スケアリーストーリーズ 怖い本のレビュー・感想・評価
全89件中、1~20件目を表示
ポップコーン片手で見るホラー映画
特に名作とも佳作とも評価出来ない、アメリカの学生達が織りなす青春ホラーですので、サクッと見れる良い映画だと思います。ホラーの元凶と同じく作家志望なのだから、主人公本人でした、なんていうオチも期待してたけど、この作品の通り、月並みのこざっぱりしたエンディングの方が不快感も残らないので良いと思います。余談ですが、調べ物をするときは書物や書類をめくってメモ書きをする、友達とのやり取りはトランシーバー、という時代背景に則したローテクが良いですね。もう少し年代が進めばパソコンやスマホになってくるんですが。
ベストセラー児童書の映画化!
やはり児童書が原作ということもあり、ホラーという面での恐怖はあまり見られません。むしろダークファンタジーを観ているような感覚でした。ライトなホラーと言えるでしょう。
その理由は、やはりクリーチャー達の登場でしょう。本作は不気味ではありますが愉快ともいえるクリーチャー達が登場するからだと思います。緊張するシーンや大きな音で驚かせるシーンもほぼなく、愉快さを楽しみながら見れたホラーでした。
舞台は1968年という時代感や学生たちが主人公の青春ホラーなのに下品さは全くないところも好感が持てますね。年齢制限が無いのも納得です。ただ子供が観ると非常に怖いと思いますし、恐らくトラウマになると思います。でも、怖さという感覚を体感できるにはぴったしの映画ですね。(昔は普通にTVでホラー映画が放映され子供ながらに怖さを体験しトラウマとなった記憶が懐かしい)
怖さ度合、ユーモアさなど総じて、ギレルモ・デル・トロらしい映画だなって思える作品だったなっという感想でした。グロや下品さを表に出さない、こういうホラーもたまに見るのもありじゃないかなって思わせてくれる作品でした。
見たことある映画。でも普通に良い
見てて楽しい
いわゆる王道ホラーと言われていたので見てみました。
面白かったです。本に書かれた内容のとおりになって死んでしまう、、という設定が好きです。
各シーンで出てくるお化けたちもそれなりの不気味さがあって思ってたより楽しめました。
ただ、「ビビり散らすほどめちゃくちゃに怖い」っていう感じではなくて、「うわーー、こりゃ怖いわ」っていうなんて言うか、何も考えずに見れるホラー映画な感じでした。
自分自身ホラー映画は結構好きで色々見るんですが、ちゃんと楽しめました。
王道ホラーといえばそうかもしれないなとも思いました。
もっと早く観ておけばよかった😳
流れてきた予告を見て
これぞスケアリーなストーリー
思ったより怖い話でした。首が飛ぶとか、心臓や脳みそを貫かれるとか、そういう血が飛び出るようなエグイ描写はなかったけど、物語の中に名前が書かれた人間を狙うモンスターが結構恐ろしくていわゆる夢に出てきそうなやつらでしたね。
ひとりでに物語が書かれる本に宿ってる魔力がまず怖い。あんな形でいろんなモンスターを召喚して毎晩一人ずつ子供を消していくという、何とも言えない物語の展開の仕方がより恐怖を与えていた気がします。でも、意外とドキドキするような演出は少なかったですね。アメリカのホラーの王道というよりかは、確かに怖かったけどハリウッドホラーにしては、少し緊迫とか戦慄を感じる描写が少ない印象です。「ドント・ブリーズ」や「クワイエット・プレイス」みたいな恐怖感は求めてはいませんが、ハリウッドでホラーと言ったらこの2作品くらいの恐怖はあっていいかもしれません。冒頭が緩やかな明るい感じで始まるのは予想していました。「IT」なんかは初めから恐ろしいことが起きてましたが、この映画は真ん中くらいから突然怖くなるというパターンでしたね。2019年版の「チャイルド・プレイ」もそんな感じの展開でした。
ストーリーとしては普通に好きな映画でした。恐怖感が少ないといっても、別にホラーとしての怖い話が成り立っていないわけではないです。ただ、ホラーにしてはマイルド感のほうが少し勝っていた気がします。なので怖いのが苦手な人が観るにはいいのかもしれませんがホラー大好きな人には物足りなく感じると思います。それでも、ちゃんと「スケアリー」なのでホラー作品としての出来はとても良いと思います。
正統派ホラー👻
【”物語は人を傷つけ、人を癒す・・。” 正統的なオカルトムービー。本当に恐ろしい行為をしたのは、誰だったのだろうか・・。】
■物語の舞台は1968年アメリカの田舎。ニクソンの大統領選挙の模様が、随所で白黒Tで、映し出される。ここは、今作の隠れたポイントであろう。
・少女ステラがラモン達級友に”今夜は、ハロウイーンだ!幽霊屋敷を見に行こう!”と誘われ、裕福だった、ベローズ家の娘サラと言う少女が監禁されたいた屋敷に入り込み、ステラはサラの本を持ち出すが・・。
・水銀
・”本が私たちを物語る・・。”
・”血で書かれた文章・・。”
・ステラとラモンは次々に居なくなった旧友トニー達を助けるために、サラの病状の資料がある病院に忍び込むが、その資料に書かれていた哀しき事実。
<ホラーかと思ったら、正統的なオカルト映画だった・・。1968年と言う、時代背景も効いています。ステラとラモンの成長物語でもある。>
スケアリーストーリーズ
怖がらせ方にワクワク
グーニーズとかitをギレルモ監督が撮った感じ、悪霊というよりは可哀想な幽霊、廃墟と化した洋館、なんとも独特なクリーチャーなどはいつものギレルモだったが意外に子供たち“だけ”の冒険譚はギレルモ作品にはなかったから結構新鮮な気持ちでみられた(パンズラビリンスは少女独りだしデビルズバックボーンは保護者も目立ってた)
ストーリー自体はすごく古典的なホラーなのだけれど本に綴られた通りの死にかたをするという設定なのでショートストーリーを続けて見ている感じでだれることもなくテンポがいい
殺人方法もただ滅多刺し、とかではなく直進しているのにカカシのハロルドにたどり着いてしまう、カメラのアングルが切り替わる度に少しずつ近づいてくる不気味な女性など視覚的に工夫していて飽きない
それにしてもギレルモ作品て懐かしさはあるのにわざとらしさや悪い意味での照れみたいなものがあまり無い気がする
使い古されて形骸化した題材の作品にありがちな、いかにもパロディですよ!な過剰な演出やわざとチープに作って昔のホラー“風”にする、自分の嫌いな演出が少ないからかも
例えるなら70、80年代のカルトホラー監督がタイムスリップしてきて今の技術で撮っているような、不思議な素直さに好感が持てる
全89件中、1~20件目を表示