mellowのレビュー・感想・評価
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観た後は人に優しくなれる
大きな展開があったりハラハラしたりするわけではないものの、会話が面白く、飽きずに見られた。
主人公夏目をはじめ、彼を取り巻く女性たちがそれぞれとても魅力的。
観終わったあとはほっこりして人に優しくしたいと思うような映画だった。やはりこういう作品が必要だと思う。
一人で見るにちょうどいい映画だなと思いました。
クシャクシャ絡み合う恋模様描かせたらNo. 1
今泉力哉監督の最新作!!
こらもう期待裏切ることなくとても面白かったです。この監督の映画は全部面白い。監督の描きたい世界の色が凄い出てて良い◎
予告編だと田中圭のあざとい感じが押し出されてる感じで(素敵な予告映像ですが)、これが今泉監督作じゃなかったらただの雰囲気映画になって終わりそう…と思ってしまうんだけど、ちゃんといつも通りの面白さだった。
監督の作品の良いところは、キャラクター皆んな冷静にある程度ちゃんと落ち着いて話したり行動するところ。映画やドラマは創作の世界で、それが良いところでもあるから、登場人物の感情の起伏が激しかったりすぐに叫んだり、叫んだと思ったらそのまま走り出したり、ドラマティックな展開に埋め尽くされる作品が多いけど、それが無いから良い意味でナチュラルな役者さんの演技と全体の雰囲気、リアルにどこかで起きてる日常の出来事感がかなり心地良い。
でもそこまでの世界観は作れるけど、そこに、作品内で生きてる人間達の個性や、哀しいけど面白おかしい感じや、温かみを色付けしてくのがまためちゃくちゃ難しい作業なんだろうと無知ながら思っていて、しかし今泉監督はそれが匠の技か!ってレベルで上手くて…。
ちょっとした言葉の言い回しのおかしさや、その人その人の不器用さや、こうしようと思っていたのにそういかなかった…っていう細かいハプニングが発生することで一度ハマったら抜け出せない沼みたいに笑いが止まらなくなっていったり、気付いたら感情移入してちょっと泣いてたりするから観客の心を揺さぶりまくってきます。出てくる人達が普段淡々としている分、本当に面白いところや本当に悲しんでいる時の感情が上手い具合に伝わってくる。
今回のmellowは、あるオシャレな花屋さんを中心に、複数の女性(たまに男性)の恋模様がクシャクシャと絡み合っていく模様を、丁寧に滑稽に且つ最終的にはキュンとさせて心が温かくなる感じに展開されて…まぁとにかくそれが面白いんです。個人的におお!と思ったのは、さっきまでここの三角関係を描いてたけど今度はここの三角関係か〜!っていう、田中圭を中心においた全く違うタイプの三角関係の対比が楽しめる部分があって、すげぇ…って感心してしまいました。小さな興奮だけど、どきどきしました。一番核となる、花屋(田中圭)とラーメン屋(岡崎紗絵)との女性の関係性や恋模様も、丁寧にゆったりとこれまで紡いできたであろう歴史と共に描かれてて…気付いたら応援してました。
花屋と、その姪っ子さほちゃん(白鳥玉季)の2人のコンビもとても良い味を出していて面白可愛くて好きでした。(白鳥玉季ちゃん、演技も雰囲気もめちゃ良いね…。凪のお暇で初めて存在を知ったけど、今年の映画に結構でてるみたいだし、ぐんぐんくるね)(志田彩良は宮崎あおいと臼田あさ美を混ぜ合わせたような顔立ちと透明感が明るい未来を感じさせた笑。めちゃくちゃ可愛かった)
田中圭はもっとこういう作品にもどんどん出て欲しいな。(何でも好きだけど、やっぱり私の中で最高の田中圭は中学の時にどハマりした、sacraってアーティストの「イエスタデイ」のPVの田中圭だから笑。)
mellow、とても面白くて素敵な映画です。
観て良かった…めっちゃ面白かった!!◎
【自分の気持ちをきちんと相手に伝える事の大切さを優しいトーンで描く。花を愛する心優しき男を田中圭さんが絶妙に演じる作品。】
年に数度だが、馴染みのフラワーショップで花束を買う。
花束を大切な人に贈るのが好きなのである・・。(気障というなかれ・・)
今作は、洒落たフラワーショップを営む心優しき、夏目(田中圭さん)に自然と魅入られていく女性達と夏目との、優しい会話が心地良い物語である。
[夏目に惹かれていく女性達]
・お金持ちの奥さん(ともさかりえさん)
奥さんと、離婚を切り出された夫と夏目君の三つ巴の噛み合わない会話はくすりと笑える。
・父から受け継いだラーメン屋を営む若き女店主、木帆。(岡崎紗絵さん)
亡き父から夏目に託された自筆の手紙と木帆が想いを夏目に伝える手紙のシーンは沁みる。
・夏目の店の中学3年生の常連客、ヒロミ(志田彩良さん)。
とヒロミに憧れる2年の女子2名。
[番外]
・小学校をさぼって、母親と店に来るさほ(白鳥玉希さん 大きくなったなあと親戚の叔父さん視線で見てしまう・・。)
誰もが相手に対する想いをやきもきしながら抱え、告白するかどうか悩む。
そして、”決意し”想いを伝える。
<花束を介して、大切な相手に想いを伝える数々のシーンが爽やかで、夏目を始め登場人物たちが交わす会話が実に心地良く感じられる作品。
今泉力哉監督が書く脚本は矢張り良いなあと、再認識した作品でもある。>
優しい映画、今泉監督っぽい
mellowというタイトルがぴったり 様々な人々の片想いが、ゆった...
おでんの大根を食べに行くよう
映画館へmellowを観に出掛ける。
美味しいおでんの大根を食べにわざわざ出掛けるよう。
特別なコースメニューでもない、刺激的な味でもない。所詮、大根。
だけれど、そんな所詮"誰かの日常"に触れるようなこの映画は
何故か帰るときには、どこか懐かしくも感じる大根の味が身体にも滲みて、体も温まってホカホカしながら帰ることが出来る。
登場人物の温度を感じる、素敵な映画。
映画っていいなあと思わせてくれるmellowな時間だった。
テンポ良くストーリーが展開する恋愛群像劇です。
あまり出演作品を見る機会がないのですが志田彩良ちゃんの出演作ということ
そして「アイネクライネナハトムジーク」の今泉力哉監督作品ということで鑑賞。
花が大好きで花屋を営む田中圭。
彼を中心に、健全もしくは不健全な恋愛模様が描かれます。
軽妙な会話がテンポ良く進む、見ていて心地よい群像劇でした。
気軽に楽しめる作品かと思います。
群像劇とはいいながら
メインは田中圭を中心とした恋愛模様。
好意をよせる女性も色々で、
ノーマルな相手からぶっとんだ相手まで色々とおりました。
ともさかりえ演じる人妻などは、
ダンナ同席で「好き好き浮気宣言」 をしてくる変人(変態?)夫婦で
「こんなのばっかりか~」
と心配したのですが、他はまともな展開で安心しました。 ほっ
☆
不登校の姪っ子(子役)
とても演技が自然で上手な子でした。 チェック。
最近の子役って、みんな上手いです。 びっくり。
志田彩良ちゃん
「推薦で進学する3年生」 の役というから
高校3年生と思っていたら中学3年生。 おっとびっくり
以前よりも顔つきが幼くなった気がしました。
岡崎紗絵さん
動作や笑顔がとても自然で素敵です。好印象。
スタイルもいいと思ったらモデル出身。 納得。
☆
ラストも綺麗な終わらせ方と思いました。
近所でラーメン屋を父から受け継いでいた若い女性(岡崎紗絵)
彼女も田中圭のことが好き。
店を畳み、建築を学ぶために海外留学することに。
花を持って彼女を訪ねてきた田中圭。
女性が振り向いて気付き、空を指さし笑顔で
「飛行機」
空にのびる飛行機雲に
旅立ちと、未来への期待を感じさせるエンディングでした。
※夏目(田中圭)がまともな性格の主人公で良かった ほっ
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
#2020.01.19 ちょびっと加筆訂正しました。評価はかわっておりません。
見終わった後、好きな人に告白したくなる
mellowに登場する人が、みんな不器用で人間らしくて、とても共感しました。
夢を追う気持ち、誰かを好きな気持ち、自分に嘘はつけないという気持ち、、、、、全部その人にとっては大事な感情。
木帆の「好きっていう気持ちはほとんど表面化してこないんじゃないかな」というセリフにすごく納得しました。
「ありがとう、でもごめんね。」
劇中で何度か出てくるこの言葉になんだかすごくほっこりしました。
好きだと言われて嫌な気持ちになる人はあまりいないはず!笑
だから告白しようか迷ってる人はこの映画を見て、好きな気持ち伝えてみる気になるかもしれません。
今泉監督の他の作品も見てみたいと思いました。
田中圭さんの「えっっっ!?」の回数
一般試写会に参加
会場は終始笑いが起こる(笑)
純粋に面白く、ほっこり幸せになる映画🌷
今泉監督ワールド全開
古民家花屋さんと廃業寸前のラーメン屋さんに、次々現れる不器用な片思いさん達がなんとも愛おしくなる。
田中圭ワールドも全開
どこの世界に行ってもモテ男。
この作品では、一体何回「えっっっ⁉」て言ったでしょう(笑)
つい、今までのおとぼけキャラに見てしまいがちだけれど、お花屋さんの夏目は、人情深いひたすら良い人。
こんなに花が似合ったんだ~と、少々意外な発見も!!
美しい朝陽に照らされながら川辺を歩く腕に抱えられた、真っ白な花束。
それを、あの笑顔で差し出されるんだから、幸せな気持ちにならないはずはない。
特に好きなシーンは、なんといってもともさかりえさんの告白シーン
夫の前で、伝える必要あるわけないじゃん!
なのに、その唐突さとやり取りは爆笑!必見です!
「撮影しているときは、夏目の目線で見るから、何だこのシーンと思っていたけれど、実際上がったのを見ると、めちゃくちゃ面白くて、作品自体も、一気にそこから加速していった」と圭さん本人があさイチ出演時に語っておられました。
その告白直後に、おしゃんな小学生姪っ子:玉季ちゃんがかける「大丈夫?」がぐっと来た。
大丈夫じゃない時の「大丈夫?」ほど、救われる言葉はないかもしれない。
好きです!をきちんと伝える。
口に出したコトバは、必ず自分に返ってくるもの
好きな気持ち、ありがとうを伝え、想いをかけることは、相手だけでなく自分をも大切にすること。
本音を語ろう。
この映画からは、そんな幸せと言霊パワーもいただける。
早く、観た方と愛おしいキャラクター達のその後を語り合いたい。
<試写上映前トーク内容レポ>
昨年、時の人と言われた話題の今泉監督。
「愛がなんだ」も「アイネクライネナハトムジーク」も原作があった作品。
今回、久々に脚本も手掛け、今泉節全開のオリジナル作品。
今泉監督らしさが出た作品。
今泉監督と田中圭さんとの化学反応も楽しい。
監督からは「それぞれのキャラクターのその後を議論してほしい」とのこと。
宣伝の方は、ともさかりえさん
関西テレビの方は、木帆役:岡崎紗絵さんのその後と姪っ子役:白鳥玉季ちゃんが、どう一連の片思いも見守ってきたかに注目してほしい。
今泉監督がTwitterの内容を全部チェックしているから(笑)
いち早く観た宣伝隊員として、あのセリフ、あのシーンを見て欲しい!議論が巻き起こし
mellow現象を一足早く起こして欲しい、というお話でした。
また、公式コラボグッズのパーカー、Tシャツ、バックが販売
シンプルなmellowの🌷デザインが可愛い
https://mellow-movie-news.tumblr.com/
お花が好きになります
一般試写会にて一足お先に観させていただきました。
とにかく田中圭さんが「好き!」となる、圭さんの良さがたくさん詰まった作品でした。映画自体は日常を描いているけど、自然に湧き出る色気というか、あんな花屋さんがいたら(良い意味で)困るわ、、、て思ってしまうくらいでした(笑)また、他の登場人物それぞれのストーリーや気持ちをしっかり描かれていて、様々なストーリーがどれも共感できてとても面白く、色々な目線から楽しむことができる作品でした。特に、ともさかりえさんの演じる役がとても癖が強い(笑)!
公開したら、次は他の登場人物の目線で見てみようと思います。
リアリズムに見せかけた大人の童話のよう
片想いのパッチワーク
切ない中のハッピーエンドという、新しい恋愛の形
初めての今泉力哉監督作品でした(*⁰▿⁰*)
監督の恋愛映画ずっと観たかったので、ようやく観れて大満足!
今回は原作も監督オリジナルだというから素晴らしい。
そして、何より女性に根強い人気の田中圭さんを主役に起用したところも上手い!
この作品のテーマは、「一方通行の恋」。
いろんな人の恋が全て一方通行で過ぎるから、結構悲しくなるのかと思ったけれど、予想外に爽やかな気持ちで終われました。
いろんな女性の想いが見れて面白かったです。
そして、なんだかんだでめっちゃモテモテな田中圭さんが羨ましい
(*´∇`*)
一度でいいから、あんなにモテてみたいものです(笑)
色んな片思いがあったけど、その中でもダントツ一番インパクトがあったのは、ともさかりえさん!
あのホワホワした雰囲気から想像し難い、かなりの自己中発言(笑)
旦那さんを巻き込んでの爆弾発言の連発にヤられました
(´⊙ω⊙`)
会場全体が笑いに包まれた、謎の15分間。田中圭さんとの噛み合わない対話は、奇跡の片思いの形でした。
こんな人が、世の中にいるかもしれないと思うと、自分は一体どう対処したらいいのか…。
田中圭さんの困り果てる演技がとても、リアルで可愛くて、そこのシーンだけでもうお腹いっぱいになれました(笑)
また、お花をいじる田中圭さんの姿がすごく爽やかでカッコ良いのも、この映画の魅力の一つ。
花を幸せそうに生ける、その姿は多くの女性の心をガシッと掴んだはず!
(私も掴まれました(//∇//))
片思いがテーマなので、報われない気持ちが漂いますが、その中に、ちょこっと現れる相手を思いやる気持ちがとても優しい。
人を好きになれるって、素敵な事だなって思いました。
それに、人を好きになる気持ちだけは止められないから、その止められない気持ちをどう処理すればよいのか?
それが、その人その人で違って面白い。
私だったらどうするかな?
自分に置き換えて考えてみる自分がいました。
恋愛映画はあまり苦手で観ないけれど、この映画は、片思いがテーマで新しい!
切ない系の片思いでなく、幸せで終われる片思いの在り方を、この映画で学ぶ事ができました。
素敵な試写会をありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡
#花とラーメン
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