「ほんとに国民的アニメ…?」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 myuさんの映画レビュー(感想・評価)
ほんとに国民的アニメ…?
ここまで国民的アニメになっているので、自分も一応観ておかねば…と思ってアニメを観たが、無駄にグロい描写と全く感情移入できないのが辛くて13話でギブアップした。
そして今回は地上波で映画をやるということで、「もしかしたら映画はいいのかもしれない」と思い視聴したが、、、やっぱりダメだ。
涙無しでは見れない、と言っていた友達の気持ちが分からない。
煉獄さん、確かにいい人だなとは思うけど、主人公達との関係性薄すぎて。
強いな、凄いな、とは思えど涙は全く出ませんでした。
映画始まってから煉獄さんと仲良くなる描写も無いし、気づけば闘ってばかり。
家族とのシーン挟めば泣けるって思ってるのか?
これじゃ感情移入する訳がない。
むしろ何故泣けるんだ。
ちょいちょい入れてくるギャグシーンも苦手。
アニメの時から思っていたが、ギャグを入れるタイミングのセンスが悪い気がする。
コミカル要素を無理矢理入れてる感がすごい。
煉獄さんが死んだ直後にコミカル描写いる?
ちゃんと悲しみに浸らせて欲しかった。
まあどっちにしろそんなに悲しくなれなかったけど…
あとアニメの時から思ってたが、全体的に説明くさい。
闘ってる時の炭治郎、プロの実況者か?
情熱的な性格のわりに客観的すぎるし、自分が死にそうな時に人のこと考える余裕なんて絶対無いだろうし、リアリティが欠けすぎてる。
物語に入り込もうとしてるのに、炭治郎のセリフでスっと冷める。
夢見せる鬼も思ったより簡単に負けちゃうし。
あの無駄に長い捨て台詞、いる?
「もしかして、本当はこの鬼も元々は優しい人間だったりしたのかな?」って泣かせに来るのを期待してたけど、裏切られた。なんもなかった。
肝心の煉獄さんも、終盤で急に現れた新キャラの鬼に殺されちゃうなんて 意味わからない。
しかも鬼逃がすんかい。
全てが中途半端。
鬼滅ファンの皆さんには申し訳ないが、鬼滅の面白さはやっぱり分からないな、と再認識した映画だった。
LiSAさんの主題歌「炎」は良かった。
あの曲で映画が救われていたのでは?