劇場版 葛根廟事件の証言

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解説

太平洋戦争が終結する前日に満州で起きた、旧ソ連軍による民間日本人の大量虐殺事件「葛根廟事件」を題材にしたドキュメンタリー。1945年8月14日、旧満州から引き揚げ避難中の日本人の一団が、ラマ教寺院葛根廟(内モンゴル自治区)付近で旧ソ連軍に襲撃され、1000人以上が死亡した。生存者は百数十人に過ぎないとされ、犠牲者の多くは女性と子どもだった。敗戦の混乱時に満州で日本人が遭遇した惨劇の中で最も犠牲者が多かった事件と言われるが、報道で取り上げられることは少なく、その存在はこれまであまり知られることがなかった。生存者ら12名の証言をもとに事件をたどり、被害者の人生をどのように変えたのかを描き出す。福岡インディペンデント映画祭2018でドキュメンタリー部門最優秀作品賞を受賞。

2019年製作/74分/日本

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映画レビュー

3.5記憶や想いを記録することの重みを改めて知った

2019年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

戦後74年が経つ。これほどの時間が経過する中で、新たにカメラを向けるべき題材など存在するのか———それが本作に触れる前の私の正直な心境だった。本作では何か新資料が発見されるわけではない。だが時を経てなお新たに発掘され続けるものがある。それは人の「記憶」であり「想い」だ。それも死者のではなく生者の。これまで重い記憶の扉を閉ざして生きてこられた方々が語る知られざる葛根廟事件。途中までは「遠く離れた大陸で多くの日本人が命を落とした悲劇」のあらましが観客にも理解できるよう説明される。が、中盤から証言の内容はやや踏み込んでいく。あの日、あの場所で一体何が起こったのか。よく知られる顛末と言われるかもしれないが、私にはこれが衝撃的だった。ナレーションを用いることなく証言と字幕だけで構成され、叙情的な音楽を廃したドキュメンタリー。記憶や想いを記録することの重みを改めて知った。広く日本に行き届くことを願う。

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牛津厚信

3.0終戦の日を前にして

ちゆうさん
2020年8月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

本件に限らず、沖縄戦にしてもそうだが、先の大戦での、民間の日本人犠牲者のうち、自決した方はどれくらいいたのでしょうか?
自ら命を絶った者と銃弾に倒れた者を戦争犠牲者とひとくくりにするには余りにも違うのではないかと感じます。
また、本作品を観て、改めて戦前の教育の在りかたについて疑問を感じました。

今が決していいとは微塵も思ってはいませんけどね。

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ちゆう
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