ハスラーズのレビュー・感想・評価
全156件中、141~156件目を表示
伊藤詩織さんに、お勧めします。
2011年に、米国では、TBSの政治部記者でワシントン支局長
だけでなく、ポールダンサーでさえも、お酒に薬を入れて
飲ませて、記憶をなくさせる手法が映画で描かれているよう
に確立されています。
男は金を失い、女は体を失うということです。
見知らぬ人間とお酒を飲むということには、このような
リスクがあるということを知っておく必要があります。
男が失った金も、女が失った体も取り返せないからです。
男が女に金をばらまき、女が男から金をむしり取るという
映画です。
カップルで鑑賞しても、楽しめる映画ではありません。
音楽やファッションに詳しい女性は楽しめる映画です。
金融業界やリーマンショックについては、以下の映画を
鑑賞すると理解できます。
・ウォール街
・ウォール・ストリート
・ギャング・オブ・ニューヨーク
・インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実
・キャピタリズム〜マネーは踊る〜
・マネー・ショート 華麗なる大逆転
上記の映画を鑑賞した人々には、この映画を鑑賞することで
金融業界やリーマンショックに関する「別の見方」を得ること
ができます。
普通の人は、このような事件に無関係だと思うことは間違いです。
金は、全ての人々に関係があり、影響するからです。
男が女にばらまいた金は、普通の人から集めた金です。
女が男からむしり取った金は、普通の人に支払う金です。
全ての人は、金でつながっているということです。
金融危機でも、カジノで負けても、人は失った金を
犯罪を犯してでも、人から取り戻さなければならない
ということです。
人を騙し犯罪を犯した人が勝ち、人に騙され犯罪で被害を
受けた人が負けるという社会だということです。
金融庁は、かんぽ生命保険と日本郵便による保険の不正
販売問題で、新規の保険販売を三カ月間停止させる
業務停止命令と業務改善命令を出しただけです。
総務省も、日本郵政と日本郵便を行政処分しただけです。
日本郵政の長門正貢社長(71)、かんぽ生命の植平光彦社長(63)、
日本郵便の横山邦男社長(63)が、辞任しただけです。
長門正貢社長は「このような事態を招いたことを深く反省し、
お客さまをはじめ関係者の皆さまに深くおわびする」と謝罪
しただけです。
多数の被害者は、全く救われません。
辞任し、謝罪すれば許されるというのなら、誰でもが人を騙し、
犯罪を犯す社会に日本もなっています。
何をやっても、何を言っても、謝罪もせず、辞任もしない
安倍晋三が日本の首相を務めています。
40%もの日本人が、この安倍晋三首相を支持しています。
安倍晋三首相は、再び選挙で選ばれ、有権者の審判という
「みそぎ」を受けたとして、政治責任に一区切りを付けたと
主張することでしょう。
多数の日本人も、全く救われません。
オンナたちの「グッドフェローズ」
ストーリー展開は正に「グッドフェローズ」
友情、成功、そして破滅…
実話モノの「犯罪」ドラマの定番の展開を魅せる。
じゃあ、ありきたりな映画か、というと全然違う。
先程「犯罪」と括弧書きにした意味は?
彼女らの行為が果たして犯罪と言える言えるだろうか?
違法行為か?YES!
アンフェアか?YES!
シロかクロか?うーん???グレー???
彼女たちは確かに客をダマした。
彼女らがダマした連中は、サブプライムローンで、客をダマしたのでは?
サブプライムローンで儲けた連中の中には、
リーマン・ショックで会社が破綻したあと、救済のための公的資金から、多額のボーナスや退職金を貰った連中もいた、と何かで読んだぞ。
劇中であるように「男たちは自業自得」だ。そのとおり。
「違法行為だろう」と彼女たちを批判するモノは、
バットマンやデアデビルにも同じコトを言うのか?
冒頭で紹介されるよう、ウォール街には3種類の人間がいる。
1 ルールを守るヤツ。当然カネはない。
2 ルールを少し踏み超えるヤツ。小金持ち。
3 ルールを無視するヤツ。大ガネ持ち。しかもルール違反が許され罰せられることはない。
じゃあ、彼女たちはどれに当てはまる?
リーマン・ショック前は、1だ。
リーマン・ショック後の前半は2だ。時々は稼げるが、そうそう上手くいくハズはない。
ほどなく3に移行する。
で、最終的は罰せられる。
これがフェアか?
最後にJロペスが言うように、法律がどうであれ、当時のウォール街、当時のNY、当時のアメリカがこうだったのでは?
つまり「ダマした方が勝ち。」ということ。
問題は、これが「当時」という一時期の話なのか、現在もそうなのか、ということ。
将来のことは分からない。
だが、多数の人間をダマしてカネ持ちになった輩が、ホワイトハウスの主人に収まっている。それが現代だ。
本作のスゴイところは、
テンポよく、スタイリッシュに、エンタメとドラマを融合させ、
説教臭くない程度に、深い社会的テーマをサラっと描いたところ。
オスカーノミネートは無くとも、監督はもっともっと高く評価されるべき。
誰しも見るべき傑作。
主人公たちに全く感情移入できない
ストリッパーがウォール街の金持ち達からお金を巻き上げる話との触れ込みでした。
「スティング」みたいに悪者から知恵を使ってお金巻き上げる話かと勝手に思い込んでいたんです。
実際のところ、
ドラッグ使って泥酔させてクレジットカードを不正利用するだけ。
被害者の多くはウォール街で儲けている金持ちだけど、あくどい相手に限らず善良な相手も破滅に追い込む。
主人公の生い立ちに多少同情すべき点はあるけど、さらにひどい状況下でも精一杯生きてる人もいっぱいいる。
最終的にカッコよく逃げ切ることができるかといえば・・・
全く感情移入できませんでした。
お金払って見たことを後悔しましたが、まあ、これは、個人的な好みかと。
ついでにいえば、アジア系の主人公の容貌は好き嫌いがわかれそう。
あと、ストリッパーという職業だけど、PG12だけあって裸はほとんど出てきません。
2020-6
この人、ほんとに50歳?はんぱないでしょ、人類進化しすぎ。
J.Lo大好きなんです私。
中高時代、彼女が全てでした。
久々にスクリーンで彼女に会えるし、賞レースにも絡む作品になって、本当に楽しみにしてました。
サービスデーでもなんでもないTOHOには普段いかないんですけど、J.Loという魅力で即決でした。
しょっぱなから、やられました。
何この50歳!だって自分が50になって、谷間もお尻も丸出しの服でポールダンスやったら、痛いだけなのに、この人かっこよすぎ!
ただダンスシーンはリーマンショックまでで、それ以降はドラマ要素に早変わり。
やってることは犯罪。その理由も無理やりの正当化。あの時代の、ニューヨークのストリッパーたちを知ってたわけではないので、正論で突き放してしまう部分がある。
テンポ良く進み飽きさせない展開&尺だったけど、もうちょっと犯罪行為と決めつけるだけ以外に、彼女たちの葛藤や決断に踏み切る何かを見たかったです。
ちなみに、付き合いたてのカップルにはおすすめしません。
おぱーい(しかもみなさん巨)とお尻と下ワードが並ぶので、、、。
あとJ.Loと並び大好きなブリトニーの"Gimme More"が流れ、一気にあの頃の自分がフラッシュバックして、もうサイコーでした!あのシーンにも物凄くマッチしてた!この曲がもう13年も前だなんて😱😱色褪せない、心躍る。
ようやっと、映画に自分が聞いてた音楽が懐かしめとして登場する世代になったんだなぁと感慨深い&年がバレる(笑)
個人的にアッシャーはYeah!ですけどね。
私も努力しよっと。
30になっても40になっても50になっても、年齢はただの数字って思えるようになりたい!
男性を騙すシーンは巧妙で軽快
2008年9月15日にアメリカで起きたリーマン・ショックなどで、自身にもとだっちりを受けたポールダンスストリッパーが、お金儲けの為に、男を騙してお金儲けをする実際に起きた事件のお話。
まず、ポールダンスって実際に見て見たい思う程、本作品でも、ジェニファー・ロペスが好演しています。
全体的にもジェニファー・ロペスの演技が光り輝いていて、役に馴染み過ぎていると言うか本当の当事者だと思わせる雰囲気と演技で大変に良かった。
内容の方も飽きさせずテンポよくお話が進んで行き、要所要所でブラックなユーモアも飛び交い大変に面白かった。
特にウォール街の男性を騙すシーンは巧妙で軽快で、お色気十分と言うか、実際、アメリカって国は、やる事も大胆な国だけど、お金持ちの遊びも桁外れなんだろうね・・・・・
また、テーマが実話と言う事から、実際には軽快な内容の裏でテーマが重く、女性ならではの苦悩や、女性同士の友情など、ヘビーで考えさせられる部分も持っています。
タイトルなし
2008年のリーマンショック後
急激に景気が悪化したニューヨーク。
ストリップクラブで働く4人のダンサーが
ウォール街の裕福な男たちから数年に渡って大金を巻き上げる
2013年に摘発された事件を映画化
.
ニューヨークマガジン取材記事
ジェシカ・プレスラー
「The Hustlers at Scores」原作
.
ストリッパーという職業🔍️
COSMOPOLITANの記事を読むと
映画で見たのと同じシビアな世界だった
セックスワークと捉える人もいるが
「Tバックを履いたセラピストのようなもの」
🤔なるほど。
.
ポールダンスを踊るGORGEOUSな
ジェニファー・ロペスに目は釘付けになる
搾取されたものを自分達でとりかえす
ストリッパーたちがお金を巻き上げ成功する…
この映画はサクセスストーリーではない
ストリッパーになった理由はそれぞれ
だけど皆守るものがあり夢もある
その為の手段…ほめられるものではないが
一生懸命生きている女性がここにいました
リーマン後のアメリカの現実
驚異の50歳。ジェニファー・ロペス!
夢ばっか掴んでたら痛い目みるかも…!
これは、予想外⁉︎
『ドリームガールズ』や『チャーリーズエンジェル』みたいな輝かしいもんじゃなかった
Σ('◉⌓◉’)
彼女たちの生きる世界に焦点を当てる、社会派のヒューマン映画でした。
一言で簡単に面白かったと片付けられない、複雑な人間模様がとてもリアル。
女の世界って、男の世界よりも複雑で理解するのが難しいから厄介。
特にこのストリッパーの世界は、その格差が鋭く、とてもオープンに描かれているから大変。
お金と男という単純なものではなくて、家庭や子供、仲間や友情なども絡まり合ってくるから余計に面倒だけど刺激的!
リーマンショック前のアメリカは、金が有り余る、日本のバブル期と同じ時代。
金は捨てるほどある時代だからこそ、女に使う金があるという訳で…。
ストリッパーの最高潮な時代から、映画はスタート!
ジェニファーロペスの美しさが、神がかっている!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
50代とは思えない体とその美貌に、女の私でも飲まれてしまうこと間違いなし!
ポールダンスをする輝かしい姿に、仲間の誰もが彼女の仲間になっていく!
そして、どんどんお金を稼いでトップへ踊り出ていく!
そんな夢のような時が続く大興奮の前半。
しかし、後半で一気にその夢は打ちのめされるから、なかなか奥が深い。
絶好調な時期があるというのは、逆もありうるという事。
もっともっと金を稼ごうど、彼女たちの強欲はエスカレートし、どんどん羽目を外して犯罪に手を染めていきます。
理性は心の片隅に追いやって、私利私欲の為ならどんな事もしでかしていきます。
こういうのは、女性の方が上手いのかもしれない…。
女を武器に同じ仲間と協力して、友情や愛情をチラつかせながらどんどん深みにはまっていく…。
男が稼いだ金を女が奪い取っていくという、滑稽な図がここに完成しています。
家族に黙って女に金を使う男と、その金を使って豪遊する女。
どっちもどっちだからこそ、この犯罪はなかなか暴かれないところがとてもリアル。
よくある、ドリームカムトゥルーな幸せな終わり方じゃ無いからアメリカで人気が出たのだと思います。
時代は、リアルを求めている!
そんな気持ちになった映画でした。
素敵な映画をありがとうございました
(๑・̑◡・̑๑)
力強いシスターフッド映画☆
ストリッパーの女達がウォール街の男たちを詐欺にかけていく様子が、華やかで爽快でエンターテイメント☆音楽もアガル曲のオンパレードで楽しいクライムムービーではあるけれど、実話がベースなだけあって、映画の背景にあるテーマは重く深い。
デスティニーが何より大切にしたかったのは友情や絆。「私たちは姉妹」は詐欺の設定ではあったけど、みんなで集まってワイワイしている様子は幸せそうで、あれは紛れもなく「家族」だったのだと思う。
犯罪が起こる背景には時として深い悲しみがある。きっと私と彼女たちの差はほんの些細なことで、形は違えど彼女たちが受けた屈辱は普通に世の中にあふれている。彼女たちの悲しみを理解できるのは、やはり私が女だからなのかもしれない。
デスティニーが得たものはどんな大金よりも尊いもの。彼女はラモーナに電話できただろうか?
ラモーナの深い愛に涙が止まらない
『オーシャンズ8』のストリッパー版かと思っていたら、良い意味で裏切られました〜!
ウォール街への復讐で一獲千金を狙うクライムサスペンスと言うよりは、女同士にしかわからない友情が胸を打つ、シスターフッドムービーでした。
ジェニファー・ロペスがカッコ良すぎ!
50オーバーにしてこの美貌!
ゴージャスなプロポーションを惜しげもなく見せつける、キレッキレのポールダンスに釘付けでした。
ディスティニーでなくとも、見とれてしまいます。
監督が女性だからか、ストリップのシーンもエロよりもカッコ良さが前面に出ていて、
文字通り裸一貫、自分の持っている全てを賭けて、男たちにチップをバラ撒かせるハングリーなガッツには、爽快感すら感じました。
でも、何よりラモーナがカッコイイのは、そんな見た目だけではなく、面倒見が良い姉御肌なところ!
その気風の良さにマジで惚れます。
そして、そんなラモーナが姉妹として手を差し伸べる女達は、ストリッパー仲間の間でも立ち回りが不器用で後がない、崖っぷちの女達。
ストリップ小屋においてダンサー達は、言わば完全出来高制の個人事業主。
収入源はチップのみ。
店から給料が出るわけではなく、むしろ稼いだチップから上前をはねられ、時には店にペナルティを払う事もある。
自分で自分の商品価値を上げていかないと食い物にされてしまう職場では、同僚はライバルでしかないと思うところを、ラモーナは素人感丸出しのディスティニーにストリッパーとしてのイロハを教え、一人前に育て上げる。
タッグを組んでガッツリ稼ぐ事が目的だったとしても、面倒見が良すぎでしょ?
どうしてそこまで…
ラモーナ自身の過去はあまり明かされませんが、ラストにかけての展開で、ディスティニーとは心に傷を持つ女同士、魂の部分で繋がっていたのだなぁと思えます。
愛情を受けられなかった者、力の無い者や持たざる者の痛みを知っているからこその優しさ。
ラモーナの愛情の深さに号泣でした。(T ^ T)
そして、シーンを印象深く盛り上げる音楽がまた良い!!
ラップばかりかと思ったら、フォー・シーズンズやクラッシックも!
自分でも嫌になる程【スローモーション+音楽】のシーンにめっぽう弱いので、何度も痺れました。(≧∀≦)
それに、エンドロールまで音楽の演出が行き届いていて素晴らしかった。
映画の世界観をぶった切るようなタイアップ曲を流すエンドロールには怒りすら感じますが、ここまで映画の余韻を楽しめるエンドロールは、なかなか無い気がします。
ユーモアの効いたラップナンバーからの美しい旋律に次から次へと涙が溢れ…
“余韻”を通り越して、自分の中の感動が更に膨らんでいくのを感じました。
いろんな年代の女性にオススメです!
大胆不敵な色気が武器
ただの犯罪映画
有楽町朝日ホールにて試写会鑑賞。
率直な感想としては期待していたよりは大きく下回る作品だったかなという印象。ただのギャング映画といったところか。
事前の宣伝や予告通りストリップで働く女性がウォール街で働くサラリーマンたちを騙して金を巻き上げると言った話だ。ただそれ以上もそれ以下もなく淡々と巻き上げ描写が描かれ続けてるだけのため途中から気分が悪くなる。
序盤からウォール街で働く者たちから巻き上げる事は問題ない、奴らは悪なんだというわりに被害者のサラリーマン達になにかされたわけでもなく、彼らの具体的な悪描写がない。女性達もストリップで働くきっかけも自ら働いている訳であり、イマイチ彼女らの行動に理解が進まない。
序盤は子供のためだなんていってお金を稼いでいたが結局自分たちの派手な買い物、生活にお金を惜しみなく使うようになり最後は警察に捕まって終わるわけだ。
なにか緻密な計画や策略からサラリーマン達を騙すわけでもなく、お酒に薬を混ぜ彼らを昏睡状態にさせてクレジットカードから何十万も引き出すだけで、数年前まで日本でも問題になった歌舞伎町の飲み屋街の事件と根本は変わらないように感じた。
まぁこれを見てどう思うかは人それぞれだと思うが、個人的にはただただ夜遊びは良くない、自己防衛をさらに高めようと被害にあったサラリーマン達の目線程度しか楽しむことはできなかった。
あくまで個人的な感想にはなるが、見ていて終始気分は良くなかった。
全156件中、141~156件目を表示