劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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何度見てもキャラクターの背景に泣ける!
もうすぐ地元で公開終了になるということで、2回目観てきました。
何度見ても煉獄さんの生き様に惚れ、アニメでも思いましたが敵味方問わず今までの生き方というか背景をきちんと描いてるところに共感して泣ける作品だと思います。
−0.5はおそらくアニメ、漫画を履修していない方には分かりづらい内容だと思ったからです。単体で分かるようにはできておらず、アニメ、漫画を知ってる前提で話が進んでいくので、映画前に履修することをおすすめします。
煉獄杏寿郎という男
劇場で3回、ディスクで2回鑑賞しました。
アニメは全話視聴、マンガは未読です。
TVアニメの最終話で導入され劇場版で盛り上がりがピークに達するというTVアニメの続編としては完璧な作品だと思います。
しかし単品の映画として観ると色々と雑な部分も散見されます。歴史を変えた大ヒットによって無視できなくなった映画ファンが観賞後にガッカリする気持ちもわかります。
そもそもが映画ファン向けに制作された作品なのかどうかはわかりませんが、アニメ、マンガ的な記号やサービスによって省略された人間関係や状況説明、無駄に冗長なセリフや説明しすぎるセリフなど普段アニメを視聴しない自分にも違和感を感じる部分はいくつかあります。
ただ、マンガは未読でTVアニメ版のみ視聴した自分を含め、煉獄杏寿郎という人物とほぼ初対面の鑑賞者、及び炭治郎を含めた登場人物が短時間で煉獄杏寿郎という人物に心を奪われ感服し尊敬し、鬼殺隊の柱としての在り方に感銘を受けたというのは最後に涙するに足る理由であると思います。
煉獄母が問いかける「才ある者の責務」
炭治郎が独白する「現在の自分の立ち位置」
何度観てもこれらのセリフと母の言葉を守り実行する煉獄杏寿郎の姿勢に涙を堪えきれません。
「才ある者、上に立つ者の在り方と上を目指す者の姿勢」を戦いの中で体現する煉獄杏寿郎の背中。その覚悟を目の当たりにした竈門炭治郎が感じた自分の弱さへの独白、「悔しいなあ…」からの一連のセリフは特に共感できましたし、沁みました。
自分の偉大なヒーローが圧倒的な現実に対してどうあるべきかを背中で教えてくれる。個人的にはイーストウッドのグラン・トリノの観賞後に近いものを感じました。
鬼滅の刃という作品はストレートな感情表現と、それを余すことなく、細かな心の機微を深くわかりやすく、より豊かに表現する声優さんの熱演あってこそだと思います。
序盤から中盤にかけて初見の方には半ば投げっぱなしで済ませるシーンが散見されるため、その辺りをコンパクトかつ丁寧に編集した単品映画としても成り立つような新バージョンの制作、映画ファンをも唸らせるような編集版を是非ともお願いしたいところです。
個人的には90分-100分ほどにコンパクトにしてもらえると再鑑賞しやすいです笑
TVアニメは視聴したが特にファンでもなく周りの人間が何人も感動しまくっていたため興味本意で覗いた結果、劇場に3回も足を運び、ディスクまで購入する始末笑なので映画云々はどうでもよいところではありますが笑
単品映画としては荒削りではあるけどもそれだけ魅力のある作品だと思います。
ようやく見ました
これはテレビアニメの続編なので…
本来であれば、ほぼ鬼滅ファンだけが劇場へ足を運ぶのであろうはずが、なんというか物語の世界観もよく知らないその他大勢が観に来ちゃってごった返した上に勢いに押されて感動してしまった感が否めない作品というところだろうか。
観客は感情移入する際に、登場人物たちの台詞や生き様を身近な人や自分に重ねてみたりすることが多いが、主人公をはじめ全体的にどことなく憎めないキャラが多かったように思えたのも魅力のひとつか。
人と鬼が仲良くなるなど想像しづらいが、生まれ持った能力の強さは弱きを助けるためにあるとして、またそれが当たり前のような世の中であれば誰もが手を取り合えるような世界になるであろうが、実際は真逆で辛く厳しい現実でしかない。
命は儚い、ならばどう生きるかと根本を訴えかけられたような印象の作品だった。
共感できない。
良かった!
わかってねえ人の感想
なにも知りません。
鬼滅についていっさい白紙です。
はじめて見ました。
(無知ゆえ見当外れの可能性があります。)
すぐに部分的な話だと解ります。
たとえばスターウォーズのどの映画を見ても、尺のなかで起承転結するので、部分的であることが気になりません。
この映画は、知っているならば、わかりきった世界観──なのかもしれませんが、知らないと、半分過ぎて見始めた映画のような印象でした。
とはいえそんなにおぼこ(ものを知らない人)ぶるつもりはないので、想像でまかなえるところは、まかないました。
キャラクタイズは陳套で、市松は真面目で主格であり、橙は泣き虫でヘタれであり、猪はそのまま猪突猛進でした。煉獄さんはテンプレートみたいな「豪快」キャラです。「うまい」って何回も言います。
列車に乗ってどこかへ行こうとしていますが、途上で総てが起こり、終わります。気配として大正くらいの時代性で、剣劇と呪術があり、キメセリフと、くどくどしい愁嘆場が重なります。ふつうの中二アニメでした。
下げるつもりはなく、ターゲットの異なる人が見た──ということです。わたしはこの映画を宮崎駿や新海誠や細田守・・・といったアニメ作家の新作を見るのと同じスタンスで見ました。その見方がぜんぜん違う気がしただけです。
ただし興行成績を塗り替えたという話を聞いていたため、違うモノを見ているような気になりました。これが話題沸騰の鬼滅ってことでいいのかな。自信がありません。なにか重大な勘違いをしていたらすいません。
強そうな敵を、やたら強そうに見せ、こりゃもう負けるわな──と思わせておいて、じつは逆転劇or凄い必殺技がある、──という「いたちごっこ演出」で盛り上がります。
アニメ/マンガに詳しくありませんが、その都度、もう絶対ムリってな感じの強大な敵があらわれ、その都度いったん負けそうになってから辛勝する。・・・その負けそうになるときに、矢吹丈が力石徹との一戦を思い出して、奮起するような劇的な演出が為される──。常套手段だと思います。ちなみに「いたちごっこ演出」などというコトバはありません。わたしが今考えました。いずれにせよ、どう考えたってケンシロウは勝つわけです。──というロートル(旧世代)が見てしまった──わけです。
ただ煉獄さんは負けます。それが新鮮──てことでいいのかな?
よくわかりません。が、若年層向けアニメだと感じました。が、自信はありません。おそらくこれを一個見てどうこう言うのは間違い。そんな感じがしますが、映画ならば一個見てどうこう言っても、問題ないと思います。いちばん感じたのは、前述したとおり、部分的であること。この部分に過ぎない話をコンシューマー向け劇場版としていることに「バカ売れゆえの強気」を感じました。
個人的には拍子抜けでしたが、コスプレやグッズや二次配布を考慮しており、ヒット商品を生み出す才略には感心しました。なんにせよ日本のアニメ商材が外貨を巻き上げるのは痛快です。
ドイツの映画館で鑑賞。佳作ではあるが日本映画史に残るほどの傑作ではない。
ドイツにて劇場公開が始まったため、オリジナル日本語音声+ドイツ語字幕で鑑賞。21時からの開演で、100人程度のホールに20人程度の客入り。エンドロールでLiSAの炎が流れるが、歌詞が丁寧にドイツ語訳されていたので嬉しくなった。
原作漫画は最終巻まで読了。最後の煉獄さんの戦いと、それに続く炭治郎の悔しさを吐露する場面では涙が出るほど感動した。
【良かった点】
・すぐれた映像美。特に、最終決戦で繰り広げられる炎の呼吸と術式展開の戦いは圧倒的。列車全体を覆う触手のような敵は、少し安っぽいCG描写で残念だったが、その他のアニメ描写は総じてとても高いクオリティ。
・声優陣の演技はすばらしい。特に猗窩座役の石田彰さんは流石の演技力。また、主人公役の花江夏樹さんは飼い猫が亡くなってしまったのかと思うくらい泣く演技が上手い。ただストーリー展開のテンポが悪いので、全体的に少しくどい印象もある。
【悪かった点】
・ストーリー展開のテンポがとにかく悪い。特に前半~中盤の厭夢戦は、過剰な説明口調と緩慢なカメラワークによって、戦いの進展が非常に遅く感じる。原作に忠実すぎる再現も時として問題になるのだなと実感。
・盛り上がる場面が多すぎる。最後の煉獄さんvs猗窩座が最も緊迫感あるシーンだと思うが、その前にも大げさな音楽でそこそこに盛り上げられた山場をたくさん作っているので、徐々に緊張感が高まっていく雰囲気がなく、途中で疲れてくる。
・音楽が大げさでうるさすぎる。とってつけたような合唱曲をBGMとして流すのは安っぽい印象を受けるので極力控えるべきだと思う。とはいえLiSAの炎はシンプルだがとてもいい曲。
・セリフ回しに同じ言葉の繰り返しが多く、芸がない。特に「200人の乗客」と「精神の核」はあまりにも繰り返し発話されるので、何度も聞いていると強い違和感を覚える。
・説明セリフが多すぎる。状況や個人の感情に関する説明が過剰なため、話が小気味よく展開してくれない。原作漫画はこれにナレーションが加わるので、それを削除したことは英断だと思うが、説明口調も思い切ってばっさり削除しても良かったのでは。
・登場人物の独白(モノローグ)が多すぎる。説明セリフと並んで展開のテンポを悪くする主因。
・ギャグ場面が不自然。時折差し込まれるギャグは、漫画を読んでいる際には問題ないと感じたが、映画の中に突然挿入されると不自然極まりない。うすら寒い笑いを入れるくらいなら思い切って削除すべきだった。
結論として、すぐれた映像美と声優の演技を楽しめる佳作だが、千と千尋の神隠しを超えるほどの傑作とは到底思えなかった。もともと漫画の一章を切り取って映画化すること自体が困難なので、仕方がないことなのかもしれない。原作ファンに配慮して漫画の展開を忠実に再現しようとするあまり、映画としての制約を考慮できていない印象を受けた。一本の映画というより、3~4話分のアニメを見た感覚。
また、すでに原作を読んで話の展開を把握していたので、最後の煉獄さんの悲劇的結末と炭次郎の悲しみに原作ほど強く心を揺さぶられることはなかった。原作を読んでいない人からすると、このような結末は予想外の展開で、驚きと相まってより感動できるのかもしれない。
普通でした
アニメ化して良くなった作品
もともとは、観にいくつもりは無かったんですけどね…
先日のテレビ放送を機に、娘たちがどハマりしてますし、
世間的にも非常に評価が高いし、「話の種に」と思って、
観に行った感じ。
感想はアニメと同じ。
しっかりと原作を踏襲しつつも、原作よりもリズムが良く、
動きと迫力もアニメの方が上なので、十分に楽しめました。
ストーリーとしてはシンプルなパートですし、
個人的にはアクションにワクワクする感じはないのだけど、
キャラクターの生き様、心意気に涙する映画でしたね。
残念なのは「ストーリーを知っている」こと。
これ、原作を知らずに観たら、もっとワクワクも感動も大きいだろうと思います。
娘たちは、明日、観にいくんですよ。
2人とも原作を読んでないんです。
きっと、私の3倍くらい楽しめるんじゃないかな。
泣けそうで泣けなかった(;^_^A
原作読んでなくて、アニメ1期(竈門炭治郎立志編)しか知りません。
友人から泣けると‥聞いていたのですが、
ごめんなさい泣けませんでした(;・∀・)アルェー?
■そもそも好きな絵じゃない
線が太くて、目がでかくて、鼻の形とか髪のカクカク感とか嫌いww
正直あまり好みではない絵なのですが
それよりも内容が良い!セリフが良い!アニメーションが綺麗!
そこに魅了されております。
■アニメの続きは映画で!!
まさかまさかの展開でびっくりしました。煉獄さ~~ん(´;ω;`)ウゥゥ
映画を見ていない人に2期(遊郭編)をどう繋げていくのか気になります。
■「うまい!」「うまい!」「うまい!」
こういうキャラの人って憎めないというか・・誰もが好きなキャラだよね♡
熱い男はカッコイイ♡
でも目が怖いのよね。瞳孔が見開いてて焦点が合っていないw
どこ見てるの?ねぇ、どこ見てるの?
■上弦の鬼も煉獄さんも、あまり強そうに見えなかった。
個人的には回復が早いだけの鬼にしか見えなかった。。
煉獄さんも柱なのに、あまり強そうに見えなかった。
なんというか型を出しまくってるだけで単調で・・もっと頭使ってほしいな。
戦闘シーンはカメラワークも演出とか迫力あったんだけど
戦闘のスピード感とかドラゴンボール見てきた世代としては、
あまり早いようには見えん・・w
アニメ1期で炭治郎が、いい戦いをしてきているので余計にそう見えたのかも。
■最後の炭治郎の言葉に一瞬ウルッとくるものの・・・
『いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇のなかで戦っているんだ !』
『煉獄さんの方がずっと凄いんだ!強いんだー!』・・って
なんかウルッってきそうになりましたが・・15歳にしてはガキっぽいセリフw
だって鬼vs人間って分かって戦ってるんでしょ。
今更なに言ってんのよ。ただの負け惜しみにしか聞こえんかった。
でもまぁ・・これがまた無念さや悔しさを引き立たせて
良い演出だったんでしょうけどね。
■エンドロールで『炎(ほむら)』が流れる
ぁぁ・・・これは分かってらっしゃる。よくできたアニメですね。
もう泣かせにいってますよ。うんうん。余韻が素晴らしい。
この映画の為につくられた曲であるという事で納得ですね。
■でも泣けなかったのは
きっと煉獄さんと炭治郎たちの関係性が浅いから。
もっと思い出とかバックストーリーがあれば感情移入して泣けてたはず。
次の2期が楽しみであります。
ダメでした 原作直前まで読んだけどね。
ストーリーは40分ほどで終わってしまっている。それも内容がなくて全然面白くない。その後、戦いが始まるのだが敵を倒したところでまだ1時間ぐらいしか経っておらず、映画としてもたかったのか後からもう一人敵が出てきたのは驚いた。その敵を倒すのにしゃくを使ったが全然感動するところがないので仕方なく無理やり感動するようなネタを仕込んだ・・・という感じでした。
この映画がヒットしたのはその無理やり突っ込んだネタのところのキャラクターの人気ですね。
思い出したこともあるのでひとつ書いてみよう。
この話は少し
デビルマン 25話 学園大襲撃
に似ている。
・・・学園そのものが妖獣によって次元ポケットに閉じ込められてしまう。中の生徒たちは外に出ることができないし外にいるものは中に入ることができない。デビルマンは外にいる。恋人は中にいる。それどうやってこの事態を打開するのか・・・中にいる生徒たちが壁の外を見ると人によって見える世界が違う・・・というところが、 この映画に似てるように思った。いやピンポイントのアイデアなんかいくら似ていてもいいんだからそのことについて文句を言うつもりはない。デビルマンではどうやってこの状況を打開するかというところにちょっとしたワンポイントのアイデアがあってそのアイデアがちょっとだけきらっと光ってるからこそ話全体が面白くなっている。 しかしこの映画はどうだろう?主人公が事態を打開するための方法ってのが小学生でも思いつきそうな気がする。 そこんところに一つ工夫があったのなら物語の面白さ全体がガラッと変わってきたんじゃないかと思う。しかしそういう工夫のないところがこの作品の持ち味かもしれない。全体的に朴訥すぎるアイディアの積み重ねがこの作品のカラーであっていいとこかもしれない。でも、もし私だったらどういうアイデアで脱出するかここに書いちゃってみよう。主人公はせっかく呼吸法をやってるんだからそれを利用する。 自分が奇妙なところにいると気が付いた主人公は、今の呼吸と別のところにいる自分との呼吸がシンクロしていないんじゃないかと疑問に思う。そして全集中して呼吸をシンクロさせるのだ。 もちろんそこには邪魔が入ってそう簡単に上手くいかない。しかしそこはやはり主人公であって全集中の必殺技であるのでついに二つの呼吸を完璧にシンクロさせる。そして現実世界の自分の呼吸をこっちの世界からコントロールできるようになっていく。それによって自分の意識が妙な世界から現実の世界に戻る・・・ なんてのはどうだろう?なに、つまんない?でもね
・・・シナリオライターはどうせ暇なんだから原作のままやろうとせずに気の利いたアイデアの一つも入れてみやがれ。
さらに言ってやりたくなったら。この物語の面白さのほとんどは煉獄さんというキャラクターの面白さだと思う。あの元気で明るくて能天気でハキハキしすぎていてどこ見てるのか分からないキャラクター。この非常に面白いキャラクターが子供の頃は普通のキャラクターの少年だったてんのはどうにも違和感がある。あの少年がどうしてこのキャラクターになったのかということは絶対に書かなければいけない部分だと思うのだよ。作者もシナリオライターも難しいところから逃げてばっかりで書きやすいバトルばっかりやっている。作者は一週間に一本ずつ開けていかなきゃいけないだろうがシナリオライターは時間あるだろう?もっと頑張ってくれや。
さすがっ
次回作が待ち遠しい!
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