劇場公開日 2020年12月18日

「子供たちの美しい心に打たれた!」約束のネバーランド 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0子供たちの美しい心に打たれた!

2021年1月14日
iPhoneアプリから投稿

まず管理する側と、される側の心理作戦、実に見事です。舌を巻きます。これは北川景子が子供たちに教えた、常に先を読むという訓練の賜物です。皮肉な話です。誰が先にポライドカメラを使うかのシーンでは、手をあげて先を競うのですが、小さい子が手を挙げたら「どうぞ、どうぞ」というシーンはダチョウ倶楽部のオマージュでした(笑)。この作品の登場人物たちの綺麗な心は、ある意味「神」のように美しいです。こういう人類の1人がこの作品を作ったかと思うと、素晴らしい未来が来る予感がしてなりません。役者は20代もしくは本当の15歳のメンバーが演じていますが、多少の未熟さはありますが、全力投球の取り組みに感動します。途中で松坂桃李と三田佳子のサプライズにもびっくりしました。ネタバレはしたくないのですが、北川の過去に涙です。そしてラストの浜辺の呟きは、この作品の最高善のテーマなのでしょう。旭日の太陽に向かって語りかけるシーンに涙が溢れました。いずれにしても、鬼と人間の戦いというのは、色んな作品で見ることができますが、究極は人間の精神の中にある感情、精神の悪と善の戦いのシンボル化なのでしょうか。この世に生きる限り、逃れることはできないようです。

三輪
三輪さんのコメント
2021年1月15日

希望です。
今後ともよろしくお願いします。

三輪
レモンブルーさんのコメント
2021年1月14日

三輪さん フォローと共感 ありがとうございます!m(__)m ラストシーンでエマは何と呟いたのですか? 私は よく分かりませんでした。でも 三輪さんが仰る鬼と人間との戦いについては たしかにそうなのかもしれませんね。

レモンブルー