「ああもう…語彙力が追いつかないよう…泣」ジョジョ・ラビット 桜さんの映画レビュー(感想・評価)
ああもう…語彙力が追いつかないよう…泣
これを書く前に、この作品の他の方のレビューを参考にしようと思ったのだが、
その中のとある方のレビューが自分の言いたい事や、言葉に出来なかった感動や喜びを全て書いてくれていてとにかく素晴らしかったので、
もうそれで満足してしまった所もあり、このレビューは単純な感想だけにさせていただきます。。。
というかもう…この作品自体が素晴らし過ぎて、美し過ぎて、今思い出すだけでも涙が出そうな程だ。
なのにこの感動を言葉に出来なくて、何とももどかしい…!!
前半はほとんどコメディ要素満載で、クスッと笑えるシーンでいっぱいだが、やはり扱っているテーマがテーマなだけあり、ちょっと笑えないようなシーンもあった。
が、重たいテーマをこういうコメディドラマにしてくれるだけでとても見やすく、中高生でも気軽に見れるような作品になっていると思うので、そこも評価が高い。
後半から畳み掛けるような悲しい出来事の連続に、最後の最後まで涙が止まらなかった。
10歳の少年が無垢にもナチスヒトラーを敬愛し、それを称えながらも本当に大切な事を教えてあげようとする母との親子愛も素晴らしいし、ジョジョとヨーキーのなんとも愛おしい友情にも後半は特に涙が零れた。
本当にヨーキーが死ななくて良かった…!!
それが1番嬉しかったです。
ジョジョとエルサ、子供と年上のお姉ちゃんの恋愛模様も終始キュンキュンせざるを得なかった。
グレンツェンドルフ大尉の兄のような父のような、不器用な優しさにも涙涙。。。。
彼の部下であるフィンケルとはやはり愛し合っていたのだろうか?
フィンケルは戦死してしまったのだろうか?
どちらにせよ、大尉は最初から最後まで立派で偉大な男だったということは明白であろう。
冒頭から伏線が貼ってあった、「自分の靴の紐すら結べない坊や」が、最後に愛する女性の靴紐を不格好に結ぶというフラグ回収は、監督並びにスタッフのセンスとしかいいようがない。
最高のシーンだった。
とにかく語彙力がないのもで、ベラベラと書いてしまったが、とにかくこの映画は私のベスト映画の中に入る事間違い無しの作品だったという事だけは、最後に書いておこう。