「大半がやすとみ歩さんの選挙ムービー」れいわ一揆 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
大半がやすとみ歩さんの選挙ムービー
この映画を観ようと思った動機は
某経済学者が「れいわ新選組支持者は境界知能」という発言をネットでしていたので
れいわ新選組のことを知ろうと思ってので本作を視聴した
ちなみのこの映画を観てもれいわ新選組支持者が境界知能かどうかはよくわからなかった
ただ、時間が4時間で長すぎる
プライムビデオで途中休憩しながらじゃないと
最後まで観れなかった
あと、最初に「エンドロール後にも映像がある」とあるが
別に内容としては大したことない
2019年ごろの選挙を振り返っていて
山本太郎が「れいわ新選組」を旗揚げしたときの選挙ドキュメンタリー映画になっているが
大半はやすとみ歩さんの選挙ムービーとなっている
それ以外にれいわから選挙に立候補した人たちは
重度障がい者、公明党に不満を持つ創価学会信者、元セブンイレブンオーナー、環境NGO、シングルマザーなど
政治家としては異質の人材がそろっていた
この映画を観て山本太郎は
当時は自身の知名度を生かして選挙を戦う考えだったらしく
それなりに選挙の戦略を考えている部分があると感じた
だから、演説も多少は演出も含んでいるように思えた。
この映画はやすとみ歩さんの選挙活動が大半で
馬を連れて行ったり、音楽を奏でたり
選挙活動をしては異質で「選挙は祭りだ」というようにとらえているように思った
投票権がない子どもに話しかけている部分が多く
あまり選挙の結果を気にしていない感じがした
馬を連れて行くので
馬を見て、子供が喜んだり
逆に施設の職員などに注意されたりしていた
さらに北海道から沖縄まで広い範囲で選挙活動をしていた
沖縄では墓標を少年4人が破壊した事件があったのを思い出した
やすとみさんの主張は
「子供を守る」「記号化された世界に裂け目をつくる」という部分に終始していた
日本の政治は「立場を守るためにある」という主張だが
昔はそうだったかもしれないが、現在ではそれすら機能しているのかは疑問だった
あと、「女装」ではなく「女性装」というもこだわりがあるらしい
最後に選挙結果が出て終わるが
2019年は落選した人みんながつぎの選挙にも立候補する意欲を見せていた
しかし、現実は落選した人の大半が
なんらかの理由でれいわ新選組と距離をとっているのはどうなのだろうか
余談だがはすいけ透さんは
拉致問題に関しては「もう部外者」という認識なので
必要以上に拉致問題に言及しないのは
ちょっともったいないと感じた