「われらは科学特捜隊」シン・ウルトラマン Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
われらは科学特捜隊
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ウルトラマンっぽい話しだったよ。
科学特捜隊を禍威獣特設対策室専従班にして禍特対としてたけど、普通に科学特捜隊で良かった気がするな。
地球より優れた文明を持った宇宙人がやってきて、地球人に色々やろうとするよね。
それを「人間は良い奴らだ」みたいに思ったウルトラマンが食い止めてくれるっていう。
原作でも、光の国の人たちは地球を見下してる感あるんだよね。
初代ウルトラマンでバルタン星人が『我々は地球に移住する』って言ったときに、ウルトラマンが『地球人と平和的に共存するなら認めよう』って答えるんだけど、M78星雲から来た奴が勝手に地球代表として答えてんだよって感じがあったの。
その辺の、進んだ文明を持った宇宙人が、まだ劣っている地球人をどう扱うかで意見が分かれたりするところが面白かった。
科特隊を描くところでは、官僚組織の裏側も描いてリアル感出そうとしてたね。
それもあって、スペシウム光線はなんなのか、物理的・科学的に出すことはできるのかって分析もやってる。
でもここはなくても良かったかな。
ゴジラは元から現実に即した対策を打ってるけど、ウルトラマンは少し荒唐無稽だしね。そのまま押し通しても良かった気がする。
ゼットン出てくると寂しいね。「こいつには負けちゃうんだよ」って。
太陽系を滅ぼす最終兵器ってことになってたけど、ゼットンってZから来てるんだっけ。それなら最終兵器でいいね。
色々あっても全体としては、M78星雲からやってきた正義の味方が地球を守ってくれるっていう話で、観てて面白かったよ。
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