「恋人の視点で描いているのに、彼女の描き方が薄い」テッド・バンディ みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
恋人の視点で描いているのに、彼女の描き方が薄い
テッド・バンディの逮捕から死刑になるまでを、恋人の視点から描く。
っていうより、その恋人の「苦悩」を描く、という方が近いかな。
でも、その苦悩が、上手く描かれているか、というと疑問。
上映時間の多くは、テッドを描くことに割かれているし、さらにテッドはキャラが掴みにくい人物だ。
(当然だろう。女性を虜にする才能を持った、連続殺人犯なんだから。)
であれば、テッドを描くのは最低限にして、恋人の苦悩を描く方が、
より面白い映画になったと思う。
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