シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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ウルトラマンが可愛い
ウルトラマン見たことないけど置いてけぼりされずに最後まで見れた。所々ウルトラマンが可愛い。途中『大日本人』、振り返ってみると小説『三体』な感じもある。
改めてSF苦手だなと痛感
2022年劇場鑑賞37本目 愚策 35点
メディアの猛プッシュとわたくしの旦那である(?)西島秀俊が出演していたことから、予定の合間に鑑賞。
予算の中の規模感でまあまあ頑張ってはいたのかもしれないけど、限界も感じたし当方は改めてSFは苦手なのだと再認識する作品になった。
斎藤工は実にハマり役だったと思った。
随所に画角や撮り方を工夫してる感がくどくてストレスだった。
愛すべき巨人
映画館で鑑賞。ウルトラシリーズはメビウスドンピシャ世代で、最近になってまたyoutuberの解説やTwitterのネタ投稿で思いがけず詳しくなってしまったという状況でした。
『シン・ゴジラ』の庵野&樋口コンビの再来ということで期待値は高く、特報や新情報が出るたびチェックしておりました。
観終わってすぐ、「また観たい」と思った映画は久しぶりです。高度経済成長と共に生まれたウルトラマンを現代的(庵野的)解釈で蘇らせた手腕には脱帽しました。ウルトラマンがなぜ地球に来たのか、なぜ人間を守ってくれるのかを外星人との戦いを通して見せてくれる、まさに「空想とロマン」が詰まった物語でした。
唯一残念なことがあったとすればお馴染みの「シュワッチ!」の掛け声がなかったことでしょうか。何も語らず、優しい表情で人間を見つめる彼には愛しさと神々しさを感じましたが、やっぱり少し寂しかったです。
とはいえ全体的な満足度は高く、ややテレビシリーズのダイジェスト版のような構成になりながらも一本の映画としてまとまっていたと思います。デザインワークスに載っている庵野監督の構想によれば続編制作の可能性もあるということで、今から楽しみです。
実相寺アングルがすぎる
結構否定めな感想になっちゃったのは『007』だと思ってたら『キングスマン』だった感覚。シンゴジみたいなの期待してたら多分コメディ寄りに作ってた。
色んな怪獣が出現している日本で、突然現れた地球外生命体ウルトラマンが怪獣と戦ってくれる話。
まず最初に良かった所は、ちゃんと特撮の古臭い感じを出しつつも現代のCGで新しい技術を取り入れてなんだか全く見た事のない新しい映像を体験した感覚が得られたこと。ぶっちゃけ最後のウルトラマン同士が話してるやつとか、MCUのドクスト1で見たようなシーンだけど敢えて(なのか技術がないからかなのか)チープな感じが、不思議だった。何事も技術が最先端を行く必要なんてないんだな。
とは言え、ウルトラマンの知識ほぼゼロで行って怪獣との戦闘を楽しみに見に行った私は途中からこの映画飽きました。すみません(笑)話をどう持っていきたいのかが全く見えて来ないうちに、ウルトラマンが人に干渉するべきか否かのテーマが急に立ち上がって終わっていった。
初代ウルトラマンのTVシリーズの見応えあるところをしっかり見せてファンサービスをしてる感じが、昨今のMCUと同じ感覚だーと思った。ミサトさんの「サービス!サービス!」が聞こえて来そうな感じ、それは良いけど話ちゃんとしてくれよ。1個1個の話の繋がりがないんだよね。でも庵野さんって、一旦エヴァが終わって自分の好きな作品・カルチャーを次世代へ繋ぐというステージに今いるらしいので、これがその1つの形なんだろうな。
そして、エヴァの時から多用されてる実相寺アングル(気をてらったアングル)なんだけど今回やりすぎでは?出演者がスマホを持って撮影していたり、どこにカメラ置いてるんだよというショットが、パンパンと切り替わる。アングルだけなら良いとしても、そのおかしなアングルで画面が何度も切り替わると疲れる。
右上にちょっと人が映ってると思えばすぐに左上に人がいるショットに切り替わって、目線の大移動が起こるのよ。IMAXで見たから余計。そこに訳分からないこと沢山話してて(でも実相寺アングル使う時は大した話してないけどね)体力の消耗が激しい映画でしたよ(笑)
後は、ウルトラマンを見てないとやっぱりエヴァエヴァしてる。長澤まさみの役はミサトさんっぽかったし、神永が人類と交流していくのはカヲル君(森の中で座ってるのカヲル君すぎた)っぽい。おまけに人は群れるみたいな話もするし(笑)そして長澤まさみのお尻を叩く仕草がアニメのキャラ的すぎて私には違和感だった。というか長澤まさみの役の使い方がキモかった。
続編ではないけど……
ウルトラマンの予備知識ゼロで鑑賞。
同時期に放映された、トップガンマーベリックは続編映画だけども、前作を知らなくても楽しめるし、前作を知っている人はより楽しめる映画だった。
一方、シンウルトラマンは、ウルトラマンを知っている人は新たなウルトラマンとして楽しめたと思われるが、ウルトラマンを全然知らない人はあまり楽しめなかったと思う。その証拠に、ゼットン初登場時の本編を同時放映していたし。
個人的には、多くの怪獣が日本に来て、多大な被害が出たのに、普通の生活にすぐ戻っていたのがおかしかった。地震がおきた後でも復旧するのは時間がかかるのに。
戦闘シーンだけ見れば最高。
メフィラス戦は鳥肌が立ったのでそれだけ見に行くだけでも価値があった。
有岡と長澤がいなければ完璧。邦画のコメディーチックなところが存分に含まれている。
何と言っても音響が素晴らしいので大音量で見ることをオススメする。
ある意味 エヴァンゲリオン実写版?
期待していた以上に良かった。
TVシリーズでの再放送を見た時は宇宙人との交渉はもうちょっと雑に描かがれていたような気がしていたが、腰を据えて役者さんが演じると臨場感が増し、場面に重量感が出ていた。
庵野監督だけに?怪獣との対決シーンは、
怪獣が使徒に見えたのは私だけ?
本当にウルトラマン好きなの?
トップガンが完璧な続編だったのに対してこの映画はレベルが低い。製作陣のウルトラマンごっこ遊び。
説明セリフが多過ぎて役者が一方的に一から百まで説明してうざったかった。
映像も戦闘シーンがダメだった。CGに金かけたとは思うが完成度は低い。
製作者側のウルトラマン愛を感じる映画
タイトル通りです。これは完全に日本ファン向けの映画になっております。私は平成ウルトラマン世代ですがウルトラマンは一式していたので各シンウルトラマンの戦闘描写には馴染みがありました。でも全く初見の方でもとりあえずは見られると思います。単純に巨大な生物が森や町を破壊するのは迫力があり、映像も海外に劣っているとは感じませんし。
今や特撮は子供、大人関係無しに好まれるジャンルむしろ共有できる娯楽作品へと昇格してきていると思います。是非今後もシンウルトラマンをシリーズ物期待しています。
山本耕史の異様な存在感がウルトラマンのごとく頭に取り憑いて離れなくなる一作。
『シン・ゴジラ』(20016)に続く『シン・○○』シリーズなので(予告されているように、本作の後は『シン・仮面ライダー』が公開される予定)、当然庵野秀明監督作品なんだろうと思っていたら、『ゴジラ』で共同監督(特技監督)を務めていた樋口真嗣監督であることを上映が始まってすぐに知りました。
元々監督も脚本も庵野監督が務める予定だったところ、『エヴァンゲリオン劇場版』(2021)の制作に忙殺された、などの理由で樋口監督が単独でメガホンをとることになったとのこと。脚本は庵野監督が引き続き務めたため、なるほど、庵野監督が紡いだ物語を樋口監督が演出したらこうなるのねー、といった面でも楽しみながら鑑賞しました。
怪獣が日本に襲来し、人類がどのように立ち向かっていったのかを、極限まで圧縮した映像と文字によって畳みかけてくるオープニングは非常に見事でした。既に『パシフィック・リム』(2013)などでもおなじみとなっている手法ではあるのですが、本作の世界観に観客を一気に引き込む、最高の舞台装置になっています。
前半の大作戦でなぜかやたら電線が存在感を見せるという、何とも樋口監督らしい演出もあり、またウルトラマンと人類の共闘、そしてメフィラス星人演じる山本耕史の異様な迫力など、最後まで見所が満載でした。
登場人物を職務遂行の姿勢とちょっとした生活感だけで描く、という手法は『シン・ゴジラ』から引き継いでいて、それが物語の明朗さと直結しているんだけど、ウルトラマンにはもうちょっと人類に対して興味を持った理由を話して欲しかったなー、と感じました。ウルトラマンになる以前の神永隊員がどのような人物だったのか、についても。
リメイクの意義とは?
限られた時間でできるだけいろいろな怪獣や宇宙人(文字変換が面倒なのであえてこう書く)を登場させつつ、一本のストーリーとしてまとまっていた。
CGでの描写は現在では必須だろうし、理解はするが、「ウルトラマン」「怪獣等」はまだしも、「人」になったとたん合成感丸出しなのはなんとかならなかったものか。実体には見えず「映像だろ」と突っ込んでしまった。
そして「サンダーバード」「スタートレック」「マイティジャック」はあるのに「ウルトラマン」は存在すらしない「現代」に違和感。居酒屋のシーンで「小鳥」が流れていて、また「いつなんだよ!」「オトナ帝国かよ!」と突っ込んだ。
ネタとしてはいろいろ提供してくれる映画でした。
長澤まさみ観たさに。。
長澤まさみ観たさに観た。クールな感じでスタイル良しの斎藤工のウルトラマンもなかなかハマり役でした。
巨大化した長澤まさみはもっと観たかったけど、斎藤工をビンタする長澤まさみのシーンは、ビデオや配信やったら、何回もリピートしそうです。
ウルトラマンは正直あんまし興味なかったんですが、いまの平和時代を象徴して、宿敵との闘いはどちらかが死ぬことはなかったのは現代風かな。
ビームの中身とか、重力とか物理的な話しもあってリアリティも感じられたかな。そもそもウルトラマンの組成は何なの?とかもっと知りたいって思った。
ウルトラマンはひとりの死んだ人間に乗り移って人間とウルトラマンを両立してて、最後はウルトラマンは光の国にかえって、同時に、その死んだ人間が生き返った。
この理解で合ってんのかな。
それくらい基本知識ない状態でしたが、オトコを叱咤激励する長澤まさみを観ることができたので満足ですね。
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