劇場公開日 2020年12月18日

「美術力に拍手」約束のネバーランド 茉恭(まゆき)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0美術力に拍手

2020年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

これぞ、北川景子の正しい使い方。
この顔面が最も有効に使われた作品だと思う。

彼女はきっと、
後の吉永小百合のような存在になるだろうから、
作品は本当に選んで出演して欲しい。
合わない作品に無理して出ないで欲しい。
めちゃめちゃ腹立つからw

さて、主役は年齢的に無理なのに華奢な身体が幸いしたべーやん(浜田美波)だけど、
やっぱりエマとはちょっと違う。
やはり芦田愛菜のほうがピンと来た気がする。
にしても、脚本が王道を進んだので、
原作ファンも敵にはまわさなかったとは思う。
私が脚本でもこう描くわって感じ。

渡辺直美がとてもハマっていた。
これは面白かった。

松坂桃李とかどうでもいい感じで出てきてしまったし、
レイ役はなんであの子なん?
セリフもない脇役にとんでもない怪物子役が居たってのにとか思ったり、
ツッコミ所は多々あれど、
美術さんとVFXさんの涙ぐましい努力も垣間見れたので、
甘めの採点。

茉恭(まゆき)