劇場公開日 2021年12月3日

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悪なき殺人のレビュー・感想・評価

全112件中、21~40件目を表示

4.5最後の決闘裁判で自分が見たかったのこれ

2022年1月10日
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2022年劇場鑑賞9本目。
ある女性の行方不明事件を色んな人物の視点から描くことでふとした会話が全く別の意味を持っていた事に気づく、「最後の決闘裁判」で3人も使って同じ事実をひたすらしつこく描いたのと違い、驚きの連続でした。ラスト10分くらいは蛇足というか、一つはもうちょっと狂気の展開でもよかったのと、もう一つは流石にそのつながりはやりすぎじゃないのと思ったのでちょっとだけ☆減。

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ガゾーサ

3.5煩悩数珠繋ぎ。

2022年1月9日
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鑑賞方法:映画館

2022記念すべき1本目。ハズレじゃなくてよかった。このタイプの映画も自分歴史的に「ナイトオンザプラネット」以降色々見たけど、この映画はよく出来てたと思う。

詰まる所関わり方の深さと、距離や関係の対比が意外性を産むのね。単純に通りすがりの人で繋げていくより業が深くて面白かった。
あんまり書けない、見て楽しんで欲しい。

人間は偶然には勝てない。
そう!脚本家が偶然に頼りすぎると良くないね。

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masayasama

4.0パズルのような仕掛けに脱帽

2022年1月9日
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鑑賞方法:映画館

ある女性の殺人事件から始まる運命の連鎖に観ているこちらまで翻弄された。途中で全く違う物語が始まっているものだと錯覚する程に精度の高さに脱帽する。考え抜かれた仕掛けはまるでパズルのようで珍しく貴重な作品。
2022-6

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隣組

4.0もう一度観て伏線をしっかり回収したくなるね

2022年1月5日
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これまた見事なミステリーでした!

ある出来事を複数の人物の視点から描くことによって少しずつ全貌が見えてくる、いわゆる“羅生門スタイル”(最近多いですね)ですが、フランスの寒村とアフリカのコートジボワールまで繋がっていて実に巧妙。
そこにはネット詐欺等のとても現代的な問題も絡んでいて観ていて全く飽きません。
登場人物たちの報われない愛に苦悩する姿がよりドラマに深みを与えています。緻密な脚本と構成の勝利ですね。

ただ邦題がなぁ。東京国際映画祭で上映されたときのタイトル「動物だけが知っている(ほぼ原題の直訳)」の方が絶対良かったのになぁ。
まぁ邦題問題は作品の本質には関係ないのでいいんですけど「悪なき殺人」ってタイトルはちょっとピンとこないですね。

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ごーるどとまと

3.5最後の最後に、余計な事をやってしまい後悔した事はありませんか?的な。

2022年1月4日
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bloodtrail

4.5ぐるりと繋がっていたのでした

2022年1月3日
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怖い

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るー

4.0バカなミシェル

2022年1月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

吹雪の夜、フランスの山間の町で女性が失踪した。犯人として疑われたジョセフ、彼と不倫関係にあったアリス、そして彼女の夫ミシェルなど、秘密を抱えた5人が、フランスとアフリカのコートジボワールが関係した事件となってた事がわかるという話。
不倫、レズ、愛人、などエロいシーンも多く、夫婦関係の乱れ、国際的なネット詐欺、そして偶然の殺人に何故か隠すアホも登場し、面白かった。
最もバカなのはミシェルなのは間違いない。

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りあの

3.0「偶然」は一個まで。

2022年1月2日
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 後半は、お話を回収するためだけに費やされており、「よく練られた脚本」が自己目的化していて安い。ラストに至っては苦笑。偶然の面白さ、意外さは一個までにしないと...。あと一つ、ネットに引っ掛かる男の描写が軽すぎて、彼らがどうなろうと知ったことじゃねえや、という気にしかならないのは致命的。別に犯罪者でもスケベな男でも一向に構わないし、個人的にはそういう人物の方が好きだけど、最低限の想像力はそなえていてもらわないと(彼らの運命はこのあとどうなるんだろうか?)というドラマを共有する気になれない。「ちょっと辛味のある面白い映画を撮ろう」という当初の目標は買う。ただ買って損した気持ちになった。

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つくねと皮以外は塩

2.5は?

2022年1月2日
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鑑賞方法:映画館

3本目。
2日連続の池袋から新宿へ。
池袋のビックカメラで道草してギリセーフ。
成程と思ったけど、男って奴はと、それ以上に、しょーもな。
謎が分かってくるにつれ、そう思ってしまう。
アクセントとして、古畑任三郎がいてくれたらなと思った。

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ひで

4.5無いものを愛させる。

2021年12月31日
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笑える

怖い

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せつこん

4.0もうひとつの『偶然と想像(というか思い込み)』

2021年12月29日
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この映画に出てくるキャラクターは直面する状況に対する判断とのギャップによって玉突き事故のように悪循環な出来事に見舞われます。ある意味オムニバスのようで全てが繋がっている物語のラストは思わず唸ってしまいました。

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ミラ.タイラ

5.0R15だからすき好みは出るかなぁ…。

2021年12月29日
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今年212本目(合計276本目)。
そもそも結構公開は前なのですが、他の映画におされて変な時間帯にしか設定されておらず、年の瀬のこの時期にやっとフリーで観てきました。
フランス語は英語ほどよくわからず、仏検準2しか持っていないレベルです(聞き取りだと1割かよくて2割)。

ということでこちら。もともと、 Only the animals(「動物だけ」/元のタイトルは「動物だけが知っている」)という事情から、動物も出ることは出ますがほんのちょっとだけ。

最初に全体像はもう出てしまって、後からどうやって主人公たちがこの結論にたどり着くのか、という「最初に提示してエンディングに収束させるかを問う」という、ときどきあるタイプのストーリーです。
なお、R15であるのは、やや大人の営みのシーンが多い(ただ、本質的に必要なところと、なくても良いのではと思えるところがある)からであり、暴力的なシーンや不穏当な発言はほぼほぼない状況です。

他の方も書かれていましたが、結局「ラストへの収束」というのが見どころになるので、途中はよくわからない展開が続きますが、ラストまで見ると「なるほどね」ということがわかります(もちろん、ある程度ヒントは隠れていますが)。また、フランス以外でフランス語が話されるコートジボワール等も出ますので、黒魔術がどうだの精霊がどうだの(「聖霊」ではない模様)、結構マニアックな字幕も出ますが、出るだけで本質的にはかかわってこないところです。

まぁ、R15という事情もあるし、ミニシアター中心ではありますが、「ツイッターやラインなど、相手がだれかわからない人を安易に信用するのはダメですよ、ましてや素性のわからない人に送金したりするのもダメですよ」というのはありますが、それは常識的範囲内なので、そこは論点にはなりづらい(見る方の一般的なリテラシーからすれば常識範囲)と思いますので、結局「ラストに向けての収束度合い」をどう楽しむか、に尽きると思います。

上記のような事情があるので、最低限でもラインやSNSなどの知識があれば、と思います。地名こそそこそこ出ますが、それまで追っているときりがないので(コートジボワール等、そもそも調べにくいところも出てくる)、そこはもう割り切りかなと思えます。

採点にあたっては下記が気になりましたが、小さい傷と思うのでフルスコアにしました。

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(減点0.2)この映画、上記で触れたように「SNSによるやり取り」が一つのファクターをしめます。当然、やり取りは全部フランス語ですが、字幕はつきます。

英語では、時制というと、現在時制と過去時制の2つ(未来時制を認めるかは緒論ある)ですが、フランス語では過去時制といっても「複合過去」「半過去」「単純過去」という3つの過去形が存在します(単純過去は純粋な「過去形」ですが、今ではよほど硬い文章以外では出てこない)。ただ、複合過去と半過去は普通に出てくるのですが、字幕上見分けがつかず日本語でいう「~した?」「~した」という日本語でいう「過去時制」で統一されているので、仏検準2といえどもその理解がある前提で見ると、やや混乱を招く(この2つは用法が違うので、正しく翻訳しないと、いつの話をしているかわからなくなる)かなぁ…という気がします(ただ、どうにしても、過去時制が突然未来時制のように代用されるケースはないので、誤解が生じる余地はない)。
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yukispica

3.0後は任せる…って、悪なき殺人とは??

2021年12月28日
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怖い

難しい

フランスの山奥、普通なら交わり得ない人達が、ある女性の失踪事件を中心に巻く渦に引きずり込まれていくオムニバス形式ミステリー作品。

農夫と不倫妻、チョロい旦那、アフリカの詐欺師、同性愛娘…運命のいたずらで繋がった人物達が、ある女性の失踪殺人事件にどう絡んでいくのか?果たしてその真実は?といった所に迫っていくアプローチが見どころ。

もうね、オムニバス形式の物語が、最後に一つになるって展開だけで個人的には垂涎モノなわけですよ。しかもジャンルが大好きなミステリーとくれば期待値は爆上げなワケでして。。

しかし、それでもガツンと刺さったわけではないのは、ミシェルがアホすぎるのと、その他登場人物で応援したくなるなるようなのが一人もいなかったのがでかいかな。。
それと、偶然には勝てない…ってのは間違いないけど、ちょっと出来すぎでは!?これは流石に映画でしか起こりえない(笑)もはや精霊様(⁉)が関与しているとしか思えない(笑)

それでも、完全独立はしていないものの、各物語が少しずつ干渉していく様にはゾクゾクしたし、不自然なセリフが聞こえたのも編集ミスかとさえ思ったが…成程そう繋がってくるわけですね。

みんな欲深かったですしね。間違えた方向に欲を出すと痛い目みるぞーってとこでしょうか。そんなメッセージがあるのかはさておき、出来すぎとは言え、欲深い人間達の小さな偶然から殺人事件という大きな問題につながっていくまでの手法は見応えがありました。

オムニバスが好きで最後にスカッとしたい(スカッとは違うかも…)人にはオススメ。最後の最後まで偶然の驚きと恐ろしさを体感させてくれる作品です。

但し一つだけ…「悪なき殺人」って…。これどう考えても悪以外の何物でもないでしょう。

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MAR

2.0アンジャッシュのコントか

Kさん
2021年12月25日
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単純

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K

2.5高評価の意味がわからん

2021年12月25日
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ハリウッド映画以外の外国映画はレビューの高さがかなり行くかどうかを左右する。それだけにこの映画は残念で仕方がない。どれだけ都合のいい話を偶然という言葉で片付けていくのか。2度寝かけた。
羅生門スタイルの中でもイマイチな作品。
構成も良くないのでラストの衝撃が濁ったのではないか。

よっぽど今年見た韓国映画の「藁をもすがる獣たち」の方が同じような映画でも面白かった

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ひらっち〜

4.0人は愛を求め、愛を失い、愛を得る。

2021年12月24日
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…何でしょう、このポエム。
フランス語なら西アフリカの何処かかな…コートジボワールって書いてあった。アビジャンってそんな大都市なんだねえ。
視点を変えて描くならこのくらいはしてほしい。視点人物が変わるとガラリと様相が変わってくる構成大好き! シリアスだったりコメディだったり、ホラーめいたところもあったりの切り替えがメリハリがあって良かった。

アニメ絵アイコンの向こう側はそうなっているんですね。勉強になりまあす。ミシェルさん…いいの本当にそれで?

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なお

4.5愛って何なんだろう?

2021年12月23日
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チェザーレ

4.0上手

2021年12月22日
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鑑賞方法:映画館

あっという間の二時間。 物語に入り込めた映画ということで、自分の中ではまず★3つ。
これだけ複雑な構成なのに、それぞれのエピソードがわかりやすく、物語の全体がよく理解できる。
脚本と構成が巧みなのだろうと思う。 監督が上手なんだね。
ただ、見終わった後の余韻がなかったなぁ。

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Garu

3.5愛の不在証明

2021年12月21日
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鑑賞方法:映画館

難しい

せめてモニーク(と、その子ども)には幸せになってほしい。

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マリエル

3.5愛とはないものを与えること。あるものを与えるのは快楽だ。

2021年12月21日
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一方的な愛が、思わぬ騒動を巻き起こす。きつめのミステリーと思いきや、どこか悲しげな滑稽さが付きまとう。愛することは相手のため、愛を与えることは善行、そうとでも思い込んでいる。その独善が一人ならず数人。見方によってはちょっとシリアスめな"すれ違いコント"。あなたが与えているその愛は、あなたのただの快楽に過ぎないのですよ。ああ、誰一人として(ラストショットの女性も含め)幸せには見えないなあ。

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栗太郎
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