「ようこそ、夢と狂気の世界へ」映画大好きポンポさん ゴウさんの映画レビュー(感想・評価)
ようこそ、夢と狂気の世界へ
何の情報もなければスルーしていたであろう作品。見た目で判断してはいけないとは正にこの事ですね。
タイトルにもなっているポンポさんは、映画プロデューサー。一見主役はポンポさんに見えるが、監督を目指すジーンと、女優を目指すナタリーのサクセスストーリーです。
見た目とは裏腹に、キャラクター1人1人が立っており、すんなり作品に入っていけました。
特にこの2人は、自分自身に自信を持てず、苦労してきた過去があるからこそ、頑張っている姿に応援したくなります。
映画作成という一見地味な作業の数々をテンポ良く、そしてノリ良く表現する事で、飽きることなく魅せてくれます。
企画、オーディション、撮影、編集、そしてマーケティングまで、想像以上に本格的な話ではあるものの、説明臭いところは一切なく、それでいて映画製作の大変さ、楽しさ、魅力が表現されていました。
少なくとも、映画好きな人には、間違いなくおすすめな作品ですね。
この作品を観ちゃうと、どんなに自分に合わない映画だろうと、軽々しく酷評なんてできなくなっちゃいます😅
本当に多くの人が関わり、1つの作品を作り上げているんだと改めて感じさせられました。
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