シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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シンとは、オマージュか?悪戯か?
シュワッチを聞きたかった。
カラータイマーのピコピコ音をIMAXのサウンドシステムで聞きたかった。
ウルトラマンの後ろ姿等のフォルムがやせマッチョいわくガリマッチョっぽくて笑いが3分止まらなかった。
ウルトラマンシリーズの怪獣ではタッコングが好きでした。!
ところでマンモスフラワーは「ゲゲゲの鬼太郎」ではないですか?
素晴らしい!原作をシン・ゴジラの視点で作り直したものですが、昭和30年代生まれの当方としては、次々登場する見慣れた怪獣・怪人、時より展開される旧作場面の再現など、感涙の2時間でした!ただ、ロマンスが足りない・・・・。ロマンスは、シン・ウルトラセブンにとっておくのでしょうか?ところでマンモスフラワーは「ゲゲゲの鬼太郎」だったような気がするのですが・・・。
想像させる作品、大人のウルトラマン
昭和のウルトラマンのシリーズは作品としての評価をおいておくとして子ども向けのヒーロー物の一つとして多分多くの人に認識されているように思う。
一方で個人的に本作は「大人のウルトラマン」だと思った。
長澤まさみの色気やらカメラアングルやら匂いやらフェチが詰め込まれている所もそうだが(笑)
国際社会に先手を打ちたい政府の思惑、異星人(外星人)との政治的駆け引き、組織、圧力、科特隊(禍特対)という各省庁から選りすぐられた人事としがらみ、バディ…
冒頭のシン・ゴジラテロップからの画面転換はそっちで散々やったからとでも言いたげに端折ってテンポ良くはじまる。
これまでの禍威獣についてはダイジェストで紹介して色々あって日本はなんとか凌いできたけれどいよいよ手詰まり感がという所でウルトラマン登場となる。(何故か日本にしか現れない点について深く言及されないが実は重要な点なのでは…)
やや意地悪に言うなら「これまでのヱヴァンゲリヲン」などでたっぷり訓練されてきた人たちへの問いかけ(Q)のようにも思える(苦笑)
エヴァファンからすれば禍威獣はまるで特撮として表現された使徒のようだし、ウルトラマンの戦い方はまるでエヴァを特撮で観ているような気持ちにさせられる。
巨大すぎる敵に対してのまるで歯が立たない圧倒的な力の差、人の無力さ、そして諦めと沈黙と足掻く様…
限られた上映時間の中で語り尽くすのではなく、余白によって鑑賞者の枯渇感と想像力を刺激する点でやはり庵野作品だなと思った。
少しずつトレーニングするように人が強大な敵に闘う術を身につけるというよりも、強大な力を持つ存在に問題を丸投げしてしまう辺りなど現代の皮肉を込めた風刺のようでもあった。
個人的な考察としてカラータイマーがない代わりに体表の赤いラインが緑に変わる表現などは血と自然への回帰(死)だろうか。
最初の登場シーンで赤いラインがないのは人とまだ同化し終えていなかったからか。
カラータイマーがない点はシン・ウルトラマンの大きな特徴でもあるが、どうも弱点や3分という時間制限など我々の既知のウルトラマンへの思い込みでもあるように思える。
勝手ながらシン・ウルトラマンの弱点は「人」を理解したいと望んだ種への渇望や衝動のように思えた。
光の国(ウルトラの星?)は死後の世界で既に光となって散ってしまったのだろうか。
ゾフィーとの森での会話も、人類や地球が滅んでもどうということはないと言われたのに対して反目するウルトラマンや傷ついて横たわるウルトラマンとゾフィーの異空間での会話から語られている言葉通りではない意味を重ねて語られているように思えた。
光の国や異星人の傲慢さは何処か人の他の動物へのそれと似ているし、上位存在やマルチバース、他にも地球を狙う異星人がいる事などの伏線も散りばめられ色々と想像を膨らませてくれて楽しめました。
ゾフィーとウルトラマン、ニセウルトラマンの違いがほぼない点などは異星人の違いなど人は見かけからは分からないという事だろうか。
【追記】ゾフィーがゾーフィと呼ばれ、ゼットンを放ち人類どころか太陽系さえも滅ぼしてしまう元ネタは「宇宙人ゾーフィ」による混同された事から着想されたものらしい。
「それ、クボタがやる!」とは言わなかったのでホッとしました
しかしこれ、初代マンの話を知らない人が観て面白いんでしょうか。我々はやりたい放題やなぁとニヤニヤしてましたけども。
まさかのまどかマギカオマージュとかオマケがてんこ盛りなので何回でも楽しめる作品。正直エンドロールを眺めるだけでも入場料払う価値あると思います。
最高傑作・・・私の好きな言葉です。
ウルトラマンシリーズはメビウスをリアルタイムで追っていた世代。
昭和のウルトラ六兄弟は空想科学読本とかでどんなお話があったかはそれなりに知ってる程度。
庵野監督の実写はシン・ゴジラを見て大興奮していた。
まず、単純にテンションがむちゃくちゃ上がる。
テーマがしっかりとあった上で特撮特有の謎科学や戦闘シーンの描写でアドレナリンが出まくり。
中毒性があって何回もリピートしたくなる。
今作は兎にも角にも怪獣の人選が良い。
ウルトラマン好きだとレッドキング、ジャミラ、バルタン星人辺りも出したい筈だろうにそこをグッと堪えてテーマを伝えるのに必要な五体の怪獣に搾ったのは最良の選択。
即ち、
ネロンガ(禍特対、ウルトラマンの紹介)
ガボラ(スペシウム光線で倒すと人に害が及ぶ為ウルトラマンがどういう選択をするのか)
ザラブ星人(仲間によってウルトラマンが救われ、仲間の必要性を感じる)
メフィラス星人(超科学技術に対する人間の愚かさ)
ゼットン(人間とウルトラマンの共闘、絶望と希望)
こうして観ると現在の人間とはどんな生物かをテーマにしているのではないかと感じた。
外星人から見た人間の愚かで下劣な部分と協力して創意工夫をする長所。
これらが非常に良く纏まっている。
まず冒頭ウルトラマンのあのタイトルバックが出て、その時点でワクワクが止まらない。
そして、そのあと現在までの簡単なあらすじがいくつかの映像と字幕で表現される。
多少強引ながら時間をかけずに我々観客を特撮の世界に引きずり込むには最良の手だと思う。
そしてネロンガ出現。
ここでその世界の日本が禍威獣に対してどんな対策をとっているかが端的に説明される。
さらにその時の会話で禍特対の中で誰がどんな役割を担っているかが明示される。
更に更にこのネロンガの特徴を推定してそれに対する対策を講じるまでの会話も庵野秀明節全開でシン・ゴジラ好きとしてはかなり楽しい。
もちろんウルトラマンをある程度知ってる人ならネロンガがどんな怪獣かを知っているわけだが、その特徴をこうやって導き出すのかと楽しかった。
更に現代技術を持ってすればネロンガの透明も型なしだというのも面白かった。
そして現代兵器ではネロンガに太刀打ち出来ないことが明らかになったところでいよいよウルトラマンの登場だ。
この時カラーリングが我々の知ってるウルトラマンと違って銀一色なのに少し違和感を覚える。
が、到着して比較的すぐ放たれるスペシウム光線。
この時の光線の分析もプラズマ化とかウルトラマンの小ネタが随所に入っていて楽しい。
そして浅見の登場によってバディや仲間という単語が既にウルトラマンと同化して神永に提示される。
というかウルトラマンが神永に化けてる様にも思えて同化していると感じられる表現が少なかったのは少し残念か。
そしてガボラ戦。
ここできちんと現代兵器では太刀打ち出来ずもうどうにもできないというところにウルトラマンが登場する。
つまり人間が努力して努力してもなんとか出来ない時に救世主として現れるウルトラマンの基本スタンスが説明される。
そしてここでちょっとクスッとしたのが、滝が「これはあとしまつが大変だぞ〜」という台詞を言ったこと。
図らずも大怪獣のあとしまつを思い出して笑ってしまった。もちろん撮影時は件の映画の情報は入ってないだろうから偶然なんだろうが。
そしてザラブ星人編へ
まず津田健次郎さんの声の不気味さが良い。
後に出てくるメフィラスとはまた違った妖しさでなんならメフィラスより腹に一物ありそうな感じがたまらない。
メフィラスとの内面の差別化もうまく出来てるなと思う。
ただ他の話と比べると途中少し無理な展開もあった気がするがノリと勢いでどうにか見れた。
更にウルトラマンの空中戦が見れたのもよかった。
途中細かいなと思ったのはザラブが「なぜ最初に日本と条約を締結しようとしたのか」について「最初に降り立ったのが日本だった」と答えると浅見が「ウルトラマンがいるからでしょ」と言う。
その時にザラブに少し間があったこと。
図星を指されたから一旦黙ったのかと2回目にして気づいた。こういう新しい発見があるのも楽しい。
そして本命メフィラス星人編。
このメフィラス編でこの映画のクオリティが段違いに上がってると言っても過言では無い。
この話原作だとメフィラスが科特隊のアキコ隊員の弟に対して「地球をあげます」と言わせようとしていて多少強引で乱暴なところもある外星人だったのがその性格と計画が大幅に見直されてより紳士的に侵略・・・いや当人の言葉を借りるなら管理する計画が建てられていた。
これによってメフィラスの魅力度がグンと上がり反対に人間の醜さが浮かび上がるようになっていた。
なんならベータカプセルを持てるだけの知性と理性を人間が備わっていればもしかしたらウルトラマンも手を出さなかったかもしれないと思わせるだけの態度だった。
反対に人間は、巨大化した浅見の映像を多数ネットにアップしてメフィラスいわく「下劣」な行為をしたり、ベータカプセルを先に手に入れて少しでも他国より優位にたとうとしたり人間の愚かな本性丸出しである。
そして「〇〇〇〇、私の好きな(苦手な)言葉です」という名台詞を生み出したのは特撮史に残る快挙だと思う(少し大袈裟だろうか)。
もう完全にシンウルトラマンのメフィラスでアップデートされてこれ以降のウルトラシリーズでもこのキャラが踏襲されていくのではないかと思うくらい魅力的なキャラクターに仕上がっていた。
更に外見的なことで言うと肉弾戦を意識してか原作よりスマートになっていたのもカッコよかった。
そして!そして!!!
戦闘BGMがカッコ良すぎる!!!!!!
もうここから終始興奮しっぱなしですよ。
ウルトラマンと互角に渡り合うメフィラス。
ここの戦闘シーンが本当にカッコいい。
そのメフィラスが帰る理由を最終章に繋がるように少し変えてメフィラス編は終了となる。
そして最終章、ゼットン。
原作でまさかのウルトラマンを死に追いやるゼットンを光の国の最強兵器に変えた解釈には驚いた。
光の国も他の外星人と同じように、いや他の外星人以上に人間を危険視(知能とかではなくその圧倒的物量をだが)しているが故に滅ぼそうとしているのが原作の理想郷感とはまた違ってリアルな感じで良い。
そうすることによってウルトラマンが地球で人として過ごした中で感じた人間の魅力が解説されるのも上手い。
メフィラス編から少しずつあったウルトラマンがいれば俺らいらないじゃんという他力本願な考えが不穏な空気を醸し出し、ウルトラマンが敗北したときの絶望感というのはかなり凄まじかった。
ここで何も知らない人々が普通の生活を送っているシーンを挟むのがうまい。
人の幸せを見ることでこれからこの幸せが絶たれる未来を予想してしまって絶望感がマシマシになる。
そこからウルトラマンが撒いておいた希望の種を人間が育てて対ゼットン作戦を立案する様はそれまでの絶望感があっただけに最高のカタルシスがある。
人間とウルトラマンの共闘シーンはこのシンウルトラマンにおいてそれまで撒いておいた種が成長して実った瞬間だったと思う。
その後ウルトラマンの口から人間の魅力が語られ無事神永が地球に帰還しエンドロールへと行く。
全体的に後半は音楽が素晴らしく戦闘シーンのワクワク感が倍増されていた。
あとあのウルトラマンお決まりの変身カットが最後の最後に披露されたのも最高のおあずけで良かった。
また成田亨さんを尊重して廃止されたカラータイマーの代わりにウルトラマンの体色がその役割を果たしてるのが面白い。
更に神永と同一化する前は銀一色で同化してから赤色になるというのも芸が細かい。
さて、役者陣の演技であるがみなさん素晴らしかった。
禍特対の面々もそれぞれのキャラがよく立っていて上手いこと差別化され、更に難解な科学用語や軍事用語が多用されてるセリフの中にそれぞれのキャラの性格や心情を載せていたのは凄まじい
個人的には早見あかりさんの船縁さんが好き。
有岡大貴さんも解明できない謎を前に科学者として苦悩する姿をよく表現していて好印象。
西島秀俊さんも温厚でリーダーシップがある、いつもの西島さん全開で安定感がある。
長澤まさみさんも素晴らしかった。
そして何と言ってもメフィラス星人を演じた山本耕史さんである。
まさに怪演。
その紳士的なたたずまいの中に自然と胡散臭さを匂わせていてすごい。
短い出番で今作1番の印象を残していた。
竹野内豊さんが内閣側の人間として出演していたのもシンゴジラを思わせて興奮した。
シンゴジラではゴジラ等怪獣映画を自然災害として捉えてシミュレーション風にして新たな形の怪獣映画を提示して、
シンウルトラマンでは新解釈を交えつつも成田亨さんのデザインを採用するなど原点回帰の姿勢も提示して、
シン仮面ライダーではどんな映画を見せて貰えるのか、、楽しみで仕方ない。
【追記】
3回目を見てきた。
どうやら冒頭のダイジェストはウルトラQのオマージュだったそうだ。
最初に映画を見た後に行った庵野秀明展でも思ったが、庵野監督は本当に特撮が好きだったんだなと。
また3回も見てると冒頭からさりげなく台詞の中に伏線が張り巡らされてる事に気づく。
縁の下の力持ち。
私はウルトラマンシリーズではネクサスが好きだ。
20話の無知な光を背に戦うあのカットが特に大好きである。
私と同じくこのシーンが好きな人ならば、とても楽しめるように思う。
細やかな点が気になったりはしたが、私としては概ね賛の評価だ。
終盤には違和感、惜しい
禍威獣という表現にもちょっと抵抗ありましたが、そんなことは些細に思えるくらい展開が面白かったです。・・・が、メフィラスが姿を現して格闘するところで、ひょろ長体形だなぁ・・・例のアニメっぽいぞ…。ゼットン展開はゾクゾクしたけど、それに向かってウルトラマンが挑むところのBGMが、混声?コーラスの音楽、あ~また例のアニメ感が…。ザラブ、メフィラス登場でSFとしても面白い展開で非常に良かったのですが、終盤はウルトラマン色に例のアニメ色が混ざってしまった感がありました。最後まで純粋にウルトラマンを貫いてほしかったなぁ。
前半のセリフ、どれも情報量が多く長いのに流れるようにしゃべってる! 皆さん覚えて噛まずに演じるのは大変だっただろうなぁと思いました。
バルタンが登場しなかったのはちょっと意外。バルタンでなくザラブ、良い意味の裏切りという気もします。
あと、マイティ号、エンタープライズ号の模型が気になって仕方なかったです!
期待値高すぎたかな??
単純に怪獣を相手にしたウルトラマンの活躍を観たくなって行った。
映像や音響技術も高くなった今、さぞ迫力あるのだろうと勝手に思い込みIMAXシアターを選んでね。
う〜ん IMAXチョイスは失敗だった。フツーで十分だった…というかTVでもいいやって思ってしまった。
この映画のカメラワークは好みでは無い。やたらとドドドアップも多いし、ソレが狙いなのだろうけどヘンなアングルも多かった。怪獣(禍威獣だっけ?)とウルトラマンの闘いも 全く期待ハズレ。
スーツ姿の科特隊(じゃない禍特対だったか)が 何やら小難しい専門用語羅列のセリフをまくしたてワチャワチャしてるだけ。
役者さんたちセリフ言うの精一杯で演技は二の次って感じがする場面多くて 上っ面だけに思えたし(ソレも狙った演出なのか??)…セリフは早口なので全然入ってこなかったなあ。
シンプルにウルトラマンと怪獣の映画観たかったんだけど。もう眠気まで襲ってくる始末。
終始ツッコミどころ満載で苦笑。
この作品は特に一部ファン向けって訳でもないんだよね???あれだけあちこちでウルトラマン知らない人でも みんな観にきてねって宣伝しているし。
監督や脚本家をリスペクトしてるファンや ウルトラマンマニアにはウケるのだろうか。
でも、特に何の思い入れも無く観たっていう人たちも感動した!とか、すごく良かった!っていう評価してるみたいだったからなあ…う〜ん人の好みや感想はあてにならないと改めて感じた次第です。
もともと国内映画は ほぼ観ない派なんだけど、それにしても これほど時間無駄にしちゃったかもって思わされた映画は久しぶりだなあ。
シュワッチ!聞きたかった〜
もっと怪獣や大迫力の闘いも観たかった〜
まあソレを期待していた自分とは全く違う方向性の映画だったということですね。
ウルトラマンは美しかったです。
新解釈、令和のウルトラマン!
昭和の怪獣たちが禍威獣(カイジュウ)となり日常に現れる日本。
突如、ヌラリと現れたウルトラマンは、昭和時代にテレビで観たヒーローとは異なる、宇宙人のような超越した人間、神のような‥、美しく不気味な存在。
ウルトラマンといえば、小さい頃にテレビで普通に楽しんでいた。マニアとは違う私でも、音楽は聞き覚えがあり小さいころにタイムスリップしたような懐かしさも。全くの新解釈に高揚、興奮しました。
斉藤工のどこか人間離れした雰囲気もピッタリ。
ウルトラマンになると何故かひょろっとしちゃうのもなんとも言えない。
長澤まさみはとんでもないことに巻き込まれるのも面白い。
奥深く知的な和の映画。
ロマン、切なさ。
特撮とCGの塩梅は日本ならでは。
庵野さん独自のセンスも加わり最高でした。
つい先日みたドクターストレンジも良かったけど
感動の方向にお国柄が出ますね。
同時期にどちらも観れて良かった!
星5です。
日本の指揮でハリウッドにCG作ってもらったら、すごーく面白そう。
オマージュ&庵野プラス
特撮特有のカメラアングル、動かし方や色味など、初代作品のオマージュ的要素が盛り沢山で、且つ庵野さんの過去作品のオマージュ(トップをねらえ、エヴァ、etc)となっていると感じた映像でした。
いまの20代や、子供とか観てどう感じるのかな!?
ザブラ星人までは引き込まれた!!
光の星の使い・???が地球を“廃棄”するため始動させた天体制圧用最終兵器として
ゼットンを登場させるのは、どうもね。ゾーフィにぶつぶつがないものね。残念。
初代のウルトラマンの最後を知っているおじさんとしては、庵野秀明監督は、あえてそう来たかと思わせたけど。若い人が結構多かったのでわからないかな…。
カラータイマーがないのにも違和感あり。まさみちゃんの???からはストーリーが雑。
ただ、ザブラ星人までは引き込まれた。ウルトラマンもカッコよかった。昔のBGMもあったし。
今度は、シン仮面ライダーとか。
ウルトラマンは美しい
シン・ゴジラのように「もし現実の日本で起こったら、国家・社会はどう対応するか」というシュミレーションドラマとして観た。人間の知恵と技術で「禍威獣」を倒すイントロは良かったが、本編に入って、「禍特対」のメンバーが実写で現れてから、基本的にセリフでの説明だけで、アクションがないので、臨場感や切迫感が感じられなかった。「禍特対」の事務所もしょぼいし。メンバーが何かと現場に居合わせるのも、ご都合主義だし。
ウルトラマンにカラータイマーがないのが話題になっているが、作中で長澤まさみがふと漏らすように、とにかくウルトラマンの立ち姿が美しい。エネルギーの消耗具合を、ラインの色が変わることで表すのもうまい。
全体として、ウルトラマンが現れ、去るまでの物語を、初代ウルトラマンのエピソードを取り込みつつ、うまくまとめていた。それにしても、斎藤工がウルトラマンと合体するシーンは、ちゃんと描いてほしかったな。そこをごまかしていたのが致命的。
役者陣では、山本耕史が慇懃無礼さと滑舌の良さで出色。長澤まさみは、今あの役にハマるのは彼女だけという感じ。斎藤工は、どうしてこの役をやっているのか、自分自身で理解できていないような感じ。
ドラマ部分での極端なカメラアングルは、あまり効果を上げているようにも見えなかった。
庵野監督は
自分の大好きな「特撮」を予算ふんだんに
つけてもらって好きに作らせてもらってそら楽しいでしょう
オリジナルの要素を駆け足感は否めないものの
2時間強のシナリオに起こしたなあと感心はしたけれど
客の自分にとっては可も不可もなく、、、
シン・ゴジラのテイストの既視感もあいまって
次のシン・仮面ライダーは映画館じゃなくていいかなあ
美しいウルトラマン
幼児の頃に怪獣に相対するウルトラマンに頑張ってと声をかけていた私もおばあちゃん世代。悪くはない。というかウルトラマンって美しいモノだったのね。銀と赤の流線形。そしてあり得ないほどの圧巻の巨人。実際見たらビックリする。ウルトラマンは正義の味方ではなかったという辺りは今時解釈。トランスフォーマーのパクり?のような最終兵器やインド人、中国人の科学者、エンジニアが出て来なくても解決できた安易なラストにう~ん?。☆は3+αです。いっそのこと長澤まさみさんにウルトラマンを演じて欲しかった。(ウルトラの母ではなくて)
どこかでパロディ感が抜けきれないのはカメラワークのせいのような演出...
どこかでパロディ感が抜けきれないのはカメラワークのせいのような演出のような。楽しめる作品なのは確かでも突き抜けたものはなかった。
生々しさが良かった
現代版に置き換えなお行き過ぎない見せ方が素敵でした。
ウルトラマンとカイジュウの戦闘シーンの動きの生々しさが本当良い。ウルトラマン役の斉藤工さんが、人間と異星人の中間生物であるところの表情の作り方が抜群でした。
あと山本耕作さんも素晴らしかった。
一般受けする作品ではない
監督と脚本が樋口真嗣、庵野秀明の「シン・ゴジラ」と同じようなコンセプトで当時の作品の世界観や設定はうまく生かして時代背景などを現代にしたりしてうまくブラッシュアップさせてる作品って感じ。製作者側のウルトラマン愛やリスペクト、ウルトラマンが好きなんだなぁ。っていうのが観ている方にも伝わってくる。面白かったがCGを多用しすぎていて戦闘シーンがなんか薄っぺらい…とか全体的に駆け足で進むストーリーはウルトラマンのダイジェストを観ているようだ…とか不満点も多い。あとウルトラマン知らない人にも楽しめる!とか一般向けみたいな評価や宣伝されてるけど、少なくともメフィラス星人、ゼットン、ウルトラマンゾフィーの立ち位置を知らないと何のことか分からないストーリーになるだろうし全く一般向けではなく、一般受けする作品ではないと思う(シン・ゴジラも一般受けする作品ではない)
シン・ゴジラ×エヴァンゲリオンで最高タクミ!
面白かった!ってか、凄かった。
たった2時の間に、これだけてんこ盛りの内容を詰め込んで、更に、楽しいエンターテイメントに仕上げているんだから、恐れ入る。
しかも、現代風にアップデートされていて、政治やら、軍事作戦やら、人類の尊重や共存やら、小難しい話がてんこ盛りで、とても知的な作品を観たような気分になる(笑)
特撮技術が多用されているようで、バトルシーンはなかなかのモノ。原作のウルトラマンにオマージュしているのか、カメラを動かしたり、アップにしたりする事で省略する手法が取られており、ウルトラマン映画らしさも満点!
個人的に良いと感じたのは、作品の半分ぐらいある会話劇。シン・ゴジラほどではないけど、政治や体制などで日本が翻弄される姿が描かれており、国家としての弱さを露呈している。皮肉が効いていてとても好き
やっぱり、庵野監督作品は面白いなぁ〜。
でも、子供には難しい作品かな〜。
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