「大人から子どもまで楽しめる!?」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 yk7さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0大人から子どもまで楽しめる!?

2020年12月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

これは私の主観ですが、、、

私は原作未読、アニメのみ視聴しています。
ただし、子どもがたくさんいる職場で働いていますので、映画の結末どころか最終巻までネタバレのオンパレードしちゃう子どもたち、内容は分かっての視聴でした。

感想は文句なく面白かったです!!!
▪作画が綺麗!!
▪2時間という絶妙な時間構成。
▪大好きな善逸の見せ場がちゃんとある。
▪石田彰登場に興奮!江口拓也の無駄遣いに大興奮!!

さすが日本現代ブーム頂点の鬼滅ですね。
興業収入が爆上がりなのも分かります。

しかし
▪私の中でアニメ映画第1位は変わらず「たまこラブストーリー」
▪「劇場番ソードアートオンライン」「Onepiece stamede」の時のような鳥肌はなかった
▪「ヴァイオレットエヴァーガーデン」「たまゆら卒業」ほど泣けない
▪「君の名は」みたいにくり返し見に行こうとは思えない

というのが正直な感想です。
「天気の子」より上ですが「冴え彼女」「ガンツO」「君の膵臓」と同等って感じです。

コロナで、ディズニーやユニバに行けず、各地イルミネーションも見に行けない、子どもは行けば喜ぶし、見せても安心の優しいと思える主人公のストーリー、それでもって経済復興のためここぞとばかりに宣伝された今日、この映画の日本興業収入の数値は、そんな現在の日本の状況がうんだ産物なのだと私は思います。

そして、これだけは言いたい。
これは幼児が見に行くような映画ではない。
いや、見せてもいいが▪▪▪子どもが喜ぶからという理由だけで4~8歳の子どもを連れていくのは、虐待と変わらないことを理解してほしい。

上記の年齢の子どもは、まだ空想と現実の境ややっていいことと悪いことの分別を自分一人ではつけることが出来ない、必ず保護者が寄り添いサポートしなければならない。

悪い敵だろうが、首を絞めたり、切ったりする映画を平然と子どもに見せようとする日本社会に私は▪▪▪不安を隠せない。

yk7