劇場公開日 2020年2月7日

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ザ・ピーナッツバター・ファルコンのレビュー・感想・評価

全116件中、1~20件目を表示

3.5一風変わったロードムービー

2020年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ブリーフ一丁のダウン症の青年と、他人のものを盗んで追われる漁師が出会い、旅をともにする一風変わったロードムービー。大昔の悪役のプロレスラーに憧れるダウン症の青年ザックは、そのレスラーの開くレスリングスクールに入るために寮を逃げ出す。お尋ね者同士の二人はいがみ合いながらも次第に意気投合、川をくだってレスラーのいる地を目指す。
孤独な二人が絆を深め合う旅というのはよくある話だが、妙に心地よいテンポ感のある作品で、飽きずに引き込まれる。プロレスの虚構性を巧みに用いているのも面白い。ザックの見ているプロレスビデオは古いもので、そのレスラーもとっくに引退しているのだが、寂れた街でプロレス興行に関わっている。プロレスという虚構が人夢を与え、それがザックを動かす原動力になる。虚構は人間にとって大事なのだ。夢を信じる力があるから前を向いて進めるのだ。夢見ることを忘れてしまった人に観てほしいと思う。

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杉本穂高

3.5プロレスというモチーフがもたらしたもの。

2020年3月23日
PCから投稿

ちょっと甘すぎるロードムービーだとは思う。予定調和的な作りが、いさかか物足りなさを感じた理由のひとつだと思うのだが、随所随所で予定調和を壊すような不安定さがあり、それが映画の緊張感に繋がっている。ひとつは(ジョージア州で撮影されたらしい)湿地帯というロケーションがもたらす奇妙な異世界感。プロットだけ取り上げると「プロレス教室を目指すお話」なのだが、旅はどんどん文明社会から隔絶され、ファンタジー度を増していくのだ。

そしてたどり着いた先にはこれまた世間から隔絶された人たちが寄り添って暮らしているようなコミュニティがあって、そこで住人たちは青空プロレスを楽しんでいる。本当にこういうコミュニティがあるかは知らないが、本当に異世界に迷い込んだような気になってくる。

主人公が憧れるレスラー役は俳優のトーマス・ヘイデン・チャーチだが、レスラー仲間には本職のレスラー、ジェイク・ロバーツが、そしてレフリー役にはこれまたレスラーのミック・フォーリーが演じている。彼らの複雑な生き様はドキュメンタリー映画『ビヨンド・ザ・マット』や『ジェイク・ザ・スネークの復活』に詳しいのだが、特にジェイク・ロバーツという人物の危うさがそのままクライマックスの不穏さに繋がっていて、メタフィクショナルな効果をもたらしている。するりとアメリカン・プロレスの闇が紛れ込んでくる瞬間に本気でハラハラした。

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村山章

4.0最高の温かさで包み込んでくれるロードムービー

2020年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

雄大な河が、海へと注ぎ込む辺り。この映画のあらゆる登場人物は心に何かを秘めて生きている。ここからどこかへ旅立ちたい。目の前の壁を突き破りたい。でも現実を考えるとそんなことは不可能・・・。そんな思いを全て背負いこむかのようにダウン症の青年が介護施設を飛び出し、途中で出会った仲間とともに、夢にまで見たあの場所をひたすら目指す。

本作は障がいといった要素を扱いつつも、しかし決してお涙頂戴には陥らない。むしろそこに生きるあらゆる人々の姿を平等に見つめ、全てを温かなユーモアで包み込みながら旅を続けていく。その視座がなんとも素晴らしい。目的地で待ち構える一人の俳優もまた素敵だ。もしや本作の監督は、同じロードムービーの先輩にして大傑作『サイドウェイ』へのありったけの敬意をここに込めたのだろうか。一人で始まった旅は、いつの間にか二人、三人へと増えた。海へ注ぎ込む河のように、その姿は堂々と光り輝いている。

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牛津厚信

4.5おいじじぃ共!

2026年10月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

カワイイ

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松竹

3.0なるほどマーク・トウェイン。楽しいけど色々心配

2026年9月3日
PCから投稿

笑える

楽しい

カワイイ

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mysha

3.0まぁまぁ

2026年7月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

まぁ、淡々と。悪くはなかったけど、良くもなかった。記憶にそこまで残ってないし。

■友達にオススメする?
しないなー

■友達が「見たほうがいい?」って聞いてきたら?
他にもいいやつあるよーって言っちゃうな。

■もう一度見たい?
いや、いーです。

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磯野ゆな

4.5偏見ってなんだろう

2026年5月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

癒される

疲れた心を洗い流すような作品でした。他人を上手に思いやるって難しいことなんだなと思いました。ロードムービーはいいものだなと感じました

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あかんやつ

4.0大好きな映画の一つになった。何度でもみたい

2026年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

大好きな映画の一つになった。何度でもみたい

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Ikka

2.5養護施設を脱走したダウン症の青年ザックと、孤独な漁師タイラーの旅を描いた現代の冒険譚

2026年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

驚く

周囲がザックに強いる「保護」という名の制約。良かれと思って彼を施設に留めることは、果たして守っているのか、それとも監禁しているのか。映画はこの問いを静かに提示します。管理された安全な檻の中に留まるよりも、たとえ傷つくリスクがあっても、自分の足で外の世界を歩き、泥にまみれて生きる。その姿にこそ、人間としての尊厳が宿ります。

ザックが夢を追い、荒野を突き進む様子は、観る者に自由の真の意味を教えます。タイラーとの間に芽生える、対等な個人としての友情が、彼の可能性を広げていく過程は心に響きます。広大な湿地帯を舞台に、最小限の言葉で語られる彼らの旅路は、真の自立とは何かを突きつける力強い作品です。

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さとうきび

3.0ちっとも進まないロードムービー

2026年3月21日
PCから投稿

おもいきり偏見を書きます。
学生のとき、ハンバーガーショップでバイトをしていたら、
4人組のガラの悪い男女が来店しました。
全員茶髪ロン毛で、スタッズまみれの革ジャン。
スカルのプリントが入ったジーンズや、
ダメージ入りすぎてパンツが見えるスカート。
で、カウンターに注文しに来たんです。
そしたら4人とも「聾(ろう)」の人でした。
(あ、そういう人でもそういう恰好するんだ。)
って思ってしまいました。

と、同時に自分をすごく恥ずかしい人間だと思い、
それ以来「〇〇の人は〇〇」という偏見を全ての人に持たない。
と胸に誓いました。(なかなか実践できてませんが)

で、ザック。
”ダウン症なのにプロレスラ―になりたい男”です。
なんて、面白そうな題材でしょう!
かくして、いびつな三角関係のロードムービーが始まるのですが、
(距離的に)前に進んでいるんだか進んでいないのか、
よくわかりません。行ったり戻ったり、止まったりすぐ追いつかれたり。
しかし、3人の精神的なロードは確実に前進します。

なんとなくザックの成長(開放)物語として話は進みますが、
実は一番開放されているのはタイラー。
自らの不注意で兄を失い、前進できないでいるタイラー。
知らず知らずザックに対する自分を、
かつての優しかった兄を投影してしまう。

いかだの上でザックがタイラーを慰めるシーン。
兄の役を演じることで、ザックを通じはじめて”兄”の
気持ちを理解し涙する。
夢を叶えた(叶えてあげた)リング上のザックに向けて言う
「おまえはウスノロじゃない!まだやれるだろ!」
八百長ではない本物の大技で「やれる自分」を見せつけるザック。
この大技はザックからタイラーへのメッセージ。
「おまえだって、まだやれるだろうが!!」
タイラーの手術中、ケーキのろうそくを吹き消すザック。
「兄への贖罪もこれで消えたね。」というメッセージ。

長い旅の終点フロリダに到着した三人。
このいびつな三人の家族は、これからどのようなロードを進むのか。
いままでにない、やすらぎの笑顔をみせるザック。

「そんなのどうだっていいだろ?」
って言われた気がした。

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にゃろめ

4.03.9

2026年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

タイラーは色々あるが、ザックの病気に関係なく一人の人間として接している点は真似出来ない。
最後はどうなるか。
ダウン症の方の映画がつい先日も観た。映画になりやすいのか?

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トシ

4.0孤独を隠すほど寂しくなる

2026年2月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

癒される

孤独を隠すほど寂しくなる

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いのしし

3.5【優しさに囲まれた綺麗事だが…】

2025年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

「こんなの映画だから」
そう片づけてしまうのは簡単だ。
実際にダウン症の当事者を起用し、共演俳優やスタッフからも確かな“優しさ”が伝わってくる。
ただ、ダウン症の世界が現実には、こんなに単純で穏やかなものではないだろうという思いも拭えない。
それでも本作は、まるで『トム・ソーヤ』を見ているかのような、青年期のひと夏を描いている。
逃避行でありながらロードムービーでもあり、スリリングな要素もあって、映画としてのボリュームは十分だ。
人に積極的に勧められる作品ではないし、
「この映画が好きだ」と大きな声で言えるタイプの映画でもないかもしれない。
それでも、この映画に出会えたこと自体は、とても嬉しく思う。

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abu

3.0人生に行き詰った青年とプロレスラーを夢見るダウン症の青年のロードム...

2025年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

人生に行き詰った青年とプロレスラーを夢見るダウン症の青年のロードムービー。
希望の持てるストーリー展開はよかったです。

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あつし

4.5亡くなった兄の想い

2025年11月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

3.5ザック可愛い

2025年7月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

ドキドキ

カワイイ

タイラーとザックが少しずつ距離が縮まっていき、少年同士の冒険を見ている様だった。
2人ともいつ引き戻されるのかとヒヤヒヤしていましたが、程よく旅路を楽しめている様子が見れて心地よく楽しめました。

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qq

4.5逃亡劇アドベンチャー

2025年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ひょんな事から出会った二人の男の逃亡劇アドベンチャー。久々にとても良い映画に出会えた。純粋な心を持ちプロレスラーになる夢を追いかけるザックと偏見を持たずなんでも挑戦させるタイラー。二人の友情に心が温かくなる。

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ゆうき

4.03人の再出発を描く

2025年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

兄を亡くし他人の獲物を盗んで逃げた漁師タイラー。
ダウン症で施設から逃げた青年ザック。
二人が偶然出会い目的地まで共にするロードムービー。
施設の看護師でザックを追いかけてきたエレノア。
いつしかエレノアも含めて3人で行動を共にする。
エレノアも最初は追いかける目的だったけど今の生活から抜け出たい。
そんな思いから3人は疑似家族のような関係になる。
3人が再出発するまでを描いた心温まる作品でした。

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tom

3.5タイラーいいやつ

2025年2月7日
スマートフォンから投稿

楽しい

単純

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mui

4.0良作!だけどライトな作品ゆえ残るモヤっと感・・

2025年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

日常に疲れるたびふと見たくなるロードムービーですが、本作は一風変わったロードムービーとして楽しめました。
全体としてホッコリする良作なのですが、
ザックとタイラーの絆が深まった過程がもう少し描かれてたらもっと移入できたなぁ。とか、最後のプロレス試合はザックにとっては大事なイベントなのだから結末まで見たかったなぁなどなど、所々あっさりしすぎて物足りない感も。
そういう細かい事は考えず、ザックのようにピュアな気持ちを持って鑑賞すれば純粋に楽しめる素敵な作品でした♪

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てんてんワン