「もう、レア・セドゥ」フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 キレンジャーさんの映画レビュー(感想・評価)
もう、レア・セドゥ
ああ、レア・セドゥ
監督お得意の、オシャレで可愛い画面構成や色使いと、シニカルなジョークは相変わらず健在…というより更に磨きがかかってる。
カメラが平行移動すると完成する構図とかも面白い。
ただ、それを観賞していると完全に物語に置いていかれてしまう。
…レア・セドゥ
映画を雑誌に見立てたオムニバス形式で、有名スターがあちこちに現れるのも、言葉の情報が多すぎてすべてを追いきれない。
最初のチャプターが終わって、ティモシー・シャラメが出てきた辺りで私は諦めてしまった。
まあ、あとは画集や絵本を眺める感じでエンディングへ。
ああ、それにしてもレア・セドゥですよ。
冒頭の「あれ?これ、まさかレア・セドゥ?」でびっくりすると同時に、「なんと素晴らしい…」と思っていると、今度は制服に身を包んでのクールビューティーぶりがまたグッとくる…
どちらかというと幼い顔立ちだし、これまでもそんなに気にしてはいなかったのだが。
これは嬉しい発見でもあった。
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