ハスラーズのレビュー・感想・評価
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☆☆☆★★ 簡単に。 オープニングで1人のアジア系女性に画面はフォ...
☆☆☆★★ 簡単に。 オープニングで1人のアジア系女性に画面はフォーカスを捉え、どうやら彼女の目線から映画は描かれて行くのを示唆する。 そして、映画は直ぐにこの女性が犯罪か何かに関わっているのだろう?との想像も、また同時にさせる。 そんな彼女のパートナー(相棒と言った方が適切か?)となるのが、ジェニファー・ロペス演じる同じクラブに所属する姉御肌のストリッパー。 以後、最初は2人のコンビで。リーマンショックによる金融破綻以後は、2人を中心としたチームで。男どもを手練手管でやり込める。 とにかくテンポが良い。軽快な音楽に乗り、前半から編集の巧みさもあり、映画はリズム感良く進んで行く。 そんな映画だったのですが。このチームに亀裂が入り込んで来る後半から最後にかけては、段々とテンポが悪くなって来るのが残念でした。それまでが軽快だっただけに…。 2020年2月9日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン10 ※ どうでもいい事なんですが、『ナイブズ・アウト』でのゲロッパよりも。この作品のゲロッパの方が、説得力は遥かに上回ってますなあ〜( ˘ω˘ )
つまりは女の友情の物語 (極悪ママ友編)
クレイジーリッチが上映されてた頃、コンスタンス・ウーの次回作は、「ジェニファー・ロペスとの共演で、男達をだますストリッパーの話」と聞き。結構楽しみにしてました。
台湾系アメリカ人である、コンスタンス・ウー(呉さんですね、漢字なら)が、クレイジーリッチでは結構ネガ評価もあって個人的には残念でした。今回も貶されるんかなぁ。俺、大好きなんですけど。彼女はジェニファーのほぼ一回り歳下ですから、結構なお姉さん。アジアンビューティーってほど美しい容姿に恵まれた訳でもなく、どっちかっていうと「平たい顔族」。頑張ってる姿には声援を送りたくなります。
金のため、生活のため、ストリップバーで働くオンナ達の物語。どうしても貧乏性のせいか、稼いだ金を無駄遣いすんなよ、なんて所帯染みたこと考えてしまって。
「大金騙し取る」って言うから、どんな大スティングかと思いきや。カード搾取かいな、泥酔ぼったくりかいな、あらほらはら…ま、その辺にも、おってですけどね。やられた人、知ってますけどね。ゴルフ場でスキミングに遭った人とか。
ちょっとしたボッタクリは、徐々にタガが外れて行きます。クスリを道具にし、外注するに至れば、これは立派な組織犯罪。一線を超える時の、ラモーナとデスティニーのコントラストは、ストリップバーで働くに至った理由そのものの相違。ただ金が必要だったデスティニーことドロシー。マネーゲームで泡の様にカネを得た男達への応報の意識もあったラモーナ。犯罪ですけどね、彼女たちのやってる事。ウォール街の「金融商品」は犯罪ちゃいますのん?いや、犯罪は言い過ぎた。ですがラモーナは間違った事は言ってないよね。例えば、「ジーサンズ」で消えた年金を巻き上げたのは、ウォール街だし。
もっと早く出会えていたら、違う形で助け合えていたのに。
ホントだね。
どんなナリでも。どんな境遇の、どんな職場の、どんな生き方の者であっても。親友って言えば良いのか、コレ。結構染みました。意外にも。
良かった。好きです、これ。
ジェニファー・ロペスのエロかっこよさを予告編で汲み取れてれば、本編...
ジェニファー・ロペスのエロかっこよさを予告編で汲み取れてれば、本編を観る必要はあまり無い。友情があったのかなかったのか濃かったか薄かったか、娘への愛情があったのか(略)。何も語られず(上辺だけ語って)予告編の内容だけで終了。
正直、大したことなかった
終始、肉感的な描写が続いて、途中で飽きてきた。 そう、焼肉食べ放題で、わんこそばならぬ、わんこ焼肉やってるような感じ です。 主人公のデスティニーにもイライラさせられた。凡人が悪魔に魂を売ろうとしても売り切れないどっち着かずの状態に歯痒さを覚えたし、結局NYを捨てて子供と他所の土地に移るならもっと早く決断すれば良かったのにとも思う。 彼女らは結構立派な暮らしをしていたように見えたし個人的に共感できるとこもなかった。
どんどんやっちまえー
こういう映画を見ると、男がバカすぎて、もりもり女子を応援したくなる。立派な犯罪だけど、だから何?みたいな感じ。 いったい誰がほんとうの詐欺師なのか、女なのかウォール街の男たちなのか? あの頃はアメリカ中がストリップ劇場だった。金をばらまく人間と、踊って金をせしめる人間がいた、みたいなセリフが最後にあった。日本もバブルの時はそうだった。 有り余る金は人間を腐らすね。
【ウォール街の腐った証券マン達を”美魔女”が華麗に”フィッシング”。 ワーキング・マザーたちの奮闘記でもある。】
ワーキング・マザーには頭が上がらない。
一緒に働く仲間にもワーキング・マザーはおり、彼女たちの働く姿を日々目にし、時折個別に話をするのでその大変さは”頭では分かっている積り”である。(本当は、もっともっと大変なんだろうな・・。)
だから、劇中幼子を抱えて困窮するデスティニー(コンスタンス・ウー)の”就業時間短縮”の哀願に対し、”子供が鼻血を出しても家に帰らずに働いている奴もいるだろ。”と言ってムシャムシャとバーガーを頬張る男には、一発食らわせたくなる。
今作では、冒頭から愚劣な男が次々に登場し、次々に”美魔女”たちに釣られていく。
彼らのおマヌケな姿は、観ていて大変気持ちが良い。
だが、”時代の流れ”に、彼女たちも巻き込まれていく姿は少しシビアだ。
ラモーナ(ジェニファー・ロペス:あのスタイルには、ちょっとビックリである。姉さん、お幾つでしたっけ?。信じられない。あ、私も腐った発言をしている・・。)の計画及び友情が徐々に破綻していく過程・・・。
が、ラストシーンに少し救われた気持ちになる。
それにしても、あのラモーナのラストの台詞は実に辛辣である。
<愚かなる男(含む自分)は、どんなに足掻いても働く女性(含む主婦)には到底敵いっこないのだ、という事を改めて実感した作品。>
J.Lo圧巻
テンポよく進むストーリーに飽きはこないけども、ラモーナやデスティニーの子供達が悪い事を正しい事のように捉えて生きている大人たちに囲まれて生活していて彼女らの先行きが心配になってしまった。(←おばさん目線) J. Loはいくつになってもカッコイイ✨✨✨ もぉ50歳だなんて信じられない美しさとオーラある魅力👀 「若くて美人でしかもアジア系、売れないはずがない)というラモーナのセリフ。NYではアジア系がモテるの?? それにしても男の人ってホント…… 帰り道はもちろんSpotifyでジャネット・ジャクソン検索して聞き入りました(*´艸`)
「貧富」と「男女」の二重の格差
持っていない貧困層、かつ女性が、「主導権」を握り自立するためには、イリーガルな計画しか残されていないという、パラサイトとも通じる格差と貧困の話 男に搾取される女という構造を冒頭で簡潔に描き切る見事さ。コントロールなど曲づかいの見事さ。 リアルな「貧しさの描写」。構造に対抗するための、女性だけの疑似家族。 「母はいつもクレージー」。親たることを簡単に放棄できる男と、社会から親たることを押し付けられる女。 親であることで、シスターフッドを裏切らざるを得ない主人公。 「貧富」と「男女」の二重の格差を描いた傑作。
母親はイカれてる!?
アジア系の売れないストリッパーが店の女王ラモーナと出会い人生を変えていく話。 2014年に取材を受けて記者に語って行く形で2007年からの出来事を見せていく流れ。 ダンスを教わりウォール街のサラリーマンに金を落とさせる方法を教わり登っていく。 一度はその世界から離れた主人公が、情勢の変わった2011年にラモーナと再開し、いよいよ金を騙しとる話に展開していくけれど…えっ!?そんな話!? 華麗な騙しがどうのとかじゃなく、主人公の浮き沈みと友情をみる作品という感じだけど、その割に再会後の人間模様は薄い様な。 まあ悪くはないけれど、内容的にも鑑賞しての感情的にもイマイチ盛り上がらなかった。
精子脳 vs おバカ脳
18本目 男って本当に股間でモノを考えてるってのを皮肉った映画 ただ、もうちょっとスケールの大きな話かと思ったらそうではなく、そこら辺は女の浅知恵という、結局のところ男も女も欲に目が眩んだら終わりだよ、という教訓ですね
序盤のポールダンスシーンが・・・クライマックス!!
金曜初日公開作品からチョイスしたのは・・・・ やっぱジェニファーロペスでしょ! NYのストリッパーの成り上がりストーリーではなく、リーマンショックの不況のあおりをくらった彼女達が、金融マン達から大金を巻き上げ逮捕されるって実話を元にした作品。 ジェニファー・ロペスが、ドウェイン・ジョンソンかと思うくらいのど迫力オーラ全開でしたが、序盤のポールダンスシーンが、圧巻のクライマックス!! 面白かったですが、途中から再現フィルム見てるみたいで飽きた・・・ 90分くらいで良かったかも!? アカデミー賞大本命ではないと思う。。。。
華の棘
美しい花には棘がある、でも棘にも色々あるんだよ。
みたいな感じの映画でした。
基本的には何が起こって何をしたかを見せられる流れです。
貧困から抜け出す為に夜の世界に飛び込むデスティニー
しかし、夜の世界に飛び込んだからと言って必ずうまく行くわけでもなく悩みます。重労働だしね。
しかしその店のNo.1?のラモーナと出会いが全てを変えていく。それも劇的に。
ラモーナは良い家に住んで良い服を着て、自分の子供にも良い教育を受けさせて。夜の世界で成功しています。
そんな彼女にデスティニーが憧れるのは当然の流れ。
そして、この二人がすぐに仲良くなるのも当然の流れ。
二人はコンビを組んで成績を伸ばしていきます。
デスティニーの生活はドンドン潤って行き、貧困から抜け出すことに成功。
ラモーナは信頼できる相棒を得て精神的にも良い生活に。
とは言ってもそれも長くは続きませんでした。
リーマンショック
この金融危機はウォール街で働くお金持ち達にはもちろんのこと、そのお金持ち達がお金を使う夜の世界でも大きなダメージとなりました。この映画では致命的とも言えますね。
うまく行っていたデスティニーとラモーナのコンビ。
手法を合法から違法に変えてなんとかやっていきますが、当然違法なのでね。
大まかに説明するとこんな感じ。
デスティニーとラモーナの関係を友情ととるか共犯ととるかで見方は変わるかも
夜の世界に偏見とか無い人なら楽しめると思います。
どんな手を使っても貧困から抜け出す!と言う強い意志なのか、所詮は犯罪ととるのか。
最後の「やっぱり母親は狂ってる」は自分にも言っていたんですかね?
個人的には面白い映画でした!
でも今後はお酒の中身が気になっちゃうかも?笑
選ばれない
29本目。 男の情けなさがね、観てる人は実感あるんじゃないかと。 まだ見ぬ世界でラッキーとは思ったのは最初だけだったけど、周りのスタイルに圧倒され、そそられないんだよな。 向こう人はそうなんだろうけど、いや好みの問題か。 結局はお金に選ばれない人生なんだろうね。 アメリカでは最低賃金で働くという事は、OLD NAVYで働くという事か。
伊藤詩織さんに、お勧めします。
2011年に、米国では、TBSの政治部記者でワシントン支局長 だけでなく、ポールダンサーでさえも、お酒に薬を入れて 飲ませて、記憶をなくさせる手法が映画で描かれているよう に確立されています。 男は金を失い、女は体を失うということです。 見知らぬ人間とお酒を飲むということには、このような リスクがあるということを知っておく必要があります。 男が失った金も、女が失った体も取り返せないからです。 男が女に金をばらまき、女が男から金をむしり取るという 映画です。 カップルで鑑賞しても、楽しめる映画ではありません。 音楽やファッションに詳しい女性は楽しめる映画です。 金融業界やリーマンショックについては、以下の映画を 鑑賞すると理解できます。 ・ウォール街 ・ウォール・ストリート ・ギャング・オブ・ニューヨーク ・インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 ・キャピタリズム〜マネーは踊る〜 ・マネー・ショート 華麗なる大逆転 上記の映画を鑑賞した人々には、この映画を鑑賞することで 金融業界やリーマンショックに関する「別の見方」を得ること ができます。 普通の人は、このような事件に無関係だと思うことは間違いです。 金は、全ての人々に関係があり、影響するからです。 男が女にばらまいた金は、普通の人から集めた金です。 女が男からむしり取った金は、普通の人に支払う金です。 全ての人は、金でつながっているということです。 金融危機でも、カジノで負けても、人は失った金を 犯罪を犯してでも、人から取り戻さなければならない ということです。 人を騙し犯罪を犯した人が勝ち、人に騙され犯罪で被害を 受けた人が負けるという社会だということです。 金融庁は、かんぽ生命保険と日本郵便による保険の不正 販売問題で、新規の保険販売を三カ月間停止させる 業務停止命令と業務改善命令を出しただけです。 総務省も、日本郵政と日本郵便を行政処分しただけです。 日本郵政の長門正貢社長(71)、かんぽ生命の植平光彦社長(63)、 日本郵便の横山邦男社長(63)が、辞任しただけです。 長門正貢社長は「このような事態を招いたことを深く反省し、 お客さまをはじめ関係者の皆さまに深くおわびする」と謝罪 しただけです。 多数の被害者は、全く救われません。 辞任し、謝罪すれば許されるというのなら、誰でもが人を騙し、 犯罪を犯す社会に日本もなっています。 何をやっても、何を言っても、謝罪もせず、辞任もしない 安倍晋三が日本の首相を務めています。 40%もの日本人が、この安倍晋三首相を支持しています。 安倍晋三首相は、再び選挙で選ばれ、有権者の審判という 「みそぎ」を受けたとして、政治責任に一区切りを付けたと 主張することでしょう。 多数の日本人も、全く救われません。
オンナたちの「グッドフェローズ」
ストーリー展開は正に「グッドフェローズ」 友情、成功、そして破滅… 実話モノの「犯罪」ドラマの定番の展開を魅せる。 じゃあ、ありきたりな映画か、というと全然違う。 先程「犯罪」と括弧書きにした意味は? 彼女らの行為が果たして犯罪と言える言えるだろうか? 違法行為か?YES! アンフェアか?YES! シロかクロか?うーん???グレー??? 彼女たちは確かに客をダマした。 彼女らがダマした連中は、サブプライムローンで、客をダマしたのでは? サブプライムローンで儲けた連中の中には、 リーマン・ショックで会社が破綻したあと、救済のための公的資金から、多額のボーナスや退職金を貰った連中もいた、と何かで読んだぞ。 劇中であるように「男たちは自業自得」だ。そのとおり。 「違法行為だろう」と彼女たちを批判するモノは、 バットマンやデアデビルにも同じコトを言うのか? 冒頭で紹介されるよう、ウォール街には3種類の人間がいる。 1 ルールを守るヤツ。当然カネはない。 2 ルールを少し踏み超えるヤツ。小金持ち。 3 ルールを無視するヤツ。大ガネ持ち。しかもルール違反が許され罰せられることはない。 じゃあ、彼女たちはどれに当てはまる? リーマン・ショック前は、1だ。 リーマン・ショック後の前半は2だ。時々は稼げるが、そうそう上手くいくハズはない。 ほどなく3に移行する。 で、最終的は罰せられる。 これがフェアか? 最後にJロペスが言うように、法律がどうであれ、当時のウォール街、当時のNY、当時のアメリカがこうだったのでは? つまり「ダマした方が勝ち。」ということ。 問題は、これが「当時」という一時期の話なのか、現在もそうなのか、ということ。 将来のことは分からない。 だが、多数の人間をダマしてカネ持ちになった輩が、ホワイトハウスの主人に収まっている。それが現代だ。 本作のスゴイところは、 テンポよく、スタイリッシュに、エンタメとドラマを融合させ、 説教臭くない程度に、深い社会的テーマをサラっと描いたところ。 オスカーノミネートは無くとも、監督はもっともっと高く評価されるべき。 誰しも見るべき傑作。
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