「熱さが伝わってきた」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 さっちさんの映画レビュー(感想・評価)
熱さが伝わってきた
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全巻読んで展開を知ってから見た映画。
結末を知ってるのに、こんなにも悲しい思いをするとは…
映像がとにかく綺麗で映像から伝わる熱量が画面越しに伝わってきました。
それぞれの人間性も良く表現されていた。
とくに煉獄さん。
あー、これで終わり、ハッピーエンドかと思いきや猗窩座の登場で急に重くなる出演。
後半30分のシーンは、下弦の一の戦闘が霞むほどに圧巻で泣くこともできずにただ応援するのみ。
祈るのみ。
鬼殺隊がどれほどの思いを繋いで今まで鬼を討伐してきたか、鬼に人が殺されるという命の重み、そして尊さ。
とてもよく表現できていて見ていて辛かった。
私的には
「心を燃やせ」より「時間は止まってくれない、共に寄り添ってくれない」や「若い芽はつませない、柱なら皆そうする、前を向け」がとても響いた。
これが今後、炭治郎にとっての成長に繋がり、煉獄さんの形見と共に鬼舞辻と対決する展開となります。
猗窩座の生い立ちもしっかり描かれています。
この人の死を無駄にはしない、繋いでいくという今後の展開も未読の方々におすすめしたいな、と思います。
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