「実写版で劣化版のエヴァ」シン・ウルトラマン ambrosiusさんの映画レビュー(感想・評価)
実写版で劣化版のエヴァ
要するにウルトラマンの世界を借りた低予算の実写版エヴァに見えました。
制作陣はウルトラマンが好きなんでしょうね、それは伝わります。
でも、過剰すぎるエヴァ臭。オッサン臭い女性、格言、四字熟語の連発、絶望した人物への謎の上から目線ポジティブアドバイス、変なエロ要素、中ボス・ラスボスの使徒感などなど……。
せめてCGが豪華とか、セットの見応えがあるとかがあれば救われたかも知れないのですが。観ていて何だか恥ずかしくなりました。役者はどんな気持でこれを演じてたんだろう?と。
突然画質が粗くなるのも意味不明。役者同士がスマホで撮影し合っていたそうですが、何の役に立っているのか。そこで気分を削がれるので、映画に全く入り込めず。
メフィラスだけは楽しめました。あれは最高。この映画、山本耕史さんに救われたのではないかと思います。
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