グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇のレビュー・感想・評価
全134件中、61~80件目を表示
ポスターの大泉は欽ちゃんに似ている
2020年映画館鑑賞21作品目
元になった舞台は観たことはない
ケラさんの作品
脚本がとにかく素晴らしい
太宰治の作品をヒントにしたようだが
舞台は好評のようで小池栄子が受賞したというのはこれか
なかなか東京の方には行けないが近くでもやるならこれは舞台でも一度は観てみようと思う
間抜けづらで野暮天の大泉洋がモテまくるという設定に無理があると瞬時に感じた
だが斜視の大杉栄だってモテまくるんだから女を惹きつける男の魅力はそういうことじゃないかもな
腐女子向けのゲームに大泉洋のようなおっさんは見たことないけど
話としては意外な展開
「主人公死んだのかよ」「まだ30分くらいあるのにどうすんだよ」「生きてたのかよ」
そして感動の再会
そしてハッピーエンド
舞台を知らない人にとっては読めない展開でパラサイトと違い後味が悪くないから恋人同士や家族で観てもそこそこ面白いんじゃないか
女優陣の演技力と役作りが凄い
小池栄子の声というか喋り方がなぜか汚い
初代オバQの声やヘドリアン女王などを演じた曽我町子を彷彿とさせた
絵描きの橋本愛も妻の木村多江も医師の水川あさみも易者の戸田恵子もよく仕上げてきたが花屋の緒川たまきが特にすごい
バーのママが犬山イヌコだと気づかなかった
役者の名前は知らないが作家のお手伝いさんも良い味出していた
ポスターのデザインがいいですね
予告編もほとんど観た記憶が無いし内容はほとんど調べなかったけどポスターを観ただけで観たくなりなりました
アカデミー賞もカンヌもベネチアも獲得できないかもしれないがこれはなんの文句もなく傑作
こういう作品は舞台を観たことがない人の大多数が舞台の方も観たくなり実際に観にいけば大成功
舞台のファンも当然映画の方も観にくるという計算が成り立つ
舞台の方が面白いという感想ならそれはそれでいいわけで
これぞ太宰
はじめはつまらないなあと思って観ていました。
複数の女と別れる展開も単純だし、大泉洋と小池栄子も深まらないなあと思いました。
でも、後半、二人に行き違いや事件が起き、暗澹たる空気が流れ、その後、周りの人間たちに破滅的な享楽が生まれてきたのを見たときにこれぞ太宰だと思いました。
去年の9月に「人間失格・・・太宰治と3人の女たち」を観たときには、映画で太宰を表現するのは無理だと思いました。太宰治が描く多面性を映画では表現できないなと思ったんです。
「強と弱」「清と汚」「富と貧」「優と劣」・・・
それが、この映画では、「男と女の心情」「それぞれの自分本位な言動」「世の中の変動」「金への執着」 それらとのどうしようもない絡み合いを、純粋で愚かな、そして単純な二人を通して描いていると思いました。
大泉洋と小池栄子もよかったです。
高校生の時、太宰を読み、人間の弱さ・甘え・逃避、世の中の弱者を許さないあり方を知り、「できないこと」を「できない」という太宰の小説に引き込まれていった自分を思い出しました。
小池栄子さんが良かった!
違和感がありました
これは舞台の方がぜったい面白いよなぁ(たぶん)
戦後しばらくしてからの日本。
そこかしこに闇市が立ち並んでいる。
文芸誌編集長の田島周二(大泉洋)は優柔不断な男だけれど、なぜだか女に滅法モテる。
青森に女房と娘を疎開させているが、愛人の数は十数人。
けれど、疎開先から届いた娘からの「会いたい」と書かれた拙い手紙を読んで一念発起、愛人たちと別れる決意をした。
入れ知恵したのは作家の漆山(松重豊)、「偽の女房と連れ立って愛人のもとを訪れて、やんわり別れを切り出せば・・・」と。
早速、担ぎ屋の大飯食らいのキヌ子(小池栄子)を偽の女房に仕立てて愛人のもとを巡っていくことにしたが・・・
といったところからはじまる物語で、サブタイトルにあるような悲喜こもごもの人生喜劇。
設定的には、戦前のフランス映画『舞踏会の手帖』『輪舞』のようなハナシかしらん、と思ってニヤついて観ていたけれども、途中で疎開先から女房が帰ってきてしまい、輪舞形式は尻切れトンボ。
あれまぁ、十数人の愛人がいたのではないかしらん? と思うわけでして。
で、その後はなんと、件の田島が死んじゃったあ! となってドタバタ度合いが強くなって、泥臭くなってしまい残念。
主役ふたりの顔合わせには満足だけれど、これは舞台の方がぜったい面白いよなぁ、と思っちゃいました。
最高のコンビ!!
妻が小池栄子さんの大ファンなので連れられて鑑賞。
番宣でも主演のお二人の息の合ったやり取りを拝見していましたが、
作品を拝見して いやぁ~凄かった!面白かった!
お二人は最高のコンビであり最高の俳優さんですね!
このお二人で恋愛コメディが是非観てみたいです!(連ドラがいい)
一つだけ言うなら、もう少し長い話にしてキヌ子の生い立ちや
田島とキヌ子が恋に落ちる描写を丁寧に描いて欲しかったかな・・・
他のキャストさんも皆さんお上手でした。
緒川たまきさんはいい女優さんですね!
DVDが出たら買おうと思います。
衣装や時代背景など、スタッフさんが頑張って作り上げた世界を
家でゆっくりと見たいので。
安定の大泉洋
小池栄子サイコー!
演劇っぽい
ドタバタ感、セリフまわし、演出など良くも悪くも演劇っぽい。
舞台版からこの役を演じ続けているという小池栄子さんはさすがですねー!
ダミ声の男っぽいキャラも、上品で洗練された奥さんも見事に演じわけていて、説得力がありました。
あとこの時代の雰囲気やファッションはとても素敵です!
大泉くん主演だから、贔屓目でも★2つ半
映画だけど舞台をみている感覚の映画!
いかにも太宰っぽい
どんな話か前情報知らずにいきなり見たが、
ダメ人間具合がまんま太宰はんやなあって印象。
それなりに面白かったが最後の方は納得できないな。
絹子がどうして惚れたのか謎。
ダメ人間に魅入られたか?それにしても心境の変化が分からん。
そうなるだろうと言う予感はあったが絹子が惚れた描写がなくいきなり墓だもんね。
キャラが秀逸!
あの世で太宰治に観てもらいたい
太宰治の未完の遺作ということで、原作にほぼ、忠実に始まり、橋本愛演ずる2人目の愛人のところから後は原作がないので、全て創作。
さてどう言う結末なのかは見てのお楽しみ♪
大泉洋ありきの作品です。
だらしなくて頼りなくて女たちは皆、母性本能をくすぐられてしまう感じ、小心者のくせに悪びれもせず開き直った感じはハマり役!
小池栄子のダミ声は原作に忠実に再現されているのでしょうけれど、どうしても「ボク、ドラえもん!」的な発声なので大山のぶ代版のドラえもんが浮かんでしょうがなかったです。
とは言え小池栄子の魅力満載の作品です。彼女のダイナマイトバディと演技力無くしては設定が成り立ちません。原作では細身ですが胸の谷間大サービスショットには天国で太宰治もびっくりしている事でしょう。
緒川たまき演ずる1人目の愛人はお花屋さんという職業で、花言葉を使って気持ちを伝えていましたが、原作通りパーマ屋さんの方がパーマをあててもらっている間の女同士の微妙な空気が面白かったのではないかなあ?
そして、普段は愛人が似合う木村多江が本妻さん。
原作では幼い娘は木村多江の産んだ子供ではなく前妻の子ですが映画では木村多江の産んだ子のように見えました。
水川あさみの女医はカッコよかったですが完全創作の部分ですね。
とにかく短い原作をここまで膨らませた想像力は力技とも言えましょう。特にこれまた原作には全く出てこない戸田恵子の占い師が強引すぎて笑えました。
途中でキャラ変する濱田岳や松重豊はいい味をだして作品のクオリティを上げていました。
暗いイメージのある太宰治作品ですが、最大限に明るい演出をめざしたのだと思います。
ラストシーンは突如ラブコメ調に。なかなか清々しくてよかったかもしれません。
男と女ってやつは、ほんと摩訶不思議です。
こんなダメ男惚れるわけないだろ!⇒なんかほっとけないなあ
大泉洋さんの演じるだめんずっぷりがなんだか癖になりました。
人間失格を少しマイルドにした男性に巻き込まれる人たち。なんでこんなやつを好きになったんだ?と後から思うような恋愛をしたことがある人は、途中であああ!!と思うかも。
どうした??って思うところもありますし、ストーリーに心動かされはしませんでした。もう一回はいらないな。
でも素敵なところもいっぱいありました!
まず、小池栄子さんの演技は他の方も言ってますが、本当にすごいです!某番組が突然終わってしまってから、栄子さんを見れていなかったので嬉しかったです。
昭和の、戦争が終わってこれからという時代を描いていたのも、私にはとても興味深かったです。
もんぺとおしゃれなワンピース、今じゃ見ることができない丈のジャケット、映画の文化、銀座の街。どれくらい再現されているのか私には分かりませんが、面白いなと思いました。
あと、曲!劇中とエンドロールに流れる曲が好み!
チューバの音がとってもかっこいい!有名な方でした。
あと濱田岳が最高。
どれ見るか悩んでたら候補にいれるかんじです。
全134件中、61~80件目を表示