映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者のレビュー・感想・評価
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キミの落書きはいつか誰かの宝物
しんちゃんファンには申し訳ない。アニメも映画も今まで見てない。今回、レキシが主題歌を書かなければ、完全スルーだった。しかも、よくわからない食料大臣(弟)とかいう役もやるそうなので、行かねばならないじゃないかっ。
映画始まって早々、変なソーセージがカルーい感じでカルーいセリフを言う。あっ、池ちゃん、これね。トータルで5〜6回くらいしゃべりましたかね。ははっ、そんなもんですよね〜。でも、ラクガキングダムにするっとなじんでてOKで〜す。
映画は最初から最後までかわいかった。ブリーフ、ニセななこ、ぶりぶりざえもん、みんな愛おしかった。ななこおねえさんとニセななこの声は、同じ人がやってたのを後から知って驚愕。ニセななこが不気味ながらもいたいけで涙。りんごちゃんはこどもに人気なので、「スターティン」があれば、あとはもうネタってことでいいでしょう。
エンディングで主題歌「ギガアイシテル」をいいスピーカーで聴けて、大満足。映画を見る前からさんざん聴いてたけど、見終わった後に聴くと、より歌詞が響いてくる。なんていい歌なんだ‼️
キミのその落書きも いつか誰かの宝物
消さないで 離さないで
残しておいて その思いを
落書きは自由に好きなように書いてこそ楽しいし、何年か何百年か後でも、それは伝わるんじゃないかな。劇中も春日部市内のこどもたちの絵があふれかえり、個性がまばゆく光っていた。
やっぱり泣ける。。。
子供や親子連れの多い、真昼間の上映回に、アラサー女が一人で行ってきました。
映画館でクレヨンしんちゃんを見たのは初めてです。
(幼少期は親が見せてくれなかったし、中学で見たときにはバカバカしいと自分で拒絶。)
数年前にテレビでクレヨンしんちゃんの映画を観て感動し、
毎年の行きたいと思っていたけど、なかなか勇気が出ずじまい。。。
しかし、今年はワンデーフリーパスポートを使用し、
見たい映画の間の空き時間にしっかり入っていたため、勇気を出して観ることにしました。
思うのは、うまく大人の汚さを描いているな。って。
助けてもらったのに何かあると他人のせいにして、自分だけでも助かろうとする。
そんな大人を動かせる子供の力に非常に感銘を受けた。
アニメの世界だからある設定なのに、メッセージ性は非常に高いと思う。
※ワンデーフリーパスポート 2作目。
感動しました!
不朽の名シリーズ
規制され、デジタル化された現代には「自由」はあるのかという社会風刺
新型コロナウイルスの影響で公開が危ぶまれた、東宝アニメ映画BIG4(ドラえもん、名探偵コナン、ポケットモンスター、クレヨンしんちゃん)だが、なんとかドラえもん同様に年内公開に滑り込むことができ、ポケモンも12月ギリギリで公開決定となった。コナンだけが丸々1年延期になったのは疑問だが..
個人的には、テレビシリーズはもう観なくなってしまったが、全ての劇場版は観ている。ここ10年は当たりハズレが多く、映画館で観たのは、3年振りだった。
かつては、劇場版にはハズレなしという、クオリティを誇っていた「クレヨンしんちゃん」だが、近年は失速気味で、失望したくなくて劇場で観なくなってしまったのだが、何故だか今回は「観たい」と思わされたのだ。
映画28作目でクレヨンしんちゃんが「クレヨン」を持つというのが、何だか意味がありそうだったからだ。今回「クレヨン」は現代人が失いつつあるもののメタファーとなっていて、久しぶりに現代社会風刺映画としても観ることができて、かつて「クレヨンしんちゃん」がやってきたカウンターカルチャーに原点回帰したようで非常にクオリティが高い。
近年作としては、全体的な躍動感としては惜しかった『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱』のハードルを軽く超えてきた。
デザイナーが描いたアート的キャラクターや「ウゴウゴルーガ」の様な奇抜なキャラクターが多数することで、「クレヨンしんちゃん」のトーンとは混ざり合わず、分離したようなサイケデリックな世界観が正に映画のテーマのひとつでもある「自由」感を象徴しているようだ。
今作には、敵の目的が自国を崩壊から守るためという、世界征服や私欲ではない目的からであり、子供たちに無理やり絵を描かるが、国の崩壊が止まらない。
無理やり絵を描かせても意味がない。学校では奇抜な絵を描くと、カウンセラーに呼び出されたりしてしまう様に何かと理由付けをしては、子供の自由な発想を社会が奪い、量産される一定の価値観のもとで人格が作られてしまうということで、何でもいいから自由に描いてと言われても、「自由」自体が大人の概念による規制で固められていて、本当は「自由」ではないという、物凄い社会風刺なのだ。
現代社会における子供の自由な発想が奪われて、教育しているはずの大人が批判ばかりで行動しない。
この映画で描かれている「落書き」とは、単純にそのままの意味であるが、同時に現代社会における子供たちが失ってしまった「自由」に対してのメタファーでもあるのだ。
映画オリジナルキャラクターのユウマが「ミラクルクレヨン」も使える設定にしなかったり、最後までタブレットは手放さなかったのも、デジタル化された現代の中でも子供の自由な発想というのは、失われることはないという希望も示している。
今後の子供たちが育っていく環境からは、デジタル化は排除することはできないし、それは非現実的であることで、デジタル化を完全否定はしておらず、共存を示したのだ。一方が悪い、一方が良いと言っていたら人間は成長しないし、人間は歴史において、そういった葛藤を繰り返してきたわけだから、今が正にその境界線に立たされている子供たちの姿としてリンクする。
「なんでこうなっているのだろう?」という疑問点や伏線をしっかり回収してくれていて、細部にこだわっている。意味のなさそうなシーンやツッコミ所かと思わせたシーンが実は理由があったりと、物語の組み立て方が上手い。
しんのすけが戦車や戦闘機や車の絵を描くシーンがあるのだが、どれも不完全で実物とは違うものだったりする。これは、あくまで子供のイメージだからこそ、意思を持たない物体や乗物は外見のみでスカスカですぐに壊れてしまう。
何故、アクション仮面やカンタムロボを描かなかったのかと予告を観た段階から、ずっと疑問に思っていたのだが、映画を観ると答えがわかる。
絵が描けないかといえば、そうでもなく、テレビシリーズでも映画版の中でも何度かアクション仮面は描いていたはずだ。『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』と同じメンバーにしたくなかったという理由も考えられたが、大きな理由はあまりアクション要素を強調したくなかったのと、「別れ」を描くためには、既存のキャラクターではない方がよかったということだ。
脚本家がアニメよりも『セーラー服と機関銃 卒業』『猫は抱くもの』などの実写映画を多く手掛けてきた高田亮が担当しているため、近年の「クレヨンしんちゃん」の中では、抜群に脚本が映画的に良くできている。一方で、なつかしいロードムービー要素や食品売り場でのバトルという、ファンの観たいところを分かっているのも素晴らしい。
是非、次回も映画の脚本家を参加させてほしい。
真の協力
ワンデーフリーパスポート第4回、最後は「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ4人の勇者」ですぞ。
ドラえもんに引き続き、私はクレヨンしんちゃんの映画もロボ父ちゃんとサボテンのしか見たことありません。映画館では初めて。
しかしながら、ドラえもんと違って通常放送のアニメはそこそこ見てるのでクレヨンしんちゃんの知識はあると思います。まぁ、無くても大丈夫だろうが。
クレヨンしんちゃんのクレヨンの話、これは見るしかないだろうと思い鑑賞。ポスターもとっても綺麗
あぁ、最高だな。
ここまで面白いとは思わなかった。いい意味での裏切り。子供も華やかな絵に魅了されるだろうし、おとなも現代社会に通じるストーリーに魅了される。老若男女関わらず楽しめるいい映画でした
ラクガキングダム。そこは地球にある落書きからエネルギーを供給している国。しかし、子供たちはゲームに夢中になり学校もタブレットでの授業、日に日に落書きは減っていた。
何気ない日常、いつも通りのしんちゃん。
映画版を見ない人にとっては世界に入りやすくて、そんな日常でクスッと笑える。ほんわかでいいね〜
なんといってもこの落書き達。
エンドロールにあったが、どうやらこの落書きはたくさんの幼稚園や保育園から集めたものらしい。にしてもすごい量だな。なんだか幸せな気持ちになれます。
しんちゃん、ブリーフ、ニセななこ、ぶりぶりざえもん、みんな本物の勇者。アニメでもそうだが、今回もぶりぶりざえもんにイラッとさせられるが後になるとやっぱり良い奴だなと思う。
ストーリーは、今の社会に対して言っているかのように風刺的で胸にグサッと刺さる。劇中でもデジタル化が進むというようなセリフがあるし、登場人物の1人はタブレットを使っている。人々の発言や行動も今のSNSを表しているかのように、リアルで胸糞悪い。
ラストは半端なくカッコイイ。
アニメで毎度おなじみの人達が全員集合。
私はしのぶちゃんが1番好きです。
欠点はりんごちゃん。
あまりに主張が強すぎるし出てきすぎ。
同じセリフしか言わないし、終いには自分のネタを披露する。やるだろうなとは思ったが、クレヨンしんちゃんには合わなかった。
人々は協力しないとと表面上では良いように発言するが、実際のところ自分しか考えてない。そりゃそうだ。自分の命を守るための本能だから。
だがしかし、全員が協力するとひとつの命だけじゃない、みんなの命も世界も守られる。今回のコロナと通ずる所があるだろう。
ぶりぶりざえもんのように何気ない優しさ、ブリーフのように先頭に立って物事考える思考力、ニセななこのように仲間のために全力を尽くす行動力、そしてしんちゃんのようにみんなを笑顔にして無理難題なことに立ち向かう勇敢さ。どれもこれも現代社会にとって最も大切なことではなかろうか。
本当にいい映画だった。
アニメでここまで感動させられるとは。
笑えて、泣けて、考えさせられ、しんちゃんの可能性は無限大だ。
NISSANをパロってOSSAN。緊迫した状況なのに笑っちゃいました
全部観るぞ!
やっぱりしんちゃん😍
見終わった後、とてもあたたかい気持ちになった。
永遠の5歳、しんちゃんは、やっぱりいいぞー。
今回の映画は脚本が良い。
子どもが必ず使うクレヨンをモチーフにした所。なんてったて、クレヨンしんちゃんだもんね。
地上の落書きのエネルギーでラクガキングダムなる王国があると言う発想、しかもしんちゃんの様な自由な絵を描く子じゃないと、選ばれし勇者じゃないと言う所が、面白いし
自由だし、楽しい。
笑えたサトウココノカドー、ホロリとさせられたナナコお姉さんもどきとの別れ。
もう誰ともお別れしたくないもんという、しんちゃんの優しさ。
子を思ういつものヒロシ。
何年かぶりのしんちゃんの映画。
声優が変わった事も知らなかったが、しんちゃんの自由さ、微笑ましさ、相変わらずのお姉さん好き、団結力の大切さなど、泣けた笑えた。やっぱりしんちゃんの映画見て良かったー。
ほぼ四人
涙活できます
しんちゃん映画大好き
しんちゃん映画をやっと観れて、私は春を迎える事が出来ました笑 私の夏はこれからです。
もうさ、大人向けよね。
まずオープニングから良き。物語の展開とスタッフロール出してくるかんじ。なかなかおしゃれ。今までにない感じ。
敵が出てくるまでの初動が早い笑
ユウマの扱いがちょっと勿体なかったかも。コンピューターを使うキャラ?なら、もっとそっち方面の活躍を出すとか。。なんか、ただお母さんを探しに行くだけな感じに見えてしまった。ようは最後のクレヨンを使う為だけの存在だったのか?
あと、なんか今の日本を表しているような民衆の行動。みんなが我先にと逃げて、人のせいにし、自分が助かる為なら平気で「ミサイルを!」と言える。ちょっと怖いと思ってしまった。
そして決して自ら助けには行かない。純朴な子ども達の行動を見てから。みんなが行ってから。
今、世の中で何かが起きても(起きているが)大半が自分の事しか考えていないんじゃないだろうか。
みんな一度はしんちゃんのように、周りを見ず自分の思いのまま動いていた時があっただろうに、いつから周りの目を気にし、列から外れる事を恐れるようになったんだろう。そんな事を考えてしまった。
しんちゃん映画はいまだに、ただのギャグ映画だと思われている事がある。一時期は子どもに見せたくないアニメNO.1になったり。誰だよ、そんなナンセンスなランキング作ったのは。
あるいは「しんちゃん映画泣けるよね〜大人帝国とか、戦国とか」いや、間違いないんだよ。それも素晴らしいんだよ。でも毎年毎年、いろんな作品が出ているんだ。その時の旬な人を出し、時事ネタをだし、子ども向けの部分も大人向けの部分もちゃんと作っているしんちゃん映画。是非いろいろなのを見て欲しいと思ってしまった。
すみません、何を観るかはその人の自由です。好きなので熱くなってしまいました。
好き😘
落書きしてた、あのころ
子供向けアニメの映画版って、だいたい質が高いんですよね。『クレヨンしんちゃん』の映画版も、もちろんそう。なので、毎年、楽しみにしています……と書いてて気づいた。毎年、ずっと、映画化し続けてるって、すごいな。
で、今回。
「クレヨン」しんちゃんが魔法のクレヨンで春日部を救うというのは良いですね。タイトルの一部になってるクレヨンがフィーチャーされたこと、今まであったかな(無かったような気がする)。
終盤の展開は、自分の幼稚園時代を思いだした。常にポケットにロウセキを忍ばせていて、すきあらばアスファルトの道路や、民家のブロック塀や、公園の謎遊具に落書きしまくっていたあのころの自分だったら、しんちゃんたちと肩を並べて戦えてたんじゃないかな、と。
相変わらずの面白さ
全年齢向け教育アニメ映画
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