ジョジョ・ラビットのレビュー・感想・評価
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どこまでが寓話か、自分が試される「実は真面目な歴史物」
誰かも書いてたけど、最初どう見ていいいのかわからず試される感じ。ドイツ人なのに英語しゃべってるのも違和感。ああ、心象ね、ああ、これがマインドコントロールされた少年主観のナチズムね。え?そんな視点の映画、初めてだわ!!
出演者たちの魅力的な「外観」が余計に寓話仕立てになりがちで、その分絶えず自分の視点が試されてる感じがした。中学2年生の時に終戦を迎え、価値観を引き剥がされた体験をしたであろう亡き父にも思いをはせました。
小道具としての靴紐のリレー、いいですね。
・オープニング曲で一気にテンション上がった ・ガチガチのユーゲント...
タイトルと予告編で損してる
1か月フリーパスポートの最終日。
ほとんど観終わって、最終日に観ないのももったいないと、いろんなレビューをみてこの映画に決めました。
よかったです。
戦争について考えさせるし歴史を振り返る。
残念なのは、なんでこんな魅力のないタイトルにしたのかなあと思いました。
せめて副題でもつければよかったのに。
予告編も。
なかには予告編で中身を数倍おもしろく見せて、ガチガチに観客動員数をあげてる映画もあるというのに。
でも、観ることが出来てよかったです。ここのレビューを観て正解でした。
戦争が終わったら踊る
観る前、ジョジョ+ナチスは彼だった
なんとも不思議な映画だった
ナチスに憧れる10歳の少年ジョジョが心友アドルフやユダヤ人の少女と触れ合い成長していくお話なのだが、まず始まりがナチスとビートルズをあわせるセンスに度肝を抜かれた笑
心の中の友人アドルフはどうみてもヒトラーだし、しかも楽しそうだしかなり挑戦的でヨーロッパでは作れない映画に感じた
登場人物は皆魅力的
素朴な可愛さのジョジョ、心友アドルフ、リア友ヨーキー、ママ、ユダヤ人少女エルサ、そしてクレンツェンドルフ大尉。
ジョジョとナチスとくればシュトロハイム少佐だった私のイメージを変えてしまうほどに大尉はかっこよかった
戦争映画だけどそれを感じさせない明るさとやはり戦争の哀しみを併せ持つ不思議な魅力ある映画
母国への忠誠と英雄への憧れでいっぱいだった少年が恋や哀しみを知りどんな青年になったのか…できればそこまでみたい映画だった
厳しい時代を甘いオブラートで包んだ逸品
第二次世界大戦末期、連合軍に降伏間近のドイツを舞台に、軽妙かつ簡潔な語り口で、全体主義を笑い飛ばしながらもキッチリと批判する逸品。子供が主役とか、いい話しとか、苦手なはずなのに何故か大好きな作品になった。
ジョジョと母親(スカーレット・ヨハンソン)との関係性が最高にイカしているし、ジョジョの教官だった大尉(サム・ロックウェル)はリベラルで真にかっこいい男だったし、ジョジョと初恋の人となるユダヤ人少女エルサ(トーマシン・マッケンジー)との触れ合いは愛おしいし……。
そう、登場人物が愛おしくて仕方ない。この作品が愛おしくて仕方ない。
アドルフ・ヒトラーを心の友にしていた少年が本当に大切なことを知る瞬間に感動し、ヒーローズのイントロにジョジョやエルサと一瞬に体を揺らす自分がいた。
今年の外国映画のベストの一本だろう。
コミカルだけどちゃんと戦争映画
10歳の少年から見たナチス、第二次世界大戦のリアルが描かれていた。
めちゃくちゃ良作!というか、最近本当にいい映画ばっかりでヤバい。
予告では、コミカルなイメージが強かったけど、コミカルだけど、やはりテーマは重い。
ナチスを崇拝している主人公の少年ジョジョにとって、ユダヤ人は怪物で、ドイツは戦争に勝つんだ!戦争に行けることが名誉。それが正義と教えられて、それが当たり前だと思っていたところに、ある日母親が家にユダヤ人の女の子エルサを隠していることに気づく。
そこで、愛する母親に不信感を抱きはじめるものの、エルサと関わっていく中で、いつのまにか友達になっていく。
10歳ってまだ子どもだけど、自我がはっきりしていく頃で、自分の頭で考えはじめようとするとき。いろんな葛藤とか、外見とか自分への劣等感とか、周りとの比較とか、恋とか。
第二次世界大戦という現代の私たちからしたら特殊な状況の中で、ごく普通の10歳の少年が経験する日々が描かれているのだけど、どんな時代でも子どもの視点に大人は学ぶことが多いんだろうなぉと思ったよね。
これまで、世界はこうだ!の教えられたのが、自分の目で見て、「なんか違う」と気づきはじめたり、自分の意思に気付けたりと、この映画ではちょうどその時期を描いているよね。
ユダヤ人は怪物で人間じゃないって教わり、ジョジョの友達が初めてユダヤ人を見て「僕らと同じで何が違うのかわからなかった」と言うシーンがあるけど、純粋に率直に子どもたちが思ったことでしょうね。
いつも世界を変にしているのは、大人。そんな世界を子どもたちがどう見えているのな、やはり着眼点がすごくおもしろい映画でした。
Youtubeで映画チャンネルやってます♪
https://youtu.be/M9W5lbQcCew
最初の違和感は凄いです。
最初はいかにもハリウッドという映像や演出で、親ナチス的な思想が語られるので脳が混乱しました。そこからじわじわと少年の思想や状況が変化して最後には演出との違和感がなくなる感覚です。
全編を通して音楽が印象的でした。特にオープニングとラストシーンは感動的でした。
パッと見ればじゃれあいの様にも見える子供たちの争いの中にイスラエル民族の、神に選ばれし民族であるという光を放つかのような自覚にハッとします。
少年の置かれた状況は後世の我々でも十分に理解し難いほど複雑で、10歳の子供にはあまりに過酷すぎました。
あまりの悲惨さに最後はただただ平和を願うことしかできませんでした。
最後はまるでハッピーエンドかの様な感覚に陥ります(自分でも信じられないくらい号泣してしまいました)が、冷静に考えるとストーリー自体は全然ハッピーではないですね。しかしもうあの状況では、戦争が終わる喜びに浸る以外の選択肢がないというか、細かいことは考えない、考えられないといった感じです。そこでただ本能のままに体を揺らして踊り始めるというラストにするセンスは本当に打ちのめされた様な感覚です。
油断してました、、、
ゲイリー・オールドマンかと思った…
キャプテン・クレンツェンドルフ役、サム・ロックウェルだったのか。
開始10分までは大変よかったです。 さすがワイチチ、深刻なテーマを描くのにお笑いをもってきておおらかです。
権力に洗脳された人たちは もしかしたら本当に、これぐらいあっけらかんと日常のように暴力をこなすのかもしれません。 それが結果的に、いまの時代に生きる自分たちには戦争の残酷さ、暴力の無意味さ、自由にモノを考えられない虚しさを強調して見せる意図がこの映画にあるんでしょうか、ね。。(自信なし)
ドイツ語じゃなかったのも違和感でした。
登場人物がみんなキュートなのはよかったです。
なんといってもクレッツェンドルフセンセイ!!
個人的には 脳内ヒトラー(ワイチチ)が雑で なんなら要らないかな・とも思っただけに、こっちのが出し抜いた感じです。 よかった、オールドマンじゃなかったけど。。 (しつこい)
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こころ温まる
スカーレットヨハンソンの
演技がいい味だしてる
シングルマザーとして,ものの善悪を
思春期の子どもにコミカルに伝えるシーン
じわじわ涙が出てくる。
お父さんに扮してジョジョ叱るとこなんて…
お母さん…って思う。
Everybody's gotta live
鑑賞前にheroesが使われていることをたまたま知ってしまったけれど、それでも流れてきた瞬間不意を突かれ落涙。ラストシーンで踊ることも想像できたが、予想を超えて素晴らしい切れ味のラストシーン。演出と編集の手腕なんだろう。
いつの時代もどこの国でも、子どもは大人に刷り込まれ、裏切られて絶望し、時には命を落とす。それを助けられるのも大人。「愛は最強」愛だけがこの世界を良くすることができる。
ベルリンの壁を背にheroesを歌ったデヴィッド・ボウイを想う。同じように愛を送ったのだろう。
以前リドリー・スコット「オデッセイ」でstarmanが流れて来た時は、デヴィッド・ボウイの死後間もなかった事もあり映画館でどうかと思うほど泣いてしまった。彼の曲が流れたら泣く回路が出来てるのかも。。。
あの監督やりますね。
いろんな意味ですごく心に残る映画でした。
戦争の異常さ、それぞれの国民はそんなに悪くないし、善人はいる。
ママが素晴らしい。ミステリアスな生き方、夫や長女との生活、ママを主役にした話が作れそう。キャプテンやヨーキーも魅力的だ。エルサも素敵でしたがちょっと強すぎるかな。敵?味方もムカつくやつでした。
ジョジョの10歳という設定も秀逸でエルサやママとの関係もちょっとイライラしてとてもよかった。ああいう狂ったナショナリズムは日本にもあったろうし、日本にもジョジョはいたんだろうな。
英語だった事だけが引っかかりました。
本当に素敵な作品なだけに隣の下品なポップコーンオヤジのうるささがとても残念。前半ほとんど気が散って楽しめなかった。もう一度見に行こう!!
先週の日曜日にジョジョって 一昨日はTOHO新宿で ジョジョっ...
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