「2時間の拷問」ジャングル・クルーズ rituさんの映画レビュー(感想・評価)
2時間の拷問
今日見てきました。
ストーリー、キャラの魅力、映像美全て0点
今年のクソ映画はコナンと賭ケグルイの一騎打ちかと思っていたのですが余裕で超えましたね。
無駄なアクションシーン、ガバガバ設定、ギャグ要素も無いのにシリアスでも無い。良かったのは虎だけです虎がかわいかった。あと情けない弟はちょっと面白かった。
最悪なのは姉(リリー)。
強い女性像ってかなり海外だと人気ありますし私も嫌いではないんですけど設定ゆるくてキャラの掘り下げも甘いのでリリーの行動がとても自己中心的に見えます。途中で泳げないらしいということがわかった時もドン引きですよ
気丈に振舞ってる女性が実は雷苦手とか辛いもの食べれないみたいな設定てかわいげがあって好きです。でもアマゾンの奥地(?)を命懸けで探検するのに私泳げないの!はよくもまあ言えたなて腹が立ちました。色んな人巻き込んで経験者のフランクの意見も全無視「はやく行きましょこっちの道が良い、私は1度もアマゾン行ったことないし泳げもしないけど進むわよ当然船も操縦できない全て他人任せ、精神だけは1人前よ〜」を2時間やってるいい加減にしてくれ。
ちょくちょく入る恋愛要素もおじさんとおばさんの見つめ合いで精神にきます。枯れてる。潤いがない。人工呼吸のとこ長いしとにかく話が薄くて耐えられません。
フランク400歳で不死身なんだのところからいつ私の身に睡魔が襲ってくれるのか、ポップコーンをどれだけ音を立てずゆっくり食べれるのかだけを考えてました。
つまり、くそつまらない。
でもストーリーには最初から期待していませんでしたからいいです。
楽しみにしていたのは映像、自然の美しさを大スクリーンでたっぷり見せてくれるのかと思いきや…10年前くらいに作られたのかと思うほど安っぽい。
アマプラで探したら同じような映画ありそうですね。
虫と虎だけはリアルでした。自然が死んでます。迫力も皆無。
とにかく川、尺稼ぎの原住民、枯れ木で誤魔化す戦法。
ディズニーなのに低予算すぎないか?がっかりです。
こんなものにお金かけるくらいならディズニープラス1ヶ月入ってライオンキング見ればよかった。コンビニでジュースとポップコーン買ってお釣りが来ますはあ返して私のお金、今年最大の後悔ですね。
席はコロナで1個空きではありますが満員。
でもまわりの眠そうな雰囲気は伝わってきてました。ハズレの映画引いたときって大体空気で分かりますよね。うん。
じじばばの見つめ合いが好きな方、ディズニーが好きでどんなクソ映画でも貢献したい方にはおすすめです。
若い層にはおすすめできません。最近は映画でなくても高画質でリアルなCGに慣れてますから退屈で仕方ないと思います。音もとんでもなくうるさいので2時間仮眠取りたい方もやめておいた方がいいです。
これ見るくらいならストーリー-100点映像美180点で合計80点の満足感が得られる竜そばのがマシ。