「ストーリーはいいけどキャラデザが微妙」ラーヤと龍の王国　八太郎さんの映画レビュー（感想・評価）

ストーリーは面白いです。王道の努力友情勝利って感じ。あとまあ、ディズニー特有のアジア人表現（一重で吊り目、頬骨が高くて面長なのにのっぺり平たい顔、小鼻が広いにんにく鼻)が気にならなければ見れます。ディズニーから見たアジア人は一生こうなんでしょう。
それを抜きにしても、残念だったのはシスー。
まず声。日本の吹き替えではしゃがれたおばさんの声でした。コミカルで可愛らしい龍で、セリフが軽快で若くやや幼さのある人間性のキャラクターに、どう頑張っても年齢を感じるおばさんの声が乗ってて非常に残念。なんでこの人にしたの？もっといたよね。
そして人間verのシスー。なんですかこの山姥。髪の毛が変なのは何かしら意図があるんでしょうが、アジア人キャラデザとしてはラーヤがかなり可愛くしてもらっているのにその反動からかもうこれでもか！と古き良き（？）アジア人の特徴だらけでした。
一重、小さい目、吊り目、低いにんにく鼻、でかい口から覗く大きさもまばらなガタガタ並びのデカい歯。1ミリも可愛くない。
おばさん声の無邪気な山姥…逆に怖い…。
せめて声だけでも可愛ければ、いややっぱりキャラデザもうちょっとあったろ？と疑問が残ります。
それ以外は普通の映画です。
シスーが可愛ければな〜。