「色々言いたいけど、結局最後、涙した。」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 MOJAさんの映画レビュー(感想・評価)
色々言いたいけど、結局最後、涙した。
原作をまだ半分しか見てない私が、この映画を観た感想です。
【好きな所】
◎劇場版4DXで観ました。煉獄さんの剣には突風が吹き、炭治郎の水の呼吸で実際に顔に水飛沫がかかったり、これはもう単純に、臨場感凄くて楽しかった。
◎炭治郎、煉獄さんの真っ直ぐな情熱と言葉には、ボーッと観てた私でも熱く心動かされるものがあった。
そしてあまり知らなかった煉獄さんをあっという間に好きになり、最後の展開には少し泣けた。
【好きじゃない所】
✖️夢から醒める時に何度も行われる自決が大嫌い。子供には何度も観てほしくない。あと相変わらず残忍なシーン多い。
✖️夢を武器にする鬼の悲しきバックボーンは何処に?これが鬼滅の良さ?だったような気もするが、映画のこいつはただただ悪い奴?
✖️上弦の鬼、唐突な登場。
なんか時間伸ばしか、煉獄さんの見せ場作り?の如く唐突で、??となってしまった。
と書きましたが、結局最後には泣かされてますので、トータルでは面白い映画だった、という事だった思います。
まぁ残忍なシーンはもう少しどうにか表現を変えて欲しいですね。好きでは無いです。
また漫画を最後まで読んだら感想も違うかも知れません。しかし大きな映画館、もしくは4DXは楽しかったので、おススメします!
コメントありがとうございます。原作全て読みました。色んな鬼がいるのですね。また自決のシーンも原作ではそこまで繰り返し無かった印象でした。しかしあのような方法で夢から覚めるというのを、もし今の子供達が「今の現状は悪い夢のようだ。夢から醒めたい!」と思い詰め、同じような行動に出る可能性の種を作ってしまう事が、あまり好感が持てなかった理由だと思います。
しかし原作も最後まで「心を熱く、生きるんだ。」という強いメッセージがあり、作品として素晴らしかったです。
全ての鬼が悲しいバックボーンは持ってません。原作を読み進めていけば分かりますが、中にはあくどい卑劣な人間時代だった鬼もいます。
作中で魘夢のバックボーンは描かれてませんが、特典によると魘夢は人の不幸が大好きな人間だったそうです。
自決のシーンは炭治郎の普通じゃない胆力を表すシーンなので、ああいった手法になってるのでしょうね。
というか原作ではあそこまで何度もしつこく描写されてないので、アニメはやっぱり深夜放送だったし映画はRG12なんですね。