「とてもよかった」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
とてもよかった
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テレビ版を途中まで見て見に行こうとしたら、平日なのにすごく混んでいて出直すことにして、その間にテレビ版を最後まで見た。すると、映画が全くテレビの続きだった。映画と言うよりテレビをでかい画面で見ているようだった。もしかすると、本来テレビの第2シーズンを作っていたのだけど、あまりに反響がすごいため、作った分だけ映画にしたのではないかと思うほどだ。
当初は見に行くつもりは全然なくて、76才の母がテレビでダイジェストを見て、あまりに話題になっていたから見たいと言い出してそれで一緒に行った。劇場内ではうちの母が最高齢だと思っていたら、母の前の席が杖をついたお婆さんで、メガヒットぶりがうかがえた。
炭治郎の妹思い、家族思いなところは涙が出る。心の中が澄み切った世界で、非常に納得。うちの子もあんなふうに育って欲しい。
蒸気機関車が出るなどスケールがでかくて迫力はあるもののスリルはテレビの方がある。それにしても、鬼が蒸気機関車になって朝が来たらどうするつもりだったのか、機関車は機関庫に隠れても客車は無理だ。そんなことが気になり、命がけで戦うより朝を待った方がいいのにと思う。
煉獄さんはしゃべり方が感情がまったくうかがえず、サイコパスみたいで怖いのだけど、暖かい人物で亡くなってしまい悲しい。
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