ハスラーズのレビュー・感想・評価
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女性詐欺犯罪グループエンターテインメントブラックコメディ
ダブル主演の片方であるデスティニー(コンスタンス・ウー)が、もう一人の主役であるラモーナ(ジェニファー・ロペス)のストリップショーを見て魅了されるところから話が始まる。彼女たちの犯罪はつまりぼったくりなのだが、背後でコントロールをしている男がいるわけではなく、自ら計画を立て、実行しているいわゆる詐欺師集団で、その指揮を取っているラモーナとデスティニーの師弟のような友情のような絆が話の軸になっている。
多くのアウトローを描いた作品がそうであるように、犯罪が成功するとワクワクするし、被害者側にはあまり同情は湧かない。その描かれ方とアメリカの興行収入に、米社会でウォール街の連中がいかに恨みを持たれており、やり込められるのを見るとスカッとするんだろうな、と想像できる。
物語は実話を元にしており、ベースになった記事もWebで読むことができる。New York Manazine の記者がデスティニーに当たる人物にインタビューをしているのだが、映画はほぼ記事通りだった。映画でもそうであるように記事を読んでもラモーナとデスティニーの行き先に幸あれという気持ちになる。
ただの再現フィルム
底辺女性がもがく話
そのおっさんはトム・クルーズ似というよりニコラス・ケイジ似では?
みなさんはジェニファー・ロペスの実年齢を知って驚いてますが、個人的にはまだ39歳のジュリア・スタイルズがアップになると老けて見えることに驚いてます。そんなセクシーなお姉さんたちの中で誰がいい?なんて聞かれても、「ジュリア・スタイルズがいい」と言ってしまいそうです。
頭の中には予告編で何度も見ている『ジュディ』が気になってしょうがなくて、誰かが「虹の彼方へ」を口ずさんでたような気もしたし、デスティニーのことをドロシーと呼んでた?などと、頭はそっちの方向に向いてしまってます。
内容的には男が悪い!だけじゃ片づけられなくて、ドラッグ使ってたらヤバいよねぇ~などと日本人的感覚にもなりますが、訴えてる被害者が少ないのにも驚きを隠せません。まぁ、遊んでる人にとっちゃ一晩に50万円から100万円を使っても関係ないんでしょうけど、仕事柄、色んな自慢話を聞くし、悲惨な目に遭ってる人も目撃したりします。例:「5千円ぽっきりと書いてあるのに10万円取られた」と怒ってる人etc.日本のキャバクラの場合は、女の子たちは義務的に「一杯いただいていいですか?」などと言いつつ席につき、さっさとテーブルから離れていくという、男性客にモテモテ気分さえ与えない酷さもあるようですが・・・
中にはツワモノもいます。「お兄さん、一杯いただいていいですか?」と聞かれたら「ダメ!」と頑なに断る男性。もうここまでくれば達人です。ただ女の子をからかってるだけのようです。それよりも「ルーシー・リューおいで!」とか、「チャーリーズ・エンジェルに似てるね」とか、褒めた上でさっさと50分で帰る方がいいのかもしれません。
さて、何の話でしたっけ?あ、そうそう・・・とにかく自分はモテない!と思っていたら、こんな被害に遭うことなんてありません。それよりも街に飲み出ても高そうな店には近づかないことが被害に遭わないことの第一の鉄則です。と、書きたいことがわからなくなってしまいました。
トム・クルーズの名前なんか出して『ハスラー2』へのオマージュか?などと考えてもみたのですが、原題が全く違うので要注意。それよりも『ジュディ』とか『チェーリーズ・エンジェル』とか『ジャージー・ボーイズ』あたりを意識したのかな~なんて。
姉御がかっこよすぎてやべぇ
よどみに浮かぶ泡沫(うたかた)
J. Loの50才と思えないスタイルと美貌には、驚いて口があんぐり😅😅ポールダンスもキレッキレだし、どんな鍛え方したんだろうね。
オーシャンズ8みたいに軽快でコメディタッチに進んでいく感じを想像していたんだけど、結構、重苦しかったね。事件が終わった後にデスティニーがジャーナリストの取材を受けて過去を振り返るスタイルを取っているんだけど、二人の表情が硬い。事件としての物語であることを暗示していた。
お金を巻き上げられるウォール街の金融マンや、騙し取るラモーナ達もどちらも「よどみに浮かぶ泡沫(うたかた)」であって、どちらかを責めようと思う気にはならなかった。毎週、映画館に行く余裕があるくらいがちょうどいいのかな。😸
女という生き様
どうせ抱かれるなら、金に。
実話があるので、どうレビューしても本当の動機は彼女たちにしか解らない。
それを承知で言えば、女はいつだって逞しく生きていける生き物だということ。
それを痛快に、かつ同性に共感できるように仕上げた作品という感じ。
監督も女性なんですねーこれ。
それぞれのキャラクターのどこかしらに共感できる。
誰も根っからの悪人ではない。
ただ、なにを守りたかったの違いだけ。
セクシーダンサーたちが数多く出るので、
初日の邪な動機でお越しになったおじさんたちは、
肩透かしの内容だったかもしれないけど、
これが女の生きる道を見せつけられて、
被害にあった男性のほうに共感するのかもしれないw
もちろん50歳であれだけの容姿を見せつけたJロペスは、
もはや叶姉妹の隣に立っても違和感がないほどだけどw
それよりこの作品は、
女というものは強かだし、
母というものは、頭がイカれている。
それを豪華な音楽と煌びやかな映像で表現した作品。
以前、どこかで聞いたフレーズ。
”たとえ地球が滅びようとも、女とゴキブリは生き延びる"
なんて失礼な言い草だと思ったけれど、
これを観たら、確かにそうかもしれないと…www
J.Loの努力とポールダンサーが楽しみにする映画
マティーニからの消防士座り👏
ジェニロペgood!
詐欺師、賭博師
無知な私、恥ずかしながらとんだ勘違いをしていました。
ハスラーって、ビリヤード選手の事だと思っていたんですよ、この映画を知るまで。詐欺師や賭博師なんですね。
ええ、ポールダンサーじゃなくて、ポール・ニューマンさんの映画の印象で勘違いしていました。
そう考えてみると、『ハスラー』って賭けビリヤードの映画ですもんね。
でも、『ハスラー2』は、お金も賭けていましたが、ポール・ニューマンさんとトム・クルーズさんの関係を中心に描かれていたと思うんです。
私、こちらの印象が強いので、ハスラーの意味を思い違いしていたんだと思います。
長い間、勘違いをしていましたが、この映画のおかげで間違いに気付く事が出来ました。
最後にひとこと、アメリカの人はトム・クルーズさんに似てるとおだてられると、やっぱり嬉しいんですね。
えっ!アッシャー出るの??!!
ニューヨーク・マガジンの記者ジェシカ・プレスラーによる、ノンフィクション記事から着想を得た作品ではあるが、金融危機が物語の背景にあるというテイストはプロデューサーのアダム・マッケイの影響も強いだろう。
今作、ジェニファー・ロペス主演・製作であるが、メインとなるのは『クレイジー・リッチ!』のコンスタンス・ウーである。若手女優やアーティストが多数出演する中で主人公がアジア系女優であるというのは、画期的で時代を感じさせる。
コンスタンス・ウーが個人的に美人には思わないし、『フェアウェル』などで注目されるオークワフィナの人気の根源がよく分からない。『パラサイト 半地下の家族』の人気もあったり、ハリウッドがアジアンバブリーであることは、間違いない。
祖母に育てられた孤独なデスティニーが働くことになった、ストリップクラブでカリスマトップダンサーのラモーナと出会ったことでキラキラした毎日に変化していくというガールズ・ポップな入り口から、リーマンショック後の不況が民間にも押し寄せてくる現実によって、犯罪映画になるという2層構造の作品となっているが、全体的なバランスはあまり良くない。
客もお金を使わなくなり、店の経営自体も危うい、中には黙認で性的サービスをする者もいる。トップダンサーのラモーナも日中はファストショップでバイトをしている有様。
腐敗しきったストリップクラブが再生していくのには、犯罪に手を染めるしかなかったというのは皮肉満載ではあるが、犯罪映画にしたいのか、エンターテイメントにしたいのかが、終始見えにくい作品になっている。
しかし、ずっと底辺で生きていた人にとっては、不況になっても気持ち的なギャップはそこまでないのだが、キラキラしたゴージャスな毎日を経験してしまった人が転落したギャップというのは、どうしても諦めきれない。「不況になったのは、ウォール街のお金持ちのせい」と犯罪でも突き進むしかないと徹底的に開き直ったラモーナと、罪悪感に苦しむデスティニーとの両目線が交差してドロ沼化していく様子はスリリングである。
ジャネット・ジャクソンやブリトニー・スピアーズといった、2000年代前半の曲が効果的に使われているのだが、2000年代前半といえばジェニファー・ロペスも全盛期なのだ。何故、彼女の楽曲を使用しなかったのかが不思議である。
キャスト面としては、『リバーデイル』のベティ役でお馴染みのリリ・ラインハートがメインキャラクターとして劇場で観られるという喜びはあるが、ジェニファー・ロペスが50歳にしてダンスシーンがあることは、別に目新しくない。
先日もスーパーボールのハーフタイムショーでパフォーマンスを披露していたし、ジェニファー・ロペスは常にダンスミュージックの一線で活躍している印象が強いため、今更言うようなことでもないからだ。
それよりも第62回グラミー賞の最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞したリゾや『キャッツ』にも出演していたメッテ・トーリーなど若手スター達の姿を観るだけでも価値のある作品と言えるだろう。
本人役で登場するアッシャーのカメオ出演にも注目してもらいたい!!
アッシャーとジェニファー・ロペスの関係は複雑で2005年に発表されたジェニファー・ロペスの曲「Get Right」は、すでに発表されていたアッシャーの「Ride」を同じプロデューサーであるリック・ハリソンが本人に無断使用していた曲であることが判明し、物議を呼んだという過去がある。
アッシャーの出演は関係が修復されたという証拠なのだろうか...
J.Loキャリア最高の演技!
銀座でホステスをしているのでリーマンショック以降の店に閑古鳥が冷めた声で鳴いているシーンの空気感が痛いほど分かる。
あの後から銀座はずっと下降線…
その後、東日本大震災があり益々冷え込むばかり。
そのうえ増税で私が働くような、昔からある小さなお店は大打撃。
愚痴はこの辺で。
そんな時だからこの映画は染みた。
90年代後半、祖母を養うためにストリップの世界に飛び込んだデスティニーは、店の看板ダンサーラモーナと仲良くなる。景気も良くいい暮らしが出来ていたが、2008年にリーマンショックが起こり金づるのウォール街の男たちが店に来なくなりデスティニーやラモーナも店を離れ普通の仕事につくが生活は厳しい。
そんな時に疎遠になっていたラモーナと再会したデスティニーはリーマンショック以降も稼ぎ続けているウォール街の男たちから金をかすめ取る仕事をしようと持ちかけられる…
「マネー・ショート」や「バイス」のアダム・マッケイ制作。アダム・マッケイと言えば「アザー・ガイズ」でバカな警察官が本当に悪い奴らはウォール街の男たちだと逮捕する映画を作った過去がある。
この映画では制作に回り、監督をローレン・スカフェリエ、主演に「クレイジー・リッチ」で飛ぶ鳥を落とす勢いのアジア系の星コンスタンス・ウー、助演にキャリア最高の演技を見せたジェニファー・ロペスの座組みで、実在の犯罪をイケイケでブリンブリンなガールズムービーにして見せた。
彼女達のやった事は悪いけれど、私達の真面目に働いたお金をかすめとってるやつらはもっと悪い。
彼らはその富ゆえに捕まらない。
私たちが底辺から這い上がるにはどうしたらいいか…
この映画はそのジレンマをスカッと殴り倒してくれる。
J.Loがとにかくかっこいい。
それだけで見る価値がある!
今年50歳の姐さん、ほぼ紐でポールダンスしてます。
J.Loに声をかけられて出演しているカーディ・Bも最高!
ゴージャス感を楽しむ映画
「グッドフェローズ」かはたまたゴージャスなギラギラ感は「カジノ」なのか、と期待して鑑賞。
前半は叫びたいほど楽しくて爽快。だけど後半はクスリを使ってのカードフィッシング。新宿やミナミでよくあるぼったくりバーでの事件とさほど変わらないことにモヤっと。。もう少し豪快な手口でオトコを騙してほしかったけど実話ベースだからこうなっちゃうのか。
完璧なポールダンスを吹き替えなしで披露するジェニファー・ロペス御トシ50歳には圧倒されるばかり!彼女に目が釘付けでした。
音楽は最高。リアーナやブリトニーなど2000年代のヒット曲だけでなくいきなりセリフに「フランキー・ヴァリ」が出てきてフォーシーズンズも2曲かかって嬉しくなった!
グッドフェローズやカジノのようなスコセッシ感を期待すると肩透かしを食らうけど映像もスタイリッシュだしスカッと楽しめる一作であることは間違いないね。
ジェニファーロペスが全く年齢を感じさせない
パフォーマンスはこないだのスーパーボウル🏈のハーフタイムショーの方が上。
主役の人はガーディアンズオブギャラクシーのマンティスじゃないのか。
ポールダンス
リーマンショック前と後
どんどん雑になるデート強盗
MDMAとケタミン混合粉末
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