劇場公開日 2020年2月28日

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「怖がらせ方にワクワク」スケアリーストーリーズ 怖い本 バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0怖がらせ方にワクワク

2020年12月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

グーニーズとかitをギレルモ監督が撮った感じ、悪霊というよりは可哀想な幽霊、廃墟と化した洋館、なんとも独特なクリーチャーなどはいつものギレルモだったが意外に子供たち“だけ”の冒険譚はギレルモ作品にはなかったから結構新鮮な気持ちでみられた(パンズラビリンスは少女独りだしデビルズバックボーンは保護者も目立ってた)
ストーリー自体はすごく古典的なホラーなのだけれど本に綴られた通りの死にかたをするという設定なのでショートストーリーを続けて見ている感じでだれることもなくテンポがいい
殺人方法もただ滅多刺し、とかではなく直進しているのにカカシのハロルドにたどり着いてしまう、カメラのアングルが切り替わる度に少しずつ近づいてくる不気味な女性など視覚的に工夫していて飽きない

それにしてもギレルモ作品て懐かしさはあるのにわざとらしさや悪い意味での照れみたいなものがあまり無い気がする
使い古されて形骸化した題材の作品にありがちな、いかにもパロディですよ!な過剰な演出やわざとチープに作って昔のホラー“風”にする、自分の嫌いな演出が少ないからかも
例えるなら70、80年代のカルトホラー監督がタイムスリップしてきて今の技術で撮っているような、不思議な素直さに好感が持てる

バスト・ラー