ザ・ピーナッツバター・ファルコンのレビュー・感想・評価
全103件中、101~103件目を表示
見た目は人の数%しか図れない。
大切な人をギュッと抱きしめたくなる。
愛情と友情たっぷりの素敵な映画でした!
ついつい見た目で人を判断しまいがちな社会だけど、これを観ればそんな気持ちだった自分が恥ずかしくなる…。
主人公はダウン症の青年だけど、彼の性格がとても素敵!
憧れの悪役レスラー養成学校に入学するために、今いる施設から脱走して旅することに決めたザック。
パンツ一丁という、なかなか滑稽な姿で街を彷徨い歩く中、偶然に出会った漁師のタイラーと意気投合して2人は旅に出ます。
夢を諦めずに、施設のルールを破って、自分の自由を勝ち取る為に動き出した少年。
ダウン症という垣根を越えて、広大な世界に踏み込んでいくザックの生き生きとした姿に勇気をもらいました。
障害なんてものともせずに、旅の途中で大切な友達までゲットして、悠々自適に旅を続ける姿が素晴らしい!
周りの大人は、ダウン症だからとついつい心配しがちだけど、そんな心配が逆に彼の生活を縛り続けていたのですが…。
でも、ザックはそんな悲しみを勇気に変えて、タイラーと楽しい旅を続けます。
始めは仕方なく一緒にいたタイラーも、徐々にザックといることで、友情や絆のような気持ちが芽生えてくるから素敵!
ザックの素直で素敵な言葉の数々に、いつも間にかタイラーが救われていくから、観ていてテンションが上がります
(*´∇`*)
ザックの優しさが、周りの人たちの気持ちを豊かに大らかに変えて、いつしかみんな幸せになっちゃうから不思議
(o^^o)
そうか、幸せって自分で掴むものではなく、人から人に伝わって伝染していくものなんですね!
優しさが幸せを、幸せが友情を、友情が愛情を繋ぐ素敵な映画でした!
久しぶりに心の底から、満たされる映画に出会えました(^^)
ありがとうございました(๑・̑◡・̑๑)
だれでも自分の好きなように生きたい。
この映画の好きなところはZak ( Zack Gottsagen) の夢をもっている強い生き方とTyler ( Shia Labeouf )のZakの対する公平評価だ。うまく言えないが、タイラーにとってザックは友達なんだ。
2019年の映画で新しいのでネタバレしないように書くつもりだ。ザックはみても分かる通りダウン症で周りのものは彼をダウン症として扱い、身障者に対する哀れみを与え、保護したがる。時には、バカ扱いする人もいる。施設で働く人たちもそうだ。ザックは自分の夢があるからそれに向かってなんど失敗しても行動に移す。
個人的なことだが、ある家族の息子パウロが22歳でダウン症でザックと似ている。一つのことを執拗にやりたがり力がとてもある。そして、夢がある。でも、その家族は彼の夢を聞いてあげないし、それには付き合ってあげない。そのうえ、その夢はたわ言だと思っている。ザックの周りもそうであるが、タイラーだけはちがって、ザックを励まし、力になる。かれの夢を聞いてあげるだけじゃないんだよ。手伝うんだよ。タイラーは映画の最初で傍若無人な悪人のようにえがかれているが、彼の家族背景を理解するとちょっとわかる。彼は ザックを自分の分身のようにダウン症に違和感(ダウン症がどうした?)なくつきあう。ザックの方に甘えがあり、自分はダウン症だと言葉で表す。ザックの夢を成し遂げるにはダウン症が問題なのかどうかより、その人自身の問題。やる気のある心だということなんだ。障害、弊害、差別を乗り越えていく心だというんだろうけど、それにも関わらず、タイラーの荒々しい言葉、行動一つ一つから、ザック思いが感じられて(過去の経験と重なり合い)ザックの良き理解者でもあり、また、ザックとの関係を思いっきり楽しんでいるのが、微笑ましい。また、切なく悲しく涙が出た。
この監督はダウン症のZack Gottsagenを主演に使ったが、かれのダウン症は私の知り合いの息子パウロほど悪くはない。パウロは食欲のコントロールが難しく、台所の食べ物のある場所は鍵をかけて開けられないようにしているし、食欲が旺盛の時は食べ物の代わりダンボールもかじるそうだ。
場所はノースキャロライナからフロリダ方面に向かっているが。出発点がどのまちかは私は知らない。Outer Banksといってノースキャロライナの大西洋沿いを歩いているようだ。景色がいいところで、南の島にいるような気分だね。
全103件中、101~103件目を表示