「勿論素晴らしい映画ではあったのですが、、」ソウルフル・ワールド JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
勿論素晴らしい映画ではあったのですが、、
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何しろ“一瞬一瞬を大切に生きよう”は
描かれすぎているテーマというか、
でもそれが人生の真理だということは
わかっているんですけど、、
それがラストで終わっていたのが少し物足りなかったり。
その先の何かまで描いて欲しかったのが正直なところ。
こういうテーマって実は様々なところで
描かれていて、真っ先に思い出したのは
藤子不二雄先生のタイトルは忘れてしまったが、
発明家と大学生の魂が入れ替わる話。
結局、人間として生きているだけで、
この地球上に存在するだけで素晴らしいことで
この素晴らしい星に生まれ、五感で感じていることが
贅沢なことで、、って
常に思えるわけないですよ、
今回たまたま美容師がいい人だった訳で、
母親がすぐに折れてくれた訳で、
って考えるのは拗らせすぎですかね、、、
あのソウルナンバー22番だって、
生きたいと思うのはいいけどさ、
辛いのはこれからなんだぜって、
思う訳ですよ。
とはいえ、あのソウルの世界の描きかたは
素晴らしいの一言に尽きるし、
あそこにいた二次元のキャラクターの
どことなく恐ろしい感じとかよく表現したなと
思ったし。
偉人が出てくるのも面白いし、
何より、子供向けのアニメーションであるピクサーが
ポテチを強く否定していたのが印象的だった。
これは素晴らしいよ、
本当に子供を対象としたアニメでこういうことが
行われるってさ本当に理想的なことだし、
会社が本気で変わろうとしてるんだなって思う、
革新だよこりゃ。
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