劇場公開日 2020年1月17日

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「子供目線の心情/信条の揺れ動きが新鮮」ジョジョ・ラビット taretanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5子供目線の心情/信条の揺れ動きが新鮮

2020年1月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

終始主人公の目線から、物語が進んでいきます。
戦争映画で、歴史と惨状を伝えつつも、リアルな子供目線でほっこり、成長するさまがなかなか新鮮でした。
明るい雰囲気や、最後の銃声のシーンなど、同じ題材のライフイズビューティフルが思い出されました。

前半は主人公ジョジョに思い入れを深める展開でしたが、長沼、退屈だったので、もう少し刺激的でも良かったかも。

後半の急展開に自身の心情とナチスへの信条が動いていくさまに、みている自分も心動かされました。

悲惨にしすぎず、かつ、明るくしすぎず、難しい塩梅のバランスが取れていたと思います。

もう少し前半が笑えて退屈しなければ、もう少し高得点だったかもしれませんが、最終的には満足でした。

ひでぼー