「太っちょおじさん西郷!」テッド・バンディ asaさんの映画レビュー(感想・評価)
太っちょおじさん西郷!
映画本編としてはそこまでグロいものではありません
むしろWikipediaを読んで戦慄する人が多いのではないでしょうか
映画との中身としてはドラマティックな感じなので、演出表現としてはややパンチの足りないと思うところもありました。しかしWikipediaで事件をイメージし、「こいつやべえやつやん!!」と見始めると面白くなってきたように思います。
多くの人を惹きつけたのは事件性だけでなく、特徴的な名前、容姿、そしてカルト的なカリスマ性にあったのだろうと思います。それが演技としてよくできていたのではないでしょうか。
あとリズ可愛かった。
個人的にリズが太っちょ陰キャおじさんと一緒にサンドイッチを食べながら、「ふふっ!ぼくは冬休みは予定もないし、友達もいないから寝ながら過ごすよ!!」という場面。愛らしく、可愛らしくて、少しさびしくて心打たれました。
間違いなくこのシーンが映画全体をとても緩急にあるものにし、イケメンではない非モテ男子も分け隔てなく映画の中に引き込んでくれたのではないでしょうか。
あと最後も衝撃的でかつスッキリでよかった
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