「ランボーシリーズ完結編。」ランボー ラスト・ブラッド カル―ステ・ガルベンキヤンさんの映画レビュー(感想・評価)
ランボーシリーズ完結編。
最初に言うと、「ランボーも老けたなぁ」と言う感じ。それと、敵と戦う場所やスケールが小さくなった。ランボーも年を取ったから仕方ないか。
個人的には、あまり面白くなかった。戦う場所がランボーの牧場の地下トンネル。なぜ、こんなものを作ったかと言うと、地下トンネルにランボーが過去のランボー・シリーズで戦ったベトナム戦争で敵であるベトコンが作った色々なブービートラップなどの仕掛けを作ったから。
ただ、それにしても、作った理由が分からない。理由は「この後、メキシコから悪党がやってきて、悪党をトンネル内で倒すから」なんだけど、趣味で作るには凝り過ぎてる。まぁ、映画だから仕方ないか。
あと、主演女優は好みじゃなかった。彼女の父親が、彼女と彼女の母親を捨ててメキシコに行った。彼女が父親に会いにメキシコに行った時、メキシコの悪い奴らに捕まり、顔に傷をつけられ、売春させられ、クスリ漬けにされる。で、ランボーが救い出したが、車の中で死んだ。
ランボーが「メキシコは危険だ。止めておけ」と言ってるのに、女一人でのこのこ、出かけて行き、素性をあまり知らない女に連れられて、クラブで捕まる。頭の良い女じゃないな、と思った。
主演女優が死ぬのは珍しい。あえて、死ぬ脚本にしたのかも知れないが、この脚本もいただけない。まぁ、私は個人的には、主演女優を好きでは無かったから、どうでも良いけど。
まぁ、これで、ランボーシリーズも終わりだろうが、もしかしたら夢よ、もう一度で続編が作られるかも知れない。ただ、シルベスター・スタローンも年だから、どんな演じ方をするのか?ロッキーシリーズでも、スタローンは戦わず、トレーナー役を演じている。次作に期待するなら、ランボーの闘い方だけかな(笑)。その時は、見ますよ、地上波でw