「2019-101」エンド・オブ・ステイツ　かいりさんの映画レビュー（感想・評価）

『24』ヲタホイホイ。

ツッコミの嵐、わかりやすすぎる黒幕、愛すべきジジイと顔圧の強いオバハン、大統領とラブラブ、ラストはロシアと仲良しで家族も仲良しハッピー・エンディング、、、。
『24』やないか！！
大好きなんですけど、すごく。

男くさいアクションと、爆弾に関してはやりすぎ感、身内に甘い危機管理意識等々、私が好きなタイプのアクション映画でした。
ここには絶妙なバランスが必要なわけで、呆れるほど現実離れしていたらB級になってしまうし。
ストーリー展開もスムーズな本作は、バランスが絶妙だった。
シリーズ物なのに今作で初めて存在を知ったのですが、これを機にシリーズ見なきゃ24ヲタ失格だと思っております。

じいちゃんが大切なことを言っていました。
「時には逃げることも必要だ。自分自身に嘘をついて、大切な人を傷つけてしまう」。
優しく、責任感のある人ほど、「逃げる」「諦める」という選択肢がないように思います。
あなたが幸せでいることが、大切な人にとっても幸せだということを、苦しみの最中にいると、大切な人を心配させたくないという思いばかり働いて、自分に嘘をついて大丈夫なふりをする。
人生の先輩が言う言葉が、心に響きました。
ただドンパチしてツッコんでる映画ではなくて、そこも好きになれました。

あ、エンドロール中の無重力プールは🥴だったので、評価下げました(笑)
じいちゃん、ごめん。