「大人も泣ける鑑賞の価値ありな作品でした。」ラーヤと龍の王国 虹孔雀さんの映画レビュー(感想・評価)
大人も泣ける鑑賞の価値ありな作品でした。
実はこの世界にも当たり前のように世界を守り続けている存在があるということを想起させる作品でした。
希望は常に私達の世界にも存在する。
人はその価値を本当に知るまで争い続けるかもしれないが、必ず最後には憎しみを乗り越えて「信じる」ことを通して、世界を一つにすることができるという強いメッセージを感じました。
ラーヤが最後に取った行動は、現実の世界では時に無意味に帰することもあるかもしれないが、本当にこの世界を平和に導くためには、勇気と愛に賭けた者が一人でも存在することが今の世の中には必要なのだということを同時に示してくれたのかもしれないです。
とても深いメッセージが込められていますし、コロナ下の人と人の絆が断ち切られている今だからこそ、お互いを信じて、もう一度より良い世界を作るために各人が一歩を踏み出していこうと、そんな気持ちにさせてくれる作品でした。
大人でも泣けますし、カップル、親子、一人でも、友人とでも、どのシチュエーションでも楽しめる作品です。
ぜひ観に行ってください。
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