「完全に終わらせるなら・・・」ランボー ラスト・ブラッド 案山子男さんの映画レビュー(感想・評価)
完全に終わらせるなら・・・
前作もラストなるワードが使われていたが・・・
『3』までは大佐がいたからなぁ・・・
『4』はフィリピンだっけ?
で、今作はメキシコ。
『4』は鑑賞したけど、話の内容は記憶に無い。
当時映画館で鑑賞した、「この物語は無かった事。」扱いされてしまったのか分からんが、『ロッキー5』は、かなり大まかだけど話の流れは何となく記憶にあるんだが。
まぁいいや。
結論から言えば、ジョン・ランボーに、「戦う理由を与えれば、可能な限り続編が制作されるって事。」
完結させたと思いきや、復活してしまった『SAW』シリーズのように。
「過去にジグソウと繋がりがありました。」
このシーンを入れれば、幾らでも制作出来るから。
今作も、『2』で出てきたベトナム人の女性だっけ?
この母娘の設定なら、見方が変わったのかもしれない。
まぁ、ランボー様に暴れさせるの事を目的にシフトしているのが前提なら、こうなるわな。
シリーズ全体の物語に一貫性がない。
ランボーの物語を完全に終わらせるなら、彼をトラウマから開放するか、墓石に納められるシーンで終わらすか。
このような描き方しないと、「物語が綺麗に終わらないんじゃないの?」
とは思えた。
やる気があればどうぞ。
ただ、『ランボー』のタイトルが無ければ、ふつうに楽しめるんじゃないかな。
言われてみれば、軍隊出身者版『ホーム・アローン』みたいだし。
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