水上のフライトのレビュー・感想・評価
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主人公の前向きな変わり方が爽やかでスポーツをやる醍醐味、周りの人の...
主人公の前向きな変わり方が爽やかでスポーツをやる醍醐味、周りの人の有り難みが綺麗に表現されていて素晴らしかった!
スポーツ選手は負けず嫌いで、清々しい心で、笑顔やないと!
普通の人には与えられない試練に勝った人の先に輝く感動を描く物語
壮絶な絶望を乗り越えた強靭な魂を持つ方々が競い合うパラスポーツ。たいした努力もしてない健常者が述べるのも憚られる。
錦織選手、大坂選手が躍進する以前、歴代最強と言われるフェデラー選手に日本の記者が「なぜ日本のテニス界には世界的な選手が出てこないのか?」との問いに「何を言っているんだ君は!?国枝慎吾がいるじゃないか!」とのエピソード。
そしてこの映画、自暴自棄の姿を長々描くことなく元々オリンピック代表選抜クラスの主人公は無類の負けず嫌いで非常に気丈なところがいい。若くして名女優の中条あゆみさんの仕上げる演技の真骨頂が光る。普通の人には与えられない試練に勝った人の先に輝く感動を描く物語
真剣に取り組んでいる人は美しく自信に溢れている
正直あらすじからチョイスする予定ではなかったが、泣くな赤鬼で号泣させてくれた兼重監督だから観た、そしてまんまと号泣。
あらすじのままのオーソドックスなストーリーだが、キャラクターのコントラストとセリフの間が良い。
真剣に取り組んでいる人は美しいし自信もある。そんな主人公が、周りの人々と調和して力をつけ成長していく物語は、感動以外のなにものでもない。
素直に観て泣いて、よし自分も突き詰めて行こうとやる気が出た。
単純な話だけど涙
予想していた展開通り、だけどやっぱり切ない。
演技も演出も良かったので最後まで楽しめました。
本人の頑張りと周りの優しさ。思っていた通りだけど、、。お母さんの愛情。
パラリンピック前に観れて良かったかと。装具士の大切さがわかったので。
中条あやみも良かったけど、子役と小澤征悦が良かった。
頑張った。
Tジョイ横浜、初めて入りました。今日は100席弱の部屋だったけれど、Tジョイは、席の間に余裕があるのがいい。カップフォルダーが、一人二つずつあるって言えば、わかりやすいでしょうか。ただ、劇場の傾斜はきついので、100席弱の部屋でも、最前列は迷っちゃう。(川崎チネチッタ型の部屋だと思ってください)
さて、久しぶりに映画出演した中条さんを堪能するという目的だけで観た本作、中身はどうだったでしょうか。
頑張ってた。ま、いつも頑張ってはいるんだけれど。
今回は、輝く笑顔だけではなく、様々な表情が必要な役だったが、表情はけっこう出せてたと感じました。
特に、"唇を噛むような悔しいシーンだけれど、生来の勝ち気かつ冷静さがそれと重なって、なんとも言えない表情" ってのが、上手く出せていたと思います。
ただ、セリフは相変わらずかなぁ。そしてもう一つ残念なのは、陸上部姿がハマらないこと。体型は、モデルだけに抜群なんだけれど、なんだろう。グラウンドに立つ姿が決まらない。立ち方なのかな。カヌー姿の方がまだいいのだけ、こっちはオールさばきが決まらない。圧倒的に筋力不足な感じ。インドアでは、あんなに全てが決まるのに、不思議なことだ。
同じモデルの小松さんが見事にに決まっていたので(「恋は雨上がりのように」参照ください)、つい期待しすぎてしまったか… 残念。
レース前に見せてくれた "女王のルーチン" は、かっこよかったです。最初の陸上シーンでは、ハマっていなかったけれど、でも最初にやってくれていたおかげで、最後が締まって、よかった。
偉そうなこと書いちゃったけど、中条さんを堪能するという目的は、ちゃんと達成されました。
ちなみに、本作品は、実際のパラカヌーの、瀬立 モニカ選手をイメージしたお話だったようですね。応援しよう!
王道の障害からの復活劇
ストーリーとしては王道。
わりと早々に結構激しく交通事故シーンでビビる。
トップアスリートとして人生を賭けて高跳びに取り組んでいた人が、こんな風に新しい道を見つけて前向きに生きていけたとしたら本当にすごい。俺はもっと腐りそうな気がするなぁ。。と思いつつ、そもそもたいした努力を最近していないことを猛省する。
中条あやみは綺麗なモデルさん、と思ってたけど、今回の演技は涙も笑顔も素敵でした。序盤がいけすかない感じなだけに、後半のキラキラで素直になったときが異常にかわいい。。そしてカヌー中は景色も含め美しい。選考会中のサングラスの感じはカッコいい。惚れますね。カヌーはバランスとかかなり大変と聞くけど、しっかり乗ってて、、頑張ったのかな?よかったです。
あとは小澤さんですね。俺の中の小澤さん像にピッタリの役で、見ていて、あーほんとにこういうおっさん存在してんだろなーと思うレベル。というか俺の中ではこの人が小澤さんって感じ、笑。よかったです。
杉野くんは言葉少なめな男らしい感じでイケメンでしたな。あぁいう男らしい感じの男、手先器用な技術職で、はっきりものも言える男はモテることでしょう、笑。
ありがちなお話ではあったけど、演技が良くて、中条あやみがかわいくて、努力や周りの人の大切さを思い出させてくれるいい映画でした。
とにかく泣ける
最初から泣きっぱなし。
怒りの感情を露にする中条さんの演技で泣けて、高跳びを諦めて少しずつ成長しはじめた遥の姿を見て泣けて。
こんなに泣いたの久々というほど。
周りも泣いてたし。
カヌー、乗るの大変そうだけど見事に乗りこなしてて相当頑張ったんだろうな。
観客少なかったけどオススメです。
#99 ありがちな人生再生ものだけど
中条あやみちゃんが主役だから楽しめる。
スポーツ選手役似合うよね。
韓国映画なら絶対恋愛も描くのにそれがないのは『生きちゃった』風に言うと日本人だからかな?
恋愛に発展するするなら呼び捨てにしていた小学生の男の子のほうか?
素直に見ればいいだけ。
予告通りの展開。じんわり涙する。
感動出来る、文部省推薦映画というか。
いい人しか出て来ないから、安心出来る。嫌いではない。
映画は3.5で、中条あやみの熱演プラス0.5、合計星4つはあげたい。
欠点といえば、中条あやみがスタイルよくて、美人すぎる!っていう点かな?
美人過ぎて演技が上手いのもわからなくなる。
逆に損してるとも言える。
文句言うわけではないが、
陸上監督と、中条の関係性が薄いのか、カットしたのか?
監督の指導で上達したなら、感謝の念あるはずだけど、
最初の場面は、そんなかけらもなく、
テングになってるのか?
車いすで競技場で見る目があった場面で、監督は逃げる様に去ってしまった。アソコで、なんらかの関係性の描写が無いと、後の後輩を励ます場面に上手く繋がらないぞ!
だって、監督から、後輩がスランプだから、アドバイスに来い!って電話あったんだろ。
あそこで、誰かに呼ばれてる用事すっ飛ばして、
中条のそばに寄って、なんか言って、
足でもさすって、薄ら涙するとか、
セリフ無くてもいいから、あっ、
ちゃんと師弟関係あって、
繋がってたってすぐわかるのにな。
追伸
平日レイトショーで、観客自分1人だった。
もっとヒットしてほしいって思った。
俺の居場所をくれてありがとうに泣けた
パラリンピックは実に多くの人の支えを必要とする。
オリンピックは夢の夢。競争が激しい。その淵に手をかけることすら困難。オリンピックを目指して挫折した人は障碍者に手厚くし過ぎではないか? そんなことを思った人もいると思う。
しかし、パラリンピックを目指すことになったアスリートの心情をこの映画はとても丁寧に描いていたし、中条あやみの演技はとても光っていた。
走り高跳びの選手でオリンピックを目指していた女性が、交通事故に遭い絶望の淵をさまよう。
母親役の大塚寧々がそんな娘を案じて、娘が子供の頃に興じたことがあるカヌーの指導者(小澤征悦)に相談する。彼は亡くなった夫の親友でもあった。なぜ、彼が突然家に来て夕食を共にするのか?負けず嫌いの主人公はうすうす察しがついているので、これに反発する。中条あやみはずば抜けた容姿だが、負けず嫌いで根性がある役に非常に向いている。新米看護師役のテレビドラマでも感じた。そのテレビドラマでは元ヤンキーの設定でもあったが、控えめなイケメン男子との相性がいい。今回の颯太役(杉野遥亮)もそうだ。美男美女の設定に魅了されるが、それ以上に交わされる台詞がとてもよい。焚火で焼きマシュマロを作りながら話すシーンは、二人がいかに相手を思い遣り、丁寧に相対しているかがわかる寡黙で静かなシーンだった。彼は障害を持つアスリートの装具や車いすを作る職人。パラアスリートとなった親友をサポートしたが、おそらく骨肉腫の再発で失ってしまう過去を持っていた。遥は超軽量の車いすの存在から、その持ち主がもうこの世にはいないことを察した。
カヌーに固定するフルオーダーの下半身固定のための装具はなんども微調整が必要だ。
NHKのプロフェッショナルでもパラアスリートを支える義肢職人の回を見た。自分の感覚と経験で何度も細かい微調整を行う。アナログ仕事だ。ついつい、不埒な想像が頭をよぎる(オジサンの妄想)。颯太は遥(あやみ)のヒップや太ももを何度もさわって、微調整したに違いない。神経の届かなくなった筋肉は少しずつ痩せてゆき、上半身トレーニングで、体のバランスが刻一刻と変化して、重心が変わる。なんどもなんども、下半身をグリップさせる装具を作り変えるたびに、触れ合い、そして二人はさらに距離を縮めるのだ。すてきだなぁ。役なので、いっこうにやせ細らない遥(あやみ)の足やヒップがまぶしすぎる。本当に馬鹿なレビューです。ごめんなさい。
パラリンピックを目指す覚悟を決めるのも、引退を決めるのもとても大変なことがよく分かった。こんなにも金銭的にも技術的にも自分を支えてくれ、ともに人生を歩んでくれる人々が沢山いるわけだから、おいそれと引退するとかあきらめたとは言えないと思う。何度もパラリンピック出場を目指す人が沢山いるわけが分かったような気がした。自分からはやめるとはなかなか言えないなぁ。
最後の選考大会でのライバルの朝比奈レイカを演じた、冨手麻妙(とみてあみ)は同日公開のホテルローヤルや喜劇・愛妻物語でも出演していた。喜劇・愛妻物語ではうどんの生地を棒で伸ばす女子高校生役で鬼気迫る演技だった。カヌーのパドル、うどんの伸ばし棒と棒状のものに縁があります(笑)。この人も負けず嫌いで、体を張った演技をするひとだ。元AKBらしいが、すごく根性がある。彼女の今後を注目したい。
感心した、見事な作品でしたね!
見飽きる事もなく、もっと観たいと思わせる良い映画でした。
カヌーの上でのルーティン、思わず泣いてしまった。
モデルが主役?と半分バカにしてたけど、女優さんとして見事な演技、失礼しました。
中条あやみさん、作品と共演にも恵まれたとは言え良かったです、これからファンになりました。
これからも女優として期待します❗
幸せとは‥
正直前半、これ失敗だったかな‥とモヤモヤしながら観ていました。
中盤障害を受け入れてから、それまでの世界観が一変し事故前よりも表情が明るくなり
観ている側も気持ちが上がります。
水上のフライトのタイトルは、主人公の気持ちが前を向いて未来と言う空に向かって飛んで行く描写を文字にしたものかな?と
良い映画でした。
スローな音楽が印象的
中条あやみさんも良かったけど小澤征悦さんが素で演技している感じが良かった。
鑑賞予定は無かったかど、テレビのバラエティー番組の番宣で2人が面白かったのでフラッと鑑賞。
予告編のストーリーそのまんま(笑)
何の捻りも無いけど良い作品だった印象。
終始とてもテンポが良いんだけど、それ以上に中島あやみさんが演じる遥の気持ちの切替のテンポが良すぎ!
彼女の考え方が事故の前後で徐々に変化して行く感じが見所だった感じ。
「ワタシ。負けませんから!」って、どこかのテレビドラマの似たセリフが印象的(笑)
本作で流れる音楽がほぼ全て弦楽器のスローテンポな曲だったのが新鮮。
トレーニングや試合のシーンの曲もスロー。
感動に音楽は不要!
みたいな意気込みが感じられたかな(笑)
子役は多目に登場。
演技はソコソコなんだけど、皆さんの温かい雰囲気がとても良かった。
残念なのは自分の嫌いなエンディング。
その先が観たかったのにぃー( ´∀`)
夢に向かってテイクオフ‼︎
事故で足が動かなくなった走り高跳びの選手が主人公の映画
中条あやみさんの演技が上手すぎて、映画に引き込まれました
子どもたちも、可愛いし、自然な演技でとても素敵でした
ストイックに自分を追い込むアスリートの演技がすごく良かった!
走り高跳びは出来なくても別の道がある、人生はまだ続いていく。
変に綺麗すぎないけど綺麗だよ。すっごく綺麗でした。
きっと中条あやみさんにしかうまく演じることが出来なかったと思います。
とにかく感動の一言に尽きます。
星が5じゃ足りない!
私は映画が大好きでオーナーズカードを夫が指輪の代わりにくれたくらいで年に50本は見ますがこの映画は特に良かったです。
私は洋画も好きなのですが、最近洋画が少ないような…
コロナの影響で撮影が滞っているのでしょうか。
フランスや、アメリカ、スペインなどのラブストーリー、ラブコメディ、ヒューマンドラマが好きなのですが…
特に恋愛物が見たいです…
大好きな映画がコロナの時期も楽しめて日本に生まれてよかったです
大好きな映画と夫で充分幸せだけど赤ちゃんもいたら言うことないなぁ。
これからもたくさん映画みます。
来年も良い作品にたくさん出会えますように。
役者がピッタリです。
今までも中条あやみさんの作品は見てますが、今までで一番のはまり役だと思います。かわいいだけではない中条あやみさんが必見です。
他の方々もそれぞれ役が合っていて、コーチとか良かったです。
また、内容も持っている人が突然それを失う喪失感は持たざるものには想像できませんが、それを感じさせる描写が素晴らしいく、またそこから這い上がっていく大変さや葛藤をしっかりした演技で見せてくれる映画です。
Wings for Life
予告を何度か見て
貸し切り状態でゆったり観られる平日レイトで観賞
コロナがなければ東京五輪・パラ五輪前に公開される
はずだった不慮の事故で一度は夢破れたアスリートの
再起ストーリー
感想としては
・障害学に準じた主人公の心理変化
・それをきちんとこなす中条あやみの豊かな表現力
・パラスポーツの概要や現実
まあ題材的に文科省やスポーツ省推薦っぽい
想像のつきやすい展開ながら丁寧な仕上がりでした
ただただ勝利に拘り敗者に同情もしない
走り幅跳びの女王に君臨していた藤堂遥
オリンピック代表も確実視されていた彼女が
ある大雨の日に不慮に交通事故によって脊髄損傷
下半身不随になってしまいます
人が障害を受容するまでには
ショック期
(起こった事を認識できずぼうっとする時期)
↓
否認期
(自身の今の状態を認められず治ると思っている時期)
↓
混乱期
(何故こうなったかとやり場のない怒り爆発させる時期)
↓
努力期
(状況は理解しするべき事を目指しはじめる時期)
↓
を経て障害を受容していくと言われています
この過程にかかる期間は個人差で全く異なりますが
やはり若い人ほど早いです
そして他人の協力を得る機会が多くなっていきます
この映画はそのあたりに焦点が充てられていました
遥への周囲の接し方は無神経ではないかと感じる瞬間も
観た人にはあるかも知れませんが健常者と変わらない接し方を
こうした方は求めていたりします
これはノーマライゼーションと言います
つまり健常者も障害に対する理解を正しく持つことで
変わらず接することが出来るわけです
他にもパラスポーツが通常の競技と異なりフィジカルと
装具を使った健常者以上の過酷なトレーニングをこなして
実施されている事やまだまだ公的補助も少ないこと
様々な描写が出てきて理解を深めるきっかけなるよう
出来ていたと思います
リハビリ職を目指す学生さんは是非見てほしいです
まだ不透明な東京五輪の開催是非ですが
やはりこういう映画を観ると人生賭けて開催に向けて
努力している人々の願いが叶って欲しいです
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