mellowのレビュー・感想・評価
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スキです、スキです、スキです。な告白大会。
「想いのほどを告げる」ってのがテーマな、今泉劇場。
「女店主で、つぶれかかったラーメン屋」と「男の花屋さん」と言う対比が面白そうだったし、岡崎紗絵さん好きだし、時間的に丁度良かったし。だけど途中、オジサン的にはちょっと辛い内容の時間が長かった。
妹が中学から女子高で、あんな事があるってのは聞いてましたが、今もアレなんですかね。中学生だしね。高校生になると「今晩、そっちに泊まった事にして!」電話が来るようになります。我が家、カラ宿泊ホテルでしたもんw
「そういや言われてねーな」「そういや言ってねーな」なオタ恋の後の鑑賞だったもんで、そのギャップにニヤニヤしてる間にクライマックス突入。夏目は、どんな言葉で思いを告げるのでしょうか。って言うか、多分、言葉では言えない、言わない気がして。花屋ですからね。「手紙待ってます」「帰って来るのを待ってます」的な。でも花言葉じゃあざと過ぎかw
取りあえず、ラーメンを食いたくなる映画だった。ラーメン屋さんパートが良かったし。
それと、冒頭の別れ話エピソードって要るの?
ともさか夫妻の「イカレタ告白」で「オトナの告白パートは充分でっしゃろ」、とは思いました。
記号の消費
叶わない好きの表現、素敵でした
「ありがとう、でもごめんね」
に対する「私と一緒だ」は
とても純粋で、監督のこだわりなんだろうなと劇中、強く感じました
ですがラーメン屋の痴話話だったり、
煙草だったり、
夏目さんの人柄はよく現れていましたが
最終的には木帆ちゃんの手紙のフレーズに持ってきたいだけなんだなと見終わったあと感じました。
床屋の存在も、木帆が24歳であることくらいしか情報が得られず腑に落ちませんでした
女子中学生3人もキャラと役があってないなあという印象です
本人達にとってはただの日常会話に過ぎないであっても観客からしたら「わかってるよ…」みたいな台詞の繰り返しで飽きました
ストーリー自体にも不自然な箇所が多く
最後の1玉のラーメンだったり、
ラーメン屋店主のお見舞いに夏目さんがいくことだったり
多少現実離れが激しかったと思います
とにかく人物像が浅い。
ストーリーも浅い。
セットも数箇所でここ、次ここ、という感じで
映画である必要はあるのかなあと思いました
(シーンしすぎてるので)
ただ、現場の役者にとっては居心地がいい、
そんな意味でのMELLOWと捉えるならば素敵な監督さんだなあと思います。
穏やかで暖かい映画
穏やかな片想いが沢山描かれた素敵な映画。今泉監督作品の不器用な恋が好きだなぁ。
但し、恋愛映画というジャンルに入れて良いのか、よく分からない。特定の相手との恋愛よりも人と人との優しい関係に重点を置いた作品で非常に心地良い。映画館でじっくり観るべき作品。
多様性の時代だ!
今泉監督の作品は多様性を尊重するかのような映画が多い。まるで、お笑いの“ぺこぱ”の漫才のよう。こんな恋愛があってもいいじゃないか!と言わんかのような。
男性が花屋、女性がラーメン屋を
やってもいいじゃないか!
女性が女性を好きになってもいいじゃないか!
みたいな。
夫がいる女性(ともさかりえ)が
主演の田中圭の事を好きになってしまい
夫含め3人で話し合う場面があるのだが
その場面が特にそんな力強く言われると
「あれ?おかしいのはこっちなのかな?」
と思いながら大爆笑してしまった。
マイノリティーでも自信を持て!
多数派に屈するな!
時代は変わってきてるんだ!
今泉監督の作品は場面が頻繁に飛ぶが
どの設定場面も興味深くとても見易い。
物語としての盛り上がりは
特にあるわけじゃないが退屈せずに観れる。
mellowはとても幸せで疲れない映画だった。
こんな映画があってもいいじゃないか!!
私は今泉監督のファンです!
きゅんきゅん映画
終盤、胸のきゅんきゅんが止まらなかった(さっさと告っちまえよ~心の叫び)
あんな店主のいるラーメン屋があったら絶対繁盛してる
田中圭モテモテ
今度は志田彩良をずっと玉城ティナと間違えてた
ともさかりえと山下健二郎のシャツの柄が笑う
今年観た邦画でロマンスドールに並ぶベスト級
終わったあとラーメン食べたくなり、もちろん食べる
圭くんファンの為の圭くんを愛でる映画でした
先日公開されたばかりなのに、もう朝イチの1本しか上映されてなくて、観たくて早起きして行きました。
お洒落な花屋さんの店主でモテモテの圭くんのスクリーンいっぱいの映像は、インザスカイの延長のようでファンとして大変満足しています。
演出面で、青木夫妻がその後どうなったのか、中学生の女の子がどうなったのか、ラーメン屋の女の子はどうなったのかなど中途半端さは多少あるのですが、日常のありがちなひとコマとして捉えられるからか、そこまでモヤモヤしない、ナチュラルな映画でした。エンドロールでその後を流して頂ければもう少し良い評価できたかなと感じました。同時期に豪華キャストの揃った話題の恋愛映画も観ましたが、話題が平たんな為かそちらと比較してツッコミ所は圧倒的に少なく、豪華キャスト揃いでなくても、田中圭ファンとしてはそこそこ満足出来る映画でした。
今泉力哉監督作品
今泉監督の作品って、どれも同じ感じがするんだよね。淡々とした会話とか、演技経験浅い人とベテランを混ぜたり、有名と無名を混ぜたり。いくつかの恋愛を並行で描いたり。
この映画もそんな感じなんだよね。田中圭がもてまくる。
エピソードは ともさかりえ のところが面白いの。真面目に考えたらその通りだよねってことをやってるんだけど、世間的常識とずれてるからおかしい。ここは脚本がうまかったな。
役者さんは、女優が全員良かったけど、特に志田彩良が良かったよ。
温かい空気に満たされる至福のとき
片思いのつづれおり。『あなたのことが好きです』『ありがとう、でもごめんなさい』という、おそらく多くの人が交わしたであろう、そして交わすであろう会話が繰り返される。
静かだった。静かに感動した。エゴかもしれないが自分の気持ちを伝えるって潔いと思う。
群像劇ではあるが、メインは花屋の夏目(田中圭)とラーメン屋の木帆(岡崎紗絵)の恋。温かい空気に包まれた。心が暖かくなった。
今泉力哉の好調が続く。今年の日本映画のベストの一本だろう。
夏目さんの恋
田中圭演じる花屋の夏目さんがとにかくモテモテです。
たくさんの恋と想いと告白が散りばめられた優しい映画でした。
青木夫妻とのやりとりが本当に最高です(笑)
旦那の暴走が面白すぎです!
あの夫妻のその後がめっちゃ気になります。
年期の入ったラーメン屋では訳ありカップルが別れ話の真っ最中。
「無職で借金があるのに働く気がない」と堂々宣言する彼氏が笑えます。
中学校のバスケ部では叶うことのないほろ苦い恋が。
そしてお洒落なお花屋さんmellowには100本の薔薇。
夏目さんの恋が動き出します。
冬にぴったりの心暖まる素敵なお話でした。
強いて言うなら関西人の私にはちょっとラーメンの濃さが気になりました(笑)
女性向きの映画
全体的に柔らかくて優しい感じが滲み出た映画だと思います。女性向きの映画ですかね。実際のところ男性の観客は10人中私1人だけでした。あのともさかりえ演じる夫婦のやりとりはすごく面白かった。
「好き」はどんどん表に出していこう!
人を好きになること、それを相手にちゃんと伝えることは、価値ある素敵なことだと、あらためて思わせてくれる、ハートウォーミングなストーリーだった。「ほとんどの好きは表には出てないもの」とか、きほが女友達と交わす台詞が印象的だった。どの役者さんも演技がとっても自然で素敵だった〜。子役の #白鳥玉季 ちゃん、凪のお暇にも出ていたけど、末恐ろしいほど達者でびっくり。
恋ドラというより笑いあり涙ありのコメディー
2020年映画館鑑賞4作品目
mellowといえば椎名林檎
mellowといえばメローイエロー
mellowはまろやか
まろやかといえば四角い顔ペヤングソース焼きそば
田中圭演じる花屋を営む夏目がモテまくるけど断るので結ばれることはない話
ラーメン屋で別れ話をするカップルに涙する夏目がおかしかった
最初見たとき伝わるオーラが違うのでやっぱりあの男女はエキストラじゃなかった
特に動いてなくても喋らなくても雰囲気だけで芝居なんだ
夏目の姪さほ役の玉季ちゃんが表情が豊かで演技がうまい
なんで男なのに花屋なの?という質問にはちょっとカチンときたけど
青木夫妻と夏目のやりとりが最高に面白い
高級なコントを見てるよう
宏美&陽子と夏目のやりとりも良かった
告白するときと体育館で後輩を応援するときの宏美役志田彩良の表情の芝居が最高
団子っ鼻の女の子が宏美と陽子の様子を陰から見つめてるシーンも好き
陽子がお人形さんみたいな顔しているのにもう1人の下級生は面白い顔
床屋役の唯野未歩子さんも随分老けましたね
誕生日が一緒なんで昔から親近感あるんですけど
木帆が営むラーメン屋のメニューが安い
ラーメンが500円で味噌ラーメンとタンメンとチャーハンがそれぞれ650円でチャーシュー麺は750円でかた焼きそばが800円
かた焼きそばって焼くんじゃなくて揚げるんだよね
ベビースターラーメンに八宝菜みたいなものをかけたものだけど好きじゃない
ラーメンは美味しそう
LINEとかメールとかデジタルな時代だけど直接話しにくい長めの思いを伝えるにはやっぱり自筆の手紙の方が胸を打ちますね
最後の木帆の「飛行機」は照れ隠しかな
全般にわたって彼女の笑顔が素敵
その笑顔の裏に葛藤がある
心に残るメロウな映画
Mellowがどんな映画かと聞かれて、主演の田中圭さんは『メロウとしか言いようがない』と何処かで仰っていたように思いますが、確かにMellowはとってもメロウな映画でした。
誰かが誰かを好きになる。告白をする。そして、実らない。それだけのお話。でも、ただそれだけのお話の中に流れる空気が、とても優しくて柔らかくてメロウで心地が良いです。
登場人物たちも、みんな可愛らしくて愛おしかったです。
陽子が好きです。甘い砂糖菓子のような雰囲気の女の子。でも強い意志があって勇気があって素直で愛おしい。
宏美が好きです。凛とした美しさのある女の子。真っ直ぐで強くて清らかで可愛らしい。あのファイトと言うシーン、すごく印象的でした。
青木夫妻が好きです。奇妙で可愛くて可笑しい麻里子。奇妙で愛が深くて可笑しい修二。ぴったり磁石がひっつくようにお似合いのお二人なので、どうか、あのままご夫婦でいて欲しい。あのシーン、とっても面白かったです。
さほが好きです。とても賢い子。子供らしい可愛いらしさと真っ直ぐさがあって、ときどき鋭く真理をついた発言をする子で、どきりとさせられました。
木帆が好きです。優しくて控えめ、でも、芯が強くてしなやか。木帆は、最後のラーメンのお客さんにバラを渡すときに『お邪魔じゃ無かったら…』と言い、夏目さんへの手紙でも『ご迷惑でなかったら、手紙を出してもいいですか?』と言うような子。ラーメン屋も、はじめは黙って閉店してしまおうと思っていたような子。そんなに控えめにならなくても良いのに。でも、そんな子。髪型の僅かな変化を夏目に気付かれて、少しだけ恥ずかしそうに笑う木帆。夏目に手紙を渡すときに、一瞬だけ意を決したような顔をする木帆。ラストシーンの木帆の表情もすごく良かったです。可愛くて愛おしかった。
夏目が好きです。あんなにお洒落でカッコいいお花屋さんだけれど、中身は木帆と同じくらい控えめで地味な人のように感じました。穏やかで静かな日常を愛する人。小学生のさほとのやり取りで『あ、これ可愛いじゃん』と優しく笑う。小さな細やかな可愛さを愛する人。理不尽で奇妙な言いがかりに心を乱されて、堪らず深く深く煙草をふかし、少し悲しそうに笑う人。翌日まで落ち込んで、ションボリと背中を丸めてラーメンを啜る人。どこか人間味を感じてとても愛おしい。可愛い。ひろみも言っていたけれど、本当に、カッコよくて可愛い。
劇中、たくさんの告白が出てくるけれど、夏目だけが自分の気持ちを言っていない…でも、私はあの最後の夏目が作った花束が彼の気持ちを語っていると思うのです。あんなに柔らかくて優しくて可愛い花束。花を一本一本選ぶ夏目のシーン、愛おしさが溢れていて、胸がいっぱいになってしまいました。
結末は描かれず、観るものに委ねられている形ですが、私は、夏目の告白はやはり『ありがとう、でもごめんね。』と言われてしまうと思っています。だって木帆は、これから海外に行くと決心しているのだから。きっと夏目もその事をわかっていて、それでも気持ちを伝えたくて告白するのだろうと。それでも良い、と思える物語でした。
私はとても好きな映画です。今泉監督の他の作品も観てみたくなりました。
穏やかで癒される。みんな、かわいい。
2回観た。1回目は寝てしまった。多分疲れてたから。
私の周りの人たちが、この映画を何回も観たくなる気持ちが少し分かった。
何か大きな事件があるわけでない、普通の日常の一部を切り取ったような、でも、どこか幻想的な映画だと思った。
夏目さんはいつも穏やかで、夏目さんの周りの時間はゆっくりと流れているような、不思議な感じの人なんだけど、でも、ツッコミを入れたり、青木夫妻の行動に対して怒ったりと、生身の人間なんだってちゃんと思わせてくれる田中圭はすごいなぁと思った。
青木夫妻の言葉と行動、たしかにおかしいんだけど、どこか納得できる。あんな演技をするともさかりえさん初めて観た。あの話し方、ツボです。あんな人、本当にいそう。
陽子と宏美の話も良かった。私も中学生の頃、女子の先輩が好きだったことがあるから、懐かしかった。「ありがとう。でも、ごめんね」いいな。大人になると、告白の前に探りあいがあるから、こうやってちゃんと断ることもない。この映画は、「好き」という気持ちをちゃんと伝えることが大事なんだと言っている気がする。でも、木帆の「ほとんどの好きは表に出ることはない」みたいな言葉もたしかに!!と納得した。
さほちゃんがとにかく可愛い。画面いっぱいのさほちゃん、すごい。
この作品は上映劇場数が少ないのがもったいないなって思った。
年相応&自然体のケイタナカ
話題になった例のドラマの、年齢不相応に騒がしいケイタナカではない、ナチュラルで朗らかで穏やかなケイタナカを久々に堪能できました(*´ω`*)
ラーメン屋のお嬢さんの人生ストーリーについては感動ありでしたが、他のストーリーがどうでもいい…特に、最初のラーメン屋の中での痴話喧嘩のストーリー、要ります?不愉快な話を聞かされた上に何一つストーリーに絡まないあの下り要らないです。どうしても、お付き合いで出さなくちゃいけない俳優さんとか女優さんだったの?と変な勘ぐりまでしてしまいました。
あと、青木夫妻(ともさかりえ夫妻)も、個人的に要らなかったです。あれも、モヤモヤ感しか残りませんでした。車の中での、あの角度からの、煙草を吸うカットに繋げるストレス的一騒動がほしかったの?とか
" 自分の気持ちを真正面から相手に伝える大切さ"を描くことに気持を傾けておられる故の、だと思うのですが…思うのですが。モヤモヤ感しか残らないものよりも、せっかくの甘くてホッコリな造りなら、その世界観を貫く方向がほしかったです。
考察の甘い人間ですいません。あんなくだらない下りを入れるくらいなら、もっとラーメン屋さんのお嬢さんとの話を熟成させた方が良かったように思えますし、夏目さん個人のストーリーを入れてほしかったです。
☆☆☆☆(ちょい甘) 『愛がなんだ』で注目の今泉力哉監督作品。 加...
☆☆☆☆(ちょい甘)
『愛がなんだ』で注目の今泉力哉監督作品。
加えて、人気の田中圭主演。かなりの混雑を予想していたら…館内ガラガラで拍子抜けをする。
でも映画はとても面白かった。映画ファンを自認する人は是非劇場へ!
映画は、男女逆転の告白恋愛模様のあれこれ。
他人のカップルの別れ話に、マジ泣きする田中圭。
その純粋さはもはや国宝クラスか?(*^ω^*)
好きな人に告白するも、その人には既に好きな人が居る。そしてその人にも好きな人が居て、更に…。
奇しくも同日公開となったのが、岩井俊二監督作品の『ラストレター』
あちらは、好きな人に告白したくてもなかなかそれも叶わない過去を悔い…と。観ていて、恋した経験のある人なら1度は経験したであろう。胸の奥がキュンとして苦しくなってしまう物語でした。
それに対してこちらは。同じく失恋ばかりを繰り返すのに、何故だか心の中がウキウキと楽しくなってしまうくらいに、不思議な魅力が溢れる作品になっていました。
まあ、比べてしまっては邪推になりますから、後は好みの問題でしょう。
私はどちらも同じくらいに大好きですね。
はっきりと断言してしまえば、(あの頃の)切なさを思い出し、泣きたくなったならば『ラストレター』
笑って、明日への新たな一歩を進みたいなら『mellow』ってところでしょうか。
そうなんです!会話の妙で、前半はゲラゲラと笑ってしまったんですよね〜(#^.^#)
これはもう、田中圭の持つ資質ってヤツですねえ。
可愛い女優陣達も、バッチリと今泉ワールドに嵌っている。何よりも1つ1つの会話が楽しい。子役の女の子は達者だし。宏美先輩の優しさも(寧ろ男気と言うべきか?)最高に良かった。
ともさかりえが普通に演じれば演じる程に、こんなにも笑わされるなんて思いもよりませんでしたよ〜^o^
そして何と言っても、岡崎紗絵がもうメッチャ可愛い❤️
美容院の場面は、絶対に『ローマの休日』のオードリ・ヘップバーンを意識した演出じゃないですかね〜?
男なら誰でも彼女に恋しちゃうんじゃないの〜( ˘ω˘ )
そ っ か 〜 !
何たって田中圭だもんな〜。
そりゃ〜!田中圭の方から(俳優としてのキャラや、彼の醸し出す雰囲気から考えて)告白して来る訳ないもんな〜!
だからみんな彼の優しさには、逆の意味で7×7=49八苦してしまうんですなあ〜。
作品中に2度、編集で黒目のフェードアウトが絶妙なタイミングで入る。
昨今の映画では実に珍しい。こうゆう古典的な編集はリズム感が出るし、それより何より余韻が残るのが観ていても気持ちが良い。
会話のテンポの間と、台詞のやり取りの可笑しさ。人の良い人しか出てこないからこそ生まれるホンワカとした暖かさ。
多少は「これって、或る意味では理想的な人達しか出てこないお伽話だよなあ〜」と。不満を感じる人も居るであろう…とは思いつつ。今しばらくは、この今泉ワールドに浸っていたい…と、思わせて貰いました。
2020年1月21日 T・ジョイPrince品川/スクリーン6
しかし、、、、来週にはもう新作が公開予定って…凄いな〜今泉人気。
出演者に松本若菜に松本穂香と、2人のダブル松本の名が! どちらも大好きな女優さん。
こりゃ〜、絶対に観に行かんと。
観た後は人に優しくなれる
大きな展開があったりハラハラしたりするわけではないものの、会話が面白く、飽きずに見られた。
主人公夏目をはじめ、彼を取り巻く女性たちがそれぞれとても魅力的。
観終わったあとはほっこりして人に優しくしたいと思うような映画だった。やはりこういう作品が必要だと思う。
一人で見るにちょうどいい映画だなと思いました。
映画を見て覚えていることを列挙していくと、男性の花屋さんってかっこいいなとか、途中のあの夫婦とのやり取りは声出さずに笑いこらえるの大変だったなとか、劇中のdantonのあのダウン欲しいなとか、今泉監督っぽい映画だなとか…
強く記憶に残り続けたり、大きな強い感銘を与えるような映画ではないにしろ、観たあとになんとなく良かったなーなんて思える心地よい映画だったなと思います。
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