「靴」ジョジョ・ラビット ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
靴
クリックして本文を読む
私たちは戦争のことを表面的にしか知らない。物語のジョジョのように。
それが本作の終盤、街でアメリカ軍との銃撃戦のシーンでジョジョは戦争がなんたるものかを理解したのでは。あの時、彼は母の『無意味な戦いはすぐにやめるべき』という言葉を思い出したのかも。
同時に観ている私たちも戦争のリアル感を実感する。
序盤から、靴を印象的に映していた意味に驚愕。スカヨハの死を靴だけで見せるのはすごい。
本当のうさぎはエルサのことだったのかも。
ジョジョの視点から視聴するので、ドイツ語ではなく英語で作られてたのは納得(アメリカ映画なので)。
戦争映画をこんなにポップに描いたのはすごい。終わりかたもダンスで終わるという戦争映画的にはなかなかできない表現の仕方。
コメントする