のThis is Howがとても良く、これはここしか無いという場所での選曲は素晴らしかったと思う。

それと、ちょい役エキストラでAndyが出ていたのに、劇場内で気付いていた人が少なく、全然笑いも起きなかったのが寂しかったです。
映画としては中々でしたが、選曲、特にPraying for Timeをそこで使うか!?と、ファンにとっては嬉しい反面残念感が残る映画でした。

でも、存在自体に価値がある映画ですね。
いつか自伝的映画の登場を切に望みます。

Jin