「覚悟の手」Red だんじり丸さんの映画レビュー(感想・評価)
覚悟の手
塔子は泳げないのに海に飛び込んで、必死で生きようともがきながら泳ぎ続けている。
その始終を固唾を飲んで、心の中で応援し続けている、
そんな苦しくも勇気の湧く作品でした。
自分にとって、この映画で一番強烈に響いたのは、塔子が娘のみどりの手を一度は握るも、それを離すシーンでした。自分の身体が強張っていくのを感じました。
真に目もくれず、愛する子も置き去りにして進む塔子のその覚悟に心の中で拍手をしていました。
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