シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのレビュー・感想・評価
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【フランス発、シティハンター愛に満ち溢れたおバカなエロティックコメディ。日本の声優さんたちの変幻自在の声にも驚いた作品】
鑑賞中、私の周囲では随所に挟み込まれている小ネタやおバカなシーンで噴き出す人、多数。(勿論、私もその一人である。)
◼️分かり易いところでは
・ストリップクラブでリョウ(フィリップ・ラショー)が”ランマ”お姉さんに”ビール 1/2 ね!”と言ったり、
・「ベルリン」”の”Take my breath away”が朗々と流れる中、カーチェイスの最中、フロントガラスを突き破り、空中飛行する男の姿・・。
(この場面は白眉、周り大爆笑:映画館で爆笑は久しぶりである。)
・ゴーストバスターばりに、吸引機ではなくアヒル噴出機(?)を小脇に抱える男の姿・・。
ブラックな笑いも盛り込んだ、今までのフランスコメディ映画ではあまりないおバカな場面の数々に笑わされる。
(いや、違った・・。今作でリョウを演じたフィリップ・ラショーがおバカな主人公フランクを演じた「世界の果てまでヒャッハー!」があったな。)
更に言えば、昨日鑑賞した「ルパン三世 THE FIRST」で
・銭形警部を演じていた山寺宏一さんがリョウの吹替
・峰不二子を演じていた沢城みゆきさんがカオリの吹替
うーん、凄いなあ、当たり前だが、声が違うぞ・・・
最後まで分からなかった石川五ェ門を演じた浪川大輔さん・・エンドロールで”パンチョ”と書いてあり、”ええーっ 分かんなかったよ!” もう、ビックリである。
フランスで漫画と言えば、”パンド・デシネ”と思っていたが、日本漫画は人気なんですねえ。(故、谷口ジローさんがフランス政府から文化勲章を貰っていたことを思い出した・・)
<エンド・ロールで「TM NETWORK」の『Get Wild』が流れた瞬間、脳内にエンドルフィンが駆け巡ったのは私だけだろうか・・。>
原作愛を感じる作品
これぞまさに実写版シティハンター!
細かいシャレに丁寧な説得力を滲ませるフレンチバカ映画の傑作
シティーハンターこと冴羽遼と香の元に舞い込んだ仕事の依頼はその香水を嗅いだ者をたちまち虜にするという“キューピッドの香水”を悪の組織から守ること。依頼主がオッサンなので速攻断ろうとした遼だったが、試しにとオッサンがつけた香水を嗅いでしまい・・・からのドタバタアクション。
監督であるフィリップ・ラショー渾身の企画とは聞いてましたが、これは漫画の実写化としてまさに完璧。駅の伝言板による仕事依頼、香が振り回すハンマー、延々と繰り返される下らない下ネタ・・・同じことを邦画でやったらスベること間違いなしのド直球な演出に何ら違和感を感じないのは、照れや衒いが一切ないからではないかと。元々ラテン諸国では日本の漫画やアニメ、特撮が昔から根強い人気がありますが、子供の頃から抱いてきたその余りあるリスペクトをそのまま表現することに何の躊躇いもない、邦画でこの域に達した映画は『電人ザボーガー』くらいじゃないでしょうか。恐らくは世間的には失敗作と認識されているジャッキー・チェン版『シティーハンター』も参照していると思われ、照明の当て方やアクションのテンポにそこはかとなく香港映画の香りが漂っていますし、そんな懐古趣味に留まらず『ハードコア』みたいなPOVアクションもサラリと挿入しているし、さりげないダンスシーンでの流麗なカメラワークは『トップ・シークレット』のようなオフビートな優雅さも備えています。サントラのチョイスも絶妙で、80’sフランス映画のアレが流れた瞬間には鳥肌が立ちました。もちろんエンディングに流れるアレには思わず涙が溢れました。帰り道ではついサビを口ずさんでしまうことでしょう。吹替版しか上映がないのが残念、字幕版でも鑑賞したい傑作コメディです。
フランス映画であることを忘れる
日本人でないことがむしろいい、そして敵役があの…
原作が日本ではちょっと無理のある設定だったりするし、フランスで作られたということが、むしろシティーハンターらしい感じでしっくり来ていてとても良かったです。
香役の女優さんは綺麗なのに男前な香感がとてもいいですね。
やはり監督の原作への強いオマージュも感じる作りで、原作無視のいわゆる意気込み過ぎ監督色満載の実写化の残念さを感じない。
シティーハンターらしいあのエンディングへの流れもいいです。
コメディが得意な監督なので、原作もコメディ要素がある部分の表現は笑いどころもあっていいのですが、ちょっとコメディ詰め込み過ぎな感じはあったかな。
あと、フランス作品なので、往年のフランス人K-1スター選手が敵役で出ていたのが、アラフォーアラサーくらいの人には馴染み深いはずなので、嬉しかったですね。
声が違うのは承知で見たけど、良かったですよ、実写の違いとして違和感なく見れました。
アニメの主役二人は脇役でしっかり出てたのも良かったと思います。
個人的には続編あってもいいです。
今度はもうちょっと鬼気迫るシリアスでもっとカッコいい展開の物語のシティーハンターも見たいです。
実写版のいい成功例ができた!
実写版のいい成功例ができたなって思いました。
ジャッキーのは冴羽涼に見えなかったし違うって原作を
読んでれば分かる。
この作品は原作に近いし、キャラクターもそのまんまだった♪香がよかった👍めっちゃ綺麗な女優さんなんだけど、香やってしっくり来るし。
原作がアジア人って感じじゃないからしっくり来るんですよね。
フランスが実写化してくれて拍手です👏
日本の漫画は絵が綺麗だから欧米人よりヨーロッパ人に近いなと昔から思ってて、やっとこさここまで来たかという感じ。
無理に日本の漫画を日本人で演じる必要なんて映画の世界には無いんです。
漫画の実写は適材適所国の役者に演じてもらうのが一番👍
ドラゴンボールはアジア人でいいけどワンピースは無理だ。
シティ・ハンターも主人公は日本人だけど原作が日本人離れしてるキャラだからハーフとか帰国子女みたいな役者じゃないと気の抜けたコーラみたいになってしまう。
原作に忠実かいい意味で原作を壊すかが難しい所ですが
この作品は忠実かつフランス流に解釈してくれてるから
見れます。
タイムスリップしたかも!
期待以上でした。
現地で大ヒットし、前評判も高かったフランス版実写のシティーハンター、期待以上でした🎶
フランス人がフランスで作ってるのに違和感か無く、ラショー監督(主演も)の原作へのリスペクトと愛が凄い作品なので、ファンほど喜び納得してしまう作品でした。
映画オリジナルのキャラクターも原作に出てきそうな、どこか憎めない敵キャラだったり、文句つけるところはありませんでした。
シティーハンターって、イメージからハードボイルドとかアクションジャンルにあてはめられるけど、半分はギャグ漫画だと思ってるし、ギャグ要素が終始強いアクションコメディ映画って感じです。
でも、カッコイイシーンもちゃんとありー。
原作にある心が震えるようなストーリー展開は無いものの、ファンならホロッとくるところはあります。
ファンじゃなくても、面白い作品が好きな人にはオススメです。
人気アニメの実写化って、上手くいかないケースが多いけど、大成功のレアケースです。
「実写の正解」
開始3秒で面白い。その後は10秒に1回面白い
いいじゃん!
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