「つくり手のこだわり」映画大好きポンポさん ひろみちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
つくり手のこだわり
何かを創り出すことに携わったことがある人ならきっとグッとくるものがたくさんあるはず。
幸福は創造の敵だという、ポンポさんの台詞。幸せに育ってきて社会に対して何の不満もなく違和感なく過ごしてきた人は、自分の世界を持ってない。外に閉ざした自分の世界はどこまでも深い。その深さこそがつくり手の創造性を引き出す。
伝えたいことはなんなのか、誰なのか、自分の作品にするためにそこをぶらしては行けない。
1人ではできないからこそ、いろんな人の協力を経て創り上げる。だからこそ、適当になんか出来ない。
ふつうなんて言葉使うもんじゃない。
撮影して編集するというつくり手側のこだわりがこんなにもつくってるんだと、建築も同じなんだな。
何回でも観たいな。ジーンくんの成長物語でもあるけど、ポンポさんの視点で観たらたまらないんだろ〜な〜
2回目も鑑賞。
90分とは思えない作り込み。
自分の気持ちにわがままになれ。
その想いに人は動かされる。
誰に届けたい、誰に見せたい。その軸がぶれなければ、自ずと決断はできるはず。何かを残すことは、何かを切ること。決断の連続はものづくりの真髄かもね。
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