「「大切なのは信じ合う心」。情操教育には最適な、冒険ファンタジー。」ラーヤと龍の王国 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)
「大切なのは信じ合う心」。情操教育には最適な、冒険ファンタジー。
【賛否両論チェック】
賛:いがみ合っていた国の人々が、お互いを信じることで危機へと立ち向かっていく姿を通して、「信じ合う心」を描いているので、情操教育にはピッタリ。
否:展開はお約束のご都合主義で、ツッコみどころも多い。小さい子が怖がりそうなシーンがあるのも難点か。
魔物の脅威に再び襲われた世界で、ヒロイン・ラーヤ達がいがみ合ってきた5つの王国を旅しながら、それぞれの国の者達と力を合わせて、魔物へと立ち向かっていく様が、痛快でカッコいいです。
そんなラーヤ達の姿を通して、「人を信じること」「信じ合う心」という、実に単純明快かつ分かりやすいテーマが描かれていくので、まさに情操教育にはうってつけの作品といえそうです。
展開がご都合主義なのはお約束ですし、小さい子が思わず怖がってしまいそうなシーンがあるのも難点ではありますが、是非家族揃って御覧になっていただきたい、そんな作品です。
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