「温かい空気に満たされる至福のとき」mellow エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
温かい空気に満たされる至福のとき
片思いのつづれおり。『あなたのことが好きです』『ありがとう、でもごめんなさい』という、おそらく多くの人が交わしたであろう、そして交わすであろう会話が繰り返される。
静かだった。静かに感動した。エゴかもしれないが自分の気持ちを伝えるって潔いと思う。
群像劇ではあるが、メインは花屋の夏目(田中圭)とラーメン屋の木帆(岡崎紗絵)の恋。温かい空気に包まれた。心が暖かくなった。
今泉力哉の好調が続く。今年の日本映画のベストの一本だろう。
コメントする